7月14日(水) 曇
昨夜は、話に花が咲いて午前さま帰宅となり、それからパソコンを立ち上げて某社の秘書室から原稿依頼が入っているのを知った。
旧知の社長の業界誌への寄稿の依頼であった。
長いご厚誼をいただき、お人柄の裏表も存じ上げている中である。
業界情報の取材を重ねて納得のいく記事に仕上げ、氣が付いたら午前5時。
目覚ましを9時にセットして3時間余りを爆睡し、10時の電車で大阪に2件の予定を入れている。
けれども起きてみたら、後頭部の不快な鈍痛と頸椎にも強い痛みを感じ、FM千里の事務局とトミ工房のデザイナーさんにキャンセルのお詫びメールを送り、1時間ほどうたた寝をした。
体がそんな状態なのに、朝の血糖値は平常値を示し、【ひとりラジオ体操】に、気合いが入る。
あたた、首を振ったらズキンっ。
たとえ熱が出ていても、食をおろそかにはしない。
抗がん闘病で悟った【食は命の養い】のテーゼに倣って、今日のブランチは、ベーグル、牡蠣のオイル漬け、サラダ、キリチーズ、自家製スムージー。
例えばサラダは、冷凍した作り置きに新たに胡瓜の板摺りを1本加えるという乱暴な一品だけれど、美味しいし栄養価も期待できるし、何より安価で、さくら♪的には、「それが何か?」
親しい友人が1か月ほど前から食が進まず、「新型コロナのワクチン接種の副作用かしら?」と思っておられたと。
久しぶりにお会いして痩せておられるのに驚き、冷凍庫のバナナ、ゴーヤー、小松菜をミキサーに入れ、宅配牛乳1本を注いで、ミキサーごとバイクの前かごに入れてお届けした。
「バナナと牛乳は一日の必要エナジーを補い、ゴーヤーと小松菜はビタミン、ミネラル、フラボノイド満載です。吐氣があっても飲んでくださいませ。吐いた後にわずかでも栄養素が残りますから」
抗がん治療中に、1日54回もの嘔吐を繰り返しながら、吐いても吐いても食べて飲んだ。
「わずかに吐き残した栄養分が、私の体を修復してくれる」と信じて。
例えばバナナには『しあわせホルモン(セロトニン)』が多く含まれ、ストレスを回避し、心を落ち着かせ安眠を誘う。
熟してシュガースポット(皮の黒点)が出てきたバナナには、より強い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く働きがある、というのも有難い。
門扉の傍らに、珍しや、青い実をつけた西洋ヒイラギ(クリスマスホーリー)の植え込みが♪
クリスマスの頃に出回る赤い実の着く柊(ヒイラギ)は、モチノキ科の西洋ヒイラギで、節分に飾る柊は、日本に自生するモクセイ科の柊で、似て非なる花木である。
「この植え込みに赤い実が実るころには、きっと、必ず、元に戻っておられますよ」と念じて辞した。
不思議に、朝からの頭の芯の不快な鈍痛は消えてしまっている。
やはり、氣のせいだったのね。
忘れもしない先週の金曜日、猫のために二階の網戸を全開にして出掛けた間に、ゲリラ雨に吹き込まれ絨毯はもちろん6畳間の畳が2畳分ほどびしょ濡れになった。
あれから未だに絨毯をめくりあげたままにしている。
被災地の皆さまの日々を思うにつけ、何のこれしき!
皆さまが、一日も早く安らぎの日々に戻られますように‼
でも、やはりお体も心配です。
鉄人・さくらも、少しはパワーダウンして、皆のためにゆるゆると(さくら語)ご活躍くださいませ。
「80歳を迎えた」と自ら喧伝しているせいで、皆さまからご心配のお言葉をいただくことが多く、恐縮です。
やはり年齢相応のガタやヘタリも感じますけれど、「なんのこれしき!」と、絶対に認めない生き方を今後も貫くことでしょう。
懲りないさくらですけれど、どうぞよろしくお願いいたします」