6月28日(水) 晴のちにわか雨
朝、お隣の奥さんから「怖いわぁ、うちの花壇のヘリに大きな蛇がいてたんですぅ」と聞いた。 茶色の蛇とのことで、箒の柄でチョンと突いたら、「どたっと70㌢ほど下の門扉の前に落ちて、どこかに行ってしまったの」「ウチの方か、反対側か、前の空き地か、…どこに行ったか見てくださらなかった?」「そんなぁ、怖くて怖くて見てられなかったわ」
主婦ふたりの恐怖感がいや増す次第である。
差し当たり、蚊取り線香が蛇の忌避効果があるそうなので、玄関前に2本、裏庭に1本、築山に2本を着火して、不安とともに家を後にした。
※こののち、松阪の眼科に出かけ、帰宅してからNET検索したら、「蛇に蚊取り線香は格別の効果なし」とのことで、がっかり。
それより、「蛇の餌は、ネズミ、蛙、トカゲ、稀にかたつむり・・・」とあって、トカゲとかたつむりの遊び場になっているわが庭、かつて奥庭に白い抜け殻が残っていた事実に照らしても、草むらに蛇が潜んでいても不思議ではないのだから、デスクの前で震え上がる。
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午後は、伊勢中川の北大路眼科の外来に行く。
バイクと近鉄電車、徒歩で、所用約1時間。 郷里・松阪の友人がたがお薦めの、診立ての良いDrと聞いている。
「患者さんが多くて、待ち時間が長いのよ」と事前に聞かされていたけれど、午後診の30分前に入って11番の診察札を手にし、順次呼び込まれてとてもスムーズに5種類の検査を受け、程なく北大路浩史院長先生の検査で、「右目1,0,左目0,1。 (眼底出血など)糖尿病の影響は出てません。 即白内障の手術やね」と診断がくだった。
ベテランのナースが検査をしながら、経過の聞き取りをしてくださり、いざ診察椅子に座ったら、それがカルテの余白にびっしり記入されていて、診察時間の短縮につながっている。
このクリニックは、キャパ30人ほどの待合室と、検査室、診察室のそれぞれにドアの隔てが無く、すべてが一目瞭然、諸検査も流れ作業になっており、待つ身のイライラが軽減される。
診察室前で待つ間も、院長先生の様子が丸見えで、拝見していると、カルテの記入をされる際に、細マーカーの赤・黒ペンとボールペンを手早く使い分けて、データの一層の可視化を図られているようだ。
支払いを待つ間、「遠くから通うのは大変ですから、伊賀市の総合病院の眼科に紹介状を書きましょうか?」、ベテランらしいナースが聞きに来られた。
【6病息災】のさくら♪は、大阪にまで通院しているのだ。
「1時間くらい、遠くはありません。 院長先生に手術をお願いします」
白内障の手術は、片目に入れた眼内レンズが取り出せない仕組みになっているので、大仰に言えば、一生に一度しか受けられないらしい。
左目は、7年前に受けて術後に見えた景色があまりのクリアなことに感動し、いままた右目に受けられる幸せを思い、だから、信じられるDrに、感謝とともに受けさせていただきたい、と願うのだ。
1時間くらい、遠くなんかありませんっ。
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