9月27日(金) 晴
昨日、「緊急入院です」と整形外科のDr.に言っていただいたものの、家の片付けや郵便物、新聞の取り込み、何より1日に100通余り届くメールの処理など、しなければならないこと山積で、「一度自宅に帰らせてくださいませ」「緊急入院って言うてるのに?」。整形外科のDr.とやり取りしていたら、糖尿病の主治医が、風を巻いて入って来られた。
「3時間帰らせてほしい? そんなわがままはダメですよ。 今日このまま入院するか、明日の10時に入院するか、選んでください!」
あのね、この入院はあなたにとって良いチャンスなんですよ。この機会にインスリンと薬の量を見直しましょう。
患者の身になって厳しく治療に臨んでくださる池田Dr.の有無を言わせぬ氣迫と熱意に感じ入り、「はい。ついて行きます。ではでは、明日からよろしくお願いいたします」と言って帰宅したのであった。
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この病院の接遇は、ほんとうに宜しくて病む者に優しく手助けをしてくださる。
すべてを一人でこなしていた老女の暮らしが、一転3食お昼寝付きに変わり、少し戸惑う自分が居るほどである。
「個室が空いてないので大部屋になりますが?」、とのことで、4人部屋の窓側のベッドに落ち着いた。
傷の手当て中に理事長先生が覗いてくださって、「食事はどうですか?」と訊ねられた。
「院内はきれいだし、接遇は宜しいし、食事も美味しいし、最高ですぅ」と答え、地域医療の重鎮にしてがん医療にも造詣の深いDr.に、感謝の意を届けさせていただいた。
ママと三孫が、荷物を運んでくれて入院の詳細を聞いてくれている。
素材の無いさくら♪は、今夜のブログで読者の皆さまに1shotを、と思い「パシャ」と移したら孫にたしなめられた。
「断りなく写メ撮ったらダメですよぉ」
【負うた孫】に教えられ、「少し生き過ぎているかしら?」と自分に問いかける。
入院1日目は、午後7時から深夜11時半まで専用の電話室で、明日からのスケジュールのキャンセルの直メ・直電をかけ続けた。
何しろ踊りを2か所、コーラス、カラオケ、陶芸などの趣味に加え、歯科の予約、チャクラや整体などのキャンセルほか、已む無くお断りの連絡を入れなければならない約束が毎日有るのだから!
社会と関わって生きていられる有り難さに改めて感謝した。
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