6月29日(木) 曇ときどき雨
我が家は、飼い猫が逝ってしまった昨年11月から、独居の家である。
ご近所さんとは仲良くしていただき、長男宅も徒歩3分の距離だから、寂しくもないし、不安もない。
ところで、この家に【不思議・不可思議】現象が度々起きるようになったのは、昨年11月からだ。。
最初は、飼い猫・みるくが逝ったお通夜の夜。 ご近所の美恵子さんと直子さんが、お供えの花かごを持ってお悔やみに来てくださり、居合わせたママ(長男の嫁)と4人で、みるくの思い出話をしていた折のことだ。
誰もいないはずの隣の応接間で、突然「どーん」と大きな音がした。
折から値上げ発表の黒酢&りんごジュース、穀物酢、お醤油、冬に必需のホカホカカイロなどを買い溜めして、同じ仕様のダンボール箱に詰めて重ね積みしてあった。
その上の箱が、まるでお椀を伏せたように逆さまにひっくり返り、何が何だか判らないまま、おふたりが「いやぁ、怖いわぁ~」「なんで? なんで?」と慌てて帰って行かれた。
物理的に、有り得ない現象が起こって、ママもさくら♪も客間に取り残され、しばらくは茫然としていたのだった。
その後わが家では、今に至るも、数々の小さな不思議・不可思議が起こっている。
以前にも書いたけれど、みるくが逝ったあとにピンクのコスモスの枝に白い花が咲いた。
秋に咲くはずのコスモスが1本、丈ばかり伸びて花を着けないので、「咲かないのなら、切ってしまうからね」と、心にもないことを言ったのだけれど、なんと、そうしたら次々に花を咲かせ、みるくが逝った後には白花を咲かせたのだ。
ほかにも、お風呂場の点検口が勝手にずれていたり、脱衣場の棚からお仏壇清掃用の洗い桶と布巾の箱が落下したり、一冊だけ行方不明になっていた郵便貯金の通帳が応接間に積んだ座布団の下からとつぜん出てきたり、庭に見覚えのない水色のクリスタルガラスが落ちていたり、先日は、廊下の真ん中に、落とすはずのないカナダの1㌣貨幣が落ちていたり。
挙句の果ての、今日のワイングラスの落下だ。
外出から帰ったら、キッチンのフローリングに落下して砕け散っていた。
強い力で床に投げつけたかのような、木っ端みじんの割れ方であった。
今日、棚からグラスが落下するほどの地震のNewsは聞いていないし、ステムの短い、ドイツ型のしっかりしたグラスである。
1個だけの落下も不思議過ぎるし、何故にこんなに粉々になるかなぁ?
◆
ほんとうに、小さな不思議なのですが、わが家のなかには、【不思議・不可思議】が満ち満ちているようなのです。
「座敷童子さんが居られるのかも?」「あ、言わないで! 言ってしまうと、出て行かれるみたいだから。 …幸せも一緒に連れて行かれたら困るぅ‼」
度々の不思議に、共に遭遇した次男とさくら♪の会話です。
でも、おかげでこの身も安楽に生かされているのでしょう。
難(小さな不思議)有り、有難し。
今日も、ありがとうございます。
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