12月19日(土) 晴
歳を重ねるにつれて、毎日が「あっ」と言う間に過ぎていく。(ように思う)
いや、実際、若いころの5倍速で過ぎていく。
だから、もう、師走の19日!
午後1時から4時まで、市の勤労者福祉会館の小会議室で、「名張市がん・難病相談」を開く。
電話相談が4件。 うち3件は何も言われずに切ってしまわれた。
残りの1件は、「相談したいんです」とは言うものの、電話番号などが残されていないので、返信のしようがない。
午後2時、72歳の男性が来所。 理路整然とご自分のがん履歴などを話された。
言葉が不自由とのことで筆談での会話になったが、意思を文字にして伝えることで、言いたいことが整理され、要領よく簡潔にまとめられる。
「お言葉が不自由な分、頭が働いて思うことが要領よく伝えられて、よろしいね」、「あはは、だから【がん】にはなってもボケにはならない!」
男性の明るさが、がんを弾き飛ばすように思われた。
長孫の誕生日で、息子宅に行く。
「あら、ま。 地味なケーキやねぇ。 でも、なかなかおいしそう♪」、「これ、Hちゃんが作ったんです」
祝われる姉が、手づくりタルトで祝ってくれる妹を嬉しそうに褒めた。
お世辞抜きに美味しくフルーティなタルトであった。
いつものように、キルティングの袋にみるくを入れて、行く。
今夜はなんだかご機嫌斜めで、息子がそばを通っただけで、「シャー!」と威嚇する。
「普段、鳴かないのに怒るときだけはシャーって」、「鳴かない猫。 だから、ネズミに舐められるんだよね」
みるくの機嫌が、いっそう悪くなった。
深夜に気になっていた花苗を植え替えた。
『心病む 病友(とも)と選びし花苗を 快癒願いつ 深夜に植ゆる』
季節外れのカランコエと日本桜草。
厳しい冬を、果たして越えられるか。
いつも温かい励ましを、ありがとうございます。
今日のあなたのブログを拝読して、わたしも同じ思いでおります。
健常な日々と病む日常とは、紙一重。
いずれも、受け入れて、受け止めて、立ち向かう。
これに尽きると思います。
ありがとうございます。
今年もあっという間に残すところほんの僅か・・
私も日々の時間を同じように感じて、今日の記事を
書きました。
病気の方と話す機会は少ないですが、病気に負け
ない・・と強い意志を持っていらっしゃる方の
言葉は大きく響くものですね。
健康に慣れ過ぎてそのありがたさを忘れがちに
ならないよう私たちも感謝して日々を過ごしたい
と思っています。