友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

成人式

2015年01月09日 19時00分57秒 | Weblog

 明日は孫娘が成人式に出席するので、今晩は我が家に泊まるという。中学校の同級生と一緒に式に参列し、その後、長く通ったスイミングスクールに晴れ着を見せに行くそうだ。私の役割は明日の朝、6時に美容院へ送ることだ。美容院から式典の会場へは「ママが送ってくれる」ことになっていて、そこで家族で写真を撮る段取りになっていると言う。孫娘の晴れ着は長女が着たもので、次女も成人式に着ていった。

 次女の成人式の頃は大正ロマン風の晴れ着が流行っていたけれど、次女は姉を慕っていたから姉のものを喜んで着てくれた。孫娘も「ママのもの」に誇りを感じているように見える。議員だった頃の成人式はいつもハプニングがあった。干支のぬいぐるみを着てきたり、式典が始っても一向に会場に入らなかったり、会場に入ってもワイワイ騒いでいたり、とにかく喧しかった。成人たちにしてみれば、一種のお祭りで、人の話を聞くつもりはないようだった。

 今は会社の宴会でも未成年には酒は出さないし、未成年でありながら飲酒や喫煙をすれば退職になることもあるという。大学でも同じだというから私たちの時代とは大違いである。私たちの頃は、働き始めれば16歳でも社会人として酒やタバコを勧められた。高校を卒業すれば大学生も社会人扱いで、居酒屋で飲んでいても誰も何も言わなかった。私は大学1年の時、先輩に勧められて酒を飲み、胃液が出てくるほどに酔いつぶれ、完全に3日酔いになったことがある。

 その時はもう酒は飲まないと思ったのに、いつの間にかまた飲むようになってしまった。大学生になってアルバイトもしていたから多少のお金はあった。中学・高校の友だちは、毎晩のように「飲みに行こう」と誘ってくる。居酒屋で働く女の子たちは、私たちが学生だと知ると、客が食べずに残して行った品をそっと出してくれた。おかげでそんなにお金を払わなくても、よく飲みよく食べた。最後に「デカンショ」や「同期の桜」などをみんなで歌った。

 孫娘たちは、明日の夜は2次会だそうだ。130人の学年で60人が集まるという。しかも2次会の衣装もパーティードレスだという。時代は変わったね。

コメント
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