6月5日(火)
朝のうち桑野さん、清野氏からTELあり。 7月に庭でバーベキューしよう、って…。
こうして私の予定表は、次々埋まっていく。
今日は酒販コンサルテーション・KLCの木村周二代表とのミーティングで、午後1時すぎに京都入りし、同3時から5時まで…。
木村氏は、京都熊野街道沿いに27坪程度の店舗をまかされた10数年前、斜陽産業と言われた酒米販売で年間25億円を売上げ、教えを受けにきた同業者たちに、「知っていることは何でも教えます」 と、自らが蓄えたノウハウを惜しげもなく教え与え、その延長線上に酒販指導業 「キムラ・リカー・コンサルテーション(KLC)」 を立ち上げ、酒販流通基盤の整備に乗り出した ”伝説の経営者” で、このジャンルでは日本初の原初的なコンサルタントと言っていい。
「翌日配送システム」、「経費をかけずに店売り強化」 など、彼が掲げる独特の販売哲学は今も色褪せることなく、酒販現場におけるある種、動物的ともいえる ”勘ピューター” と、教えを乞う同業者に対する徹底的な優しさとともに、彼の生き残り・勝ち抜きを支え続けている。
新聞社時代からの友人、羽ちゃんこと羽田雅子嬢に誘われて、5年前からKLCの広報室顧問として関わってきた私は、木村さんのこの、軸足のブレない潔い姿勢が好きである。
本部と称する伏見区の、お世辞にも立派と言えない、”経費をかけない” 社屋の2階にある社長室の専用の椅子は、古びていて少しガタがきている。
「新しいのに買い替えはったら、どうですか…」 と勧めたら、「この椅子ねぇ…、独立する折に前の会社を辞めてボクについてきてくれた、8人の部下がおカネを出し合ってプレゼントしてくれた…」、苦楽の日々を共にした ”部下たちとの絆” が捨てられません!
断然、思いのこもる社長の椅子なのだった。
とにもかくにも京都には、馥郁の酒の薫りがする…
ようこそ、さくらの部屋へ…
木村さんはいま、新たなチェーン組織の基盤整備に一生懸命走り回っておられます。
あなたは、ぷちショップのオーナーさんでしょうか?
7月3日、ぜひぜひ、京都においでくださいませ。
お目もじを楽しみに!!!