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大病を病む者にとって、日々の暮らしに影を落とす「死」。
そうして、いつか必ず、誰にも平等に訪れる「死」。
なのにひとは、日ごろそれを実感することもなく、永遠の生命を生きているかのように錯覚をしているものらしい。
健常なひとたちとはほとんど話題に上がらない「死」について、金つなぎの会は、これまで可能な限り、語り合ってきた。
私たちにとって「死」は、そんなにも近い現実である。
近いことが、また恐怖と不安を増幅させる。
だから!
金つなぎは、「死」について明るく前向きに語り合う。
金つなぎの死の象徴は、【桜花と蛍光】だ。
散らなくても良い時節には、時ならぬ春嵐にも決して散ることなく、散る時節には風も無いのに、はらはらと散っていく桜花。
私たちに、【生者安寧の理(ことわり)】を教えてくれる、ありがたい日本の花である。
一方、はかなくも力づよくまたたく蛍の光は、まさしく【逝者鎮魂の象徴】である。
うきさとむらに代えて選んだ大内山の静かなホテルは居心地抜群。 夕食の松阪牛のすきやき、鮎の塩焼きなども美味満足~♪
圧巻は、午後7時半にホテルのマイクロバスで出かけた山中の蛍狩りだった。
「金つなぎの蛍狩りは、大雨の中を出発しても、いつも、見事に晴れて蛍に会えて満足してきたの。 過去5回とも、一度だって蛍に会えなかったときはなかったわ!」
逝かれた仲間は、きっと、必ず、会いに来てくれる!
さくら、今回も胸を張る。
「ほら、やっぱり来てくれたよ!」
あぁ、私の席の窓に黄金色の光が張り付いて、ぴっかぴか、ぴか、光り続ける。
もういないはずの源氏蛍が、漆黒の闇を縫うように光りつつ飛んでいる。
運転手さんにバスのライトを点滅させてもらって、蛍を呼ぶ。
「来たぁ!」、「あ、こっちにも♪」
全員が外に出て、蛍を呼んで差し出す手に、ふうわり蛍が舞い降りる。
わぉっ。
「もう、平家蛍も源氏蛍も終わりました」と聞いていた蛍が、やっぱり、ねっ。
来てくれたでしょう!
凄いでしょう?
金つなぎ!!!
また少し山道を進んだ杉林の下草の中に、今度はちょうどLEDの青色電飾を散り敷いたような見事な光が!!!
「姫蛍ですよ♪」
生まれて初めて見た、感動の瞬間。
姫蛍は陸棲の蛍で、飛べない蛍だそうだ。
光を嫌って、ライトを点けると静まってしまうという。
人声には反応するらしく、興奮して声高に話す私たちのところに、すーい、すーい、と移動してくるのだ。
飛ぶのではなく、青い光が叢を渡って集まってくる!
姫蛍こそは、金つなぎの象徴。 かの、熊野大花火で打ち上げた「ほたるの光」そのもの、逝友の魂の鮮やかな輝きだ。
見事な【地上の星】に、一同感激さめやらず。
ホテルに帰って再びの温浴後、あずきさんお手製のシフォンケーキと梅酒で盛り上がる。
ニノちゃんの、藍染め手づくり袋もひっぱりだこ。
誰かのために何かの出来る幸せ♪
ありがたいなぁ。
そうして、いつか必ず、誰にも平等に訪れる「死」。
なのにひとは、日ごろそれを実感することもなく、永遠の生命を生きているかのように錯覚をしているものらしい。
健常なひとたちとはほとんど話題に上がらない「死」について、金つなぎの会は、これまで可能な限り、語り合ってきた。
私たちにとって「死」は、そんなにも近い現実である。
近いことが、また恐怖と不安を増幅させる。
だから!
金つなぎは、「死」について明るく前向きに語り合う。
金つなぎの死の象徴は、【桜花と蛍光】だ。
散らなくても良い時節には、時ならぬ春嵐にも決して散ることなく、散る時節には風も無いのに、はらはらと散っていく桜花。
私たちに、【生者安寧の理(ことわり)】を教えてくれる、ありがたい日本の花である。
一方、はかなくも力づよくまたたく蛍の光は、まさしく【逝者鎮魂の象徴】である。
うきさとむらに代えて選んだ大内山の静かなホテルは居心地抜群。 夕食の松阪牛のすきやき、鮎の塩焼きなども美味満足~♪
圧巻は、午後7時半にホテルのマイクロバスで出かけた山中の蛍狩りだった。
「金つなぎの蛍狩りは、大雨の中を出発しても、いつも、見事に晴れて蛍に会えて満足してきたの。 過去5回とも、一度だって蛍に会えなかったときはなかったわ!」
逝かれた仲間は、きっと、必ず、会いに来てくれる!
さくら、今回も胸を張る。
「ほら、やっぱり来てくれたよ!」
あぁ、私の席の窓に黄金色の光が張り付いて、ぴっかぴか、ぴか、光り続ける。
もういないはずの源氏蛍が、漆黒の闇を縫うように光りつつ飛んでいる。
運転手さんにバスのライトを点滅させてもらって、蛍を呼ぶ。
「来たぁ!」、「あ、こっちにも♪」
全員が外に出て、蛍を呼んで差し出す手に、ふうわり蛍が舞い降りる。
わぉっ。
「もう、平家蛍も源氏蛍も終わりました」と聞いていた蛍が、やっぱり、ねっ。
来てくれたでしょう!
凄いでしょう?
金つなぎ!!!
また少し山道を進んだ杉林の下草の中に、今度はちょうどLEDの青色電飾を散り敷いたような見事な光が!!!
「姫蛍ですよ♪」
生まれて初めて見た、感動の瞬間。
姫蛍は陸棲の蛍で、飛べない蛍だそうだ。
光を嫌って、ライトを点けると静まってしまうという。
人声には反応するらしく、興奮して声高に話す私たちのところに、すーい、すーい、と移動してくるのだ。
飛ぶのではなく、青い光が叢を渡って集まってくる!
姫蛍こそは、金つなぎの象徴。 かの、熊野大花火で打ち上げた「ほたるの光」そのもの、逝友の魂の鮮やかな輝きだ。
見事な【地上の星】に、一同感激さめやらず。
ホテルに帰って再びの温浴後、あずきさんお手製のシフォンケーキと梅酒で盛り上がる。
ニノちゃんの、藍染め手づくり袋もひっぱりだこ。
誰かのために何かの出来る幸せ♪
ありがたいなぁ。
大内山の姫蛍、まるでクリスマス・イルミネーションのようで、力づよく美しく、ほんとうに感動しました。
「来年も皆で来ようね♪」と申し合わせたほどでした。
ご一緒に見に行きたいですね。
Netで調べて、いきたくなりました。
皆さまは、来年も行かれるのですね?
私もご一緒させてくださませ。
大内山の蛍の感動は、言葉に尽くせません。
いないはずの源氏蛍が群れて飛び、青く光る姫蛍の幽玄の情景は、ほんとうに凄かったです。
来年も皆で行く、と決めました。
ぜひ、ご一緒しましょうね。