さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「おのおの方、誰ひとり新型コロナに冒されてはなりませぬ! 敵は弱虫、がんと同じで逃げたら嵩にかかるゆえ」

2021年01月24日 23時00分01秒 | さくら的非日常の日々
1月24日(日)  雨

昨夜は日付の変わるころ、美和子さんには客間で休んでいただき、さくらは居間でメールと留守電着信の処理を終えてからブログ更新をし、午前2時に就寝。

ふたり午前8時半に起床。 具だくさんのお雑煮で朝食を。

氷雨の中を、午前10時の急行で大阪に向かう。
名張駅で、ニシカワ君と合流。 一路道頓堀のくれおーるを目指す。

関西有数の商店街・道頓堀の人波の少なさに、心が痛む。
                
午後1時からくれおーるで「1月度 金つなぎ がん・なんでも相談会」の開催だ。
新型コロナ禍で、例月の第二大阪警察病院の会議室が借りられず、先月まではがんこ寿司の和室をお借りして、開催してきた。
コロナ自粛下で敢えて開催する真意は、【新型コロナには、負けない!】という、金つなぎの強い意思の表れでもある。

くれおーる道頓堀店は、人影まばらな通りからは想像できない、賑わいようであったけれど、そのほとんどがお若いカップル。
「どうぞ、不健康な体の新型コロナ媒体者がいらっしゃいませんように!」と強く願う。

席に着いたらすぐに小鉢が供され、「あ、菊芋のきんぴら!」
くれおーる河西芙子会長が、1月上旬に「祈りの電飾」を見に遠路さくら宅に来られた折に、「食は命の養い」と言って菊芋を差し上げたら、今日、きんぴらにして供してくださった次第で、この面倒な調理もプロの技で、品よくはんなりとしたきんぴらに仕上がっている。

企業TOPのきめ細やかな誠実な応対に、金つなぎの全員が感じ入った。

帰宅途中にタカミさんからメールが入り、「菊芋のきんぴら美味しかったです!! シャキシャキした食感と味付けも真似てみたいです!!」とあった。
同感であった。
                      ◆
さて、冒頭に掲出した写真の場所は、心斎橋・長崎堂。 このお店の名物、スミスさんのオルゴールの生演奏中である。

くれおーるのランチ付き相談会は、このご時世とあって「リモートワークによるウォーキングセミナーの開催について」などを話し合い、午後3時に散会。 その後、美和子さんと平井理事、市田理事、玉置さんの4人で長崎堂の静かな喫茶コーナーで、1ペニーが奏でるそのかみの王侯貴族が楽しまれた音色を、私たちも我がものにしている、得難い「非日常」♪

免疫力の上がる音を、確かに聞いた。

スミスさんのオルゴールについては、勝手に氣に入ってしつこく原稿にしてきたので、中の一編(昨年6月12日付け)を勝手にご紹介しますね。

♪ 雨の心斎橋に、 凛と佇む長崎堂にスミスさんのオルゴールを聴きに行く
20/06/12 21:11

6月12日(金)  曇

昨日は、中津から大阪駅まで雨の中を歩き、地下鉄御堂筋線で心斎橋に出て、カステラの長崎堂にスミスさんのオルゴールを聴きに行った。

久しぶりに 【 看板娘 】 の美江子ママにお会いできるかといそいそ立ち寄ったのに、新型コロナ禍のいま、「無用の外出を控えております。 元気です」と、よく訓練されたスタッフさんが。

荒木美江子さん♪
さくらが大好きな、現代女性。
この店のカステラやボンボンを好んでおられた作家の田辺聖子さんが、小説『苺をつぶしながら』(講談社刊)に『風情のいいマダム』と評された、おきゃんで小粋で、可愛らしいひと。

深く濃いほうじ茶で復元カステラをいただきながら、オルゴールの豊饒な生演奏に聴き入る雨の午後の、何たる馥郁!

このオルゴールを購入なされる折の心の内を覗き見させていただいた夜や、ご一緒に根尾の薄墨桜を訪ねた旅、松下電機・谷井昭雄社長、アサヒビール・樋口廣太郎社長、関西経済連合会・宇野收会長(いずれも肩書は当時)のドキュメンタリー 『 風のように炎のように~時代を創ったMrたち 』(船場経済倶楽部出版部刊)の大部のゲラを、お店の2階でコピーさせていただき、その足で義父の介護のため松阪に向かった夜、余命半年を覚悟したさくらのもとに、夫君の一郎・元社長、現名誉顧問と遠路名張までお訪ねくださった、感激の日。 せめてものお礼の気持ちを伝えたく、スケジュール手帳の1頁を破いて、走り書きのメモにしてご夫妻に、と託した。

美しく複雑な音色に聴き入りながら、有難い思い出の数々が脳裏を駆け巡り、心の涙壺に涙があふれた。

素敵な美江子ママのお姿が、下記のブログに残っている。
宜しければ、是非!
https://blog.goo.ne.jp/minna-yokunaru5529/e/3f6b250af4c37c3f2c5b1431a2b2d149
                            
雨の大阪で、体が冷えたかしらと案じてエアコンと灯油ストーブで居間を暖めてパソコンに向かっていたら、不意に額から背中から汗が噴き出した。

「まさか、急な熱発? 新型コロナ?」 
確信犯的に出歩くさくらには、この不安は常に付きまとう。
だから、アルコール清拭綿を持ち歩き、うがい・手洗いを欠かさず、二重マスクを着用し、エレベーターボタンも素手では押さない。

「それでも、来たか!」
早速、体温を計ったら二度とも平熱である。

安心するとともに、金つなぎの病友全員に向け、次のフレーズを心の中で発信した。
「おのおの方、誰ひとり新型コロナに冒されてはなりませぬ! 敵は弱虫、がんと同じで逃げたら嵩にかかって追いかけて来ますゆえ!!」

さくら@明日からも重装備で新型コロナに対峙!!!



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