さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪名張市立病院でMRI検査を受け、名張警察署に行く

2013年05月16日 23時24分55秒 | さくら的非日常の日々
5月16日(木) 晴

朝、タクシーで名張市立病院に行く。

今日は、首から背骨、腰骨に至るMRI検査を受け、主治医の園田先生に、「骨に問題はありません」と言っていただき、ひと山越えた感がある。

…でも、先生。
「去る2日の事故以来、右足の向こう脛がパンパンに腫れて熱を持ち、ずきんずきん痛んでいるんですよ」
「あー、これは血腫ですね。 破れた血液が溜まっているんです。 ひどい場合は、切ってから血膿を出して洗うこともします」
「では、私の場合も切開して溜まったものを取り除いていただけませんか? 早く治りたいんです!」

20年前、多重がんを病み、この後1年半に及ぶ抗がん治療が始まるという、まさにその時に、「先生。 これから始まる9クールの抗がん治療を、続け様に受けさせてください! どんなに辛くても頑張りますから!」、「やって上げてもいいけど、命の保証は出来ないよ!」と言われたこともあったっけ。

脛の傷の手当てをしながら、園田先生が軽やかにおっしゃった。
「治療に王道はありませんよ! 時間がくれば治るのですから、足を高くして寝る、安静にして疲れさせない、けれど適度な運動もすること…」などと教えていただき、とりわけ【治療に王道なし】の言葉が、心の腑に落ちた。

さしあたり今日から5日間、安静と適度な運動♪
心がけて、治って行こう!


         

さくらのがんを見つけてくれたふた昔前のMRI機器は3メートル程の長さで、頭の先から爪先まですっぽりと細い円筒型にはめ込まれて、閉所恐怖症のさくらは、最初、生きた心地がしなかった。

今は、少し背伸びをすれば(出来ないようになってはいるけれど)、頭が外に出られそうで、恐怖感が薄らぐ。

医学の進歩、医療機器の進化♪


      

MRIの部屋から整形外科外来に戻る途中、売店に立ち寄り、「去る7日にここで買い物をした折のお釣りが50円多かったので、お返しします」と、カウンターに硬貨を置いた。
「えっ。 感動します、感激です♪」
もらい過ぎのお釣りを、わざわざ返しに来る人は、居ないんですって。

そんなご時世なのね。
それでいいのか…、なぁ? 
 

      

午後1時半市立病院を後にする。
今日は勤務がお休みの雪ちゃんが、病院まで迎えに来てくださったので、「お昼、どこ行く?」、「あー、餃子の大将がいいですぅ」

足を下に降ろしたくないので、子ども用の椅子を借りて座る。
ここだけの話、さくらは案外、お尻が小さいんですよ♪

今日は「NTT西日本大阪病院のがん・なんでも相談」だけれど、今から言ってもとうてい間に合わないし、どうも、右足の治りが遅いので、大阪行きを諦め、節子理事、木野理事、平井理事ほかの金つなぎの病友にお任せすることにした。

嗚呼、没法子!<m(__)m>

      

食事の後雪ちゃんに、名張警察署に連れて行っていただき、買い物にも連れて行ってもらって、有難いなぁ!

ほんとうに、有難いなぁ!

夜は、なぜか食べたくなってハッシュ・ド・ビーフを作る。
早い話が、ハヤシライス♪
コクを出すのがさくら流!

久しぶりに、料理をしたような気がするよ。





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