さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「 暑いですねぇ 」、 「はい~、 夏ですから… 」。 人生の達人は涼しげに笑い…

2016年07月06日 22時46分02秒 | さくら的非日常の日々
7月6日(水) 晴

毎週おねがいしているTさんの指圧マッサージ。
ディサービスの指圧で習い覚えた手技と、長年病院の付き添い家政婦さんを務める中で、しっかりきちんとツボ押さえをしてくださる。

1時間かけて、首、肩から背中、腰、足まで指圧マッサージをしていただくと、体が本当に軽くなる。(…ように思われる!)

80歳でディサービスに通い、空いた1日はさくらのために、今日のようにかんかん照りの昼も、涼しげな風情で通ってくださる。

炎天下を徒歩で来てくださったので、「 暑いですねぇ 」とねぎらったら 「はい~、 夏ですから… 」とあっさり。 

13歳のころからずっと働き、女手ひとつで2人の娘さんを育て上げ「その頃は、夜もロクに寝てませんでしたわ」と話す女丈夫は、夏は暑いもの、人生はしんどいもの、と達観しておられる。

人生の達人に、さり気なく教えられる、夏の入り。

            

庭に陽が翳りだしたので、キーウィーの棚の徒長枝を伐採することにする。

高枝伐り鋏と長柄鋏を使って、バッサバッサ、伐り落とす。             

            

背の低い雄木と大きな棚に育った雌木が、上からと下から互いにツルを延ばし、絡み合い、求め合う力の強さに感じ入る。

ある年の亡夫の誕生日に、大阪・梅田の地下街のフラワーショップの店先で見つけて、大きな実を2個実らせた鉢植えをラッピングしてもらい、名張に持ち帰ったのであった。

彼がいたく喜び、翌年には地植えにして雄木を買い求めて、棚を作った。

その後長い年月花も咲かずに実も付けず、夫を見送り哀しさのあまり、「もう、おとうさんも居てはらへんし、イツまでも花を咲かせないんだったら、伐ってしまうからね!」とさくらが毒づいたその年の5月、キーウィーが5輪の花を咲かせたのであった。

            

それから、さくら@おかげ農園に行った。

友人の香代子さんから、「烏がスイカを割ってジュースを吸うのよ」と聞いたので、3日ぶりの水遣りとスイカとかぼちゃの実の点検のためだ。

「3日分は大きくなっているのね」と声かけしてよくよく見たら、なな、なんと。
スイカがひとつ褐色に変わり、しぼんでいるっ。

            

理由は知らないけれど、このままでは捨てかねて二つに割ってみたら、ほのかにスイカの甘い香がした。

            

昨日、香代子さんにズッキーニをいただいたので、今夜のメインディッシュはアヒージョに決めた。
ほかにイカ、たこ、あさり、にんじん、たまねぎ、ピーマン、キャベツ、エリンギ、トウモロコシ。 冷蔵庫の野菜をありったけオリーブ油の鍋に仕立てる。

あ、アヒージョに欠かせないにんにくの粗みじんは、さくら農園で収穫したでっかい代物ですぅ。


            

香代子さんがくださった胡瓜の糠漬け(古漬け)を小口切りにして土生姜をたっぷりトッピング。

あぁ、おいしいなぁ。

懐かしいなぁ、松阪の夏。




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