友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

我が家もハロウィンを祝って!

2023年10月31日 17時25分21秒 | Weblog

 テレビは、「渋谷はハロウィンイベントの会場ではありません」という看板を何度も映し出す。渋谷の区長は、「渋谷に来ないで」とまで言っている。ハロウィンがこんなに騒がしい、話題の行事になったのはいつからだろう。

 私が東京にいた時(1966)は、こんなに渋谷に若者が集まることはなかった。私は中学・高校の6年間、ルーテル教会に通っていたが、クリスマス・イヴに讃美歌を歌って街中を歩いたことはあった。復活祭のミサが教会で行われたことしか記憶にない。

 ハロウィンをキリスト教の行事と思い違いしている人がいる。北欧にキリスト教が伝わったのは古代ローマ時代、そのためかカトリックはハロウィンに対して寛容だが、プロテスタントは非寛容を貫いている。

 ハロウィンは北欧の民族が、収穫祭として行っていた行事で、10月31日の夜は冬へと切り替わる時ということから、悪霊に取り付かれないために仮装したと言われている。ハロウィンが祭りになったのは、アメリカに移民した北欧系の人々が仲間の結束から始まったとも言われている。

 人間は祭りが好きなのだと思う。日本ではかつて、盆踊りといえば無礼講で、何が起きても咎めなしであった。子どもが生まれれば、村の財産として大切に育てられた。そうした羽目を外せられる機会が、人は欲しいのだ。

 渋谷にたくさんの若者が集まり、仮装を見せ合うだけだから、ジイジには面白さが分からないが、露出した若い肌は美しいと思う。「せっかく世界的な文化になりそうだったのに」と閉鎖を嘆く若者もいたが、それなら、持続可能な行事にするために工夫をすればいい。

 行事にはどうしても準備と後片付けが要るし、不祥事が起きないようにすることも大切だ。そうしてみんなが、「楽しめるハロウィン」にすればいいと思う。さて、我が家もハロウィンを祝って、赤ワインで乾杯しよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「長い目で育てる」ことの大切さ

2023年10月30日 17時16分45秒 | Weblog

 午前中は先輩と一緒に信用金庫へ出かけて行き、NPOの通帳を解約してきた。やれやれ、これで会計報告が出来る。秋晴れの空は美しい。よし、昼からはルーフバルコニーで、植木鉢から土を取り出し、土嚢袋に移す作業をしよう。

 そう思っていたら、オーディオ機器に拘る先輩から久しぶりに電話がかかった。「何してる?」と言うので、「ヒマしてます」と答える。いつもの喫茶店で2時に待ち合わせることになった。行政への関心が強い人だから、何か問題があったのだろう。

 介護施設に入っている先輩も、行政に関心がある先輩も、基本的には寂しがり屋だと思う。誰かに話を聞いてもらいたいのだ。カミさんでもいいのだろうが、カミさんは「また言っている」としか受け止めてくれない。

 自分のことを知っていて、話を聞いてくれる人が必要なのだ。先輩の話に矛盾は無いし、間違った主張でも無い。むしろ、行政に関心を持ってくれるありがたい市民である。けれど、行政は彼に付き合うほどヒマは無いし、聞き入れれば課題が増えてしまう。

 なかなか難しい存在だが、先輩は真面目なだけに、いい加減なことでは納得できない。オーディオ機器の知識も豊富だから、知識のない市の職員は対応に困ったことだろう。「市長にも面会を求めたが、返事がない」と不満を漏らす。

 「市長による市民説明会を聞きに行ったが、パフォーマンスはうまいが誠意が無い気がした」とも話す。まだまだ若い、やる気だけはある市長をよく見ている。先輩の口癖である、「長い目で育てる」ことが大切な市長だろう。

 日本シリーズの阪神とオリックスの対戦は、1回戦と2回戦で相手が入れ違う結果になった。まるで誰かがシナリオを書いたのかと思うような展開だった。ほんの少しのミスが大きな傷を生む。「長い目で育てる」ことの大切さを痛感する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の電話とケイタイにかけてくる

2023年10月29日 17時33分53秒 | Weblog

 家の電話に、録音された音声でアンケート調査のお願いがかかってくる。「該当するものの番号を押してください」と調査が始まる。こんなことで世論の動向が本当につかまるのかと思いながら、私は真面目に回答をする。内閣支持率が下がっていることが問題になっていたが、全く当たっていないことも無いだろう。

 こんな電話もよくある。「ご家庭で不要になった家電製品はございませんか?」と言うので、「無いねえー」と答えると、「カメラとか腕時計とか、スーツはありませんか?」としつこく訊いてくる。「古いレコード盤や書籍はお持ちでないですか?」と、年寄りなら持っていそうな品を問うてくる。ヒマしている私は適当に合わせている。

 私のケイタイ番号をどうやって知ったのか、このところ間違いメールが送られてくる。初めは「しまだ」から、「急遽同窓会の会場に変更があったみたいです。これを見たらすぐに連絡もらえませんか?」とあった。連絡が無いと困るだろうと思い、「間違ってかかってきましたよ」と返信する。

 次に「メールアドレスが変わりました」の題で、「朝晩はだいぶ涼しく感じられるようになりましたね。久しぶりにまたお会いしたいです!その後お変わりありませんか?」とメールが来た。放って置いたら、「長渡さんですよね」とメールが来たので、「間違っています」とメールを返した。

 すると、自分は演劇をやっていて、今度公演があるのでその資料を送るとある。どんな人物なのかと興味が湧いたが、関わらない方がいいだろうと思い無視した。次に「たかの」という人から、「山崎さん、同窓会の会場変更の連絡って届いてましたか?」とメールが来た。放っておけばよいのに、「山崎ではありません」と返信した。

 すると、間違えてごめんなさいと謝り、これも縁なのでいろいろお話しませんかと言って来る。26歳の女性で、悩みを話したり相談できる人がいないという。出会いを求めているのかと思ったが、相手がもうすぐ80歳になるジジイでは気の毒な気がして、放ってある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分はどう考えて生きているのか

2023年10月28日 17時42分59秒 | Weblog

 今日も朝から、ルーフバルコニーにブルーシートを拡げ、植木鉢から土を出し、残っている根を取り出す。この土をもう使うことは無いのだから、そのまま土嚢袋に入れてしまっても良いのにと思いながら、ひたすら作業を続ける。

 土に肥料を混ぜて再活用するなら意味があるのに、ただ捨てられるだけの土にどうしてこだわるのかと自分でも思う。プライドなのか自己満足なのか分からないが、やっておきたいのなら仕方ないと思いながら手を動かす。

 正午近くまで作業を続けたが、次第に風が出てきて砂が目に入って痛い。今日はここまでと止めた。テレビを点けるとすぐに「吉本新喜劇」が始まった。ストーリーは同じことの繰り返しなのにと思いながら、今日も観て、笑ったり泣いたりしてしまった。

 同性の結婚には手術が必要という法律に、裁判所が憲法違反の判例を示した。どうしてそんな人権を無視する法律を作ったのだろう。男と女に分けられない「性」の人は、昔から居た。同性同士で結婚することがなぜダメなのかと思う。

 男と女がいて、ふたりが家庭を作る。それが家庭であるなら、男同士、女同士でも同じことではないのか。結婚は男と女でなくてはならないと考えるから、性を変える手術をせよと言うのだろう。同じ性であっても、家庭を築くことは充分可能なのに。

 互いに相手を認め、尊重し合い、力を合わせて家庭を営むのなら、どんな問題があるというのだろう。異性と結婚しても、相手を理解出来なくて、離婚してしまう男女は結構いる。家庭はふたりで作り上げるものでいいと思う。

 しかし、家庭を持たないカップルもいる。同棲とか、別々に暮らしながらもカップルを持続させている人たちもいる。こうでなくてはならないと考えるのは勝手だが、考えないのも勝手なのだ。自分はどう考えて生きているのかである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱり、世の中そう上手くはいかない

2023年10月27日 17時42分23秒 | Weblog

 やっと一山超えた!そんな心境だ。今朝、法務局へ出かけて行った。17日に特定非営利活動法人おたすけの解散届を持って行った時、「20日までにこちらから電話が無ければ、受領したことになります」と言われた。

 そこで24日に電話をして、「そちらから電話が無かったので、受領したという書類が送られてくるのですか?」と尋ねると、「法務局に来て、記載事項の照明書をもらってください」と指示された。今日で最後になるつもりで出かけた。

 けれど、法務局の後、愛知県のNPO事務所へ行って、解散手続きが終わったことを話して、実はまだ完了しないことが分かった。債権者が申し出ることの出来る期間が2カ月要るという訳だ。なるほど、会社であればそうしたこともあるだろう。

 法務局へ出かけたのは今日で6回目になるが、今日の人が一番親切だった。私が来た趣旨を話すと一緒に機械の前に行き、「私がやりましょうか」と言って操作してくれた。その上、次に何をするかまで付き添ってくれ、無事に書類をいただくことが出来た。

 法務局というところは、ベテランの人が来るところだと痛感した。分からないことを一緒になって考えてくれる習慣は無い。文書で残るところだから、ヘタなことは出来ないということなのだろう。国会答弁や公務員の不祥事を見ていると、彼らが何も話さない姿勢が分かる。

 先日、口座のある信用金庫で、通帳を廃止にしたいと申し込んだところ、「キャッシュカードも提出してください」と言われた。私が会計を任された時、通帳と印鑑は受け取ったがカードは無かった。

 「それでは代表の方の身分を証明するものと、ご本人を連れて来てください」と話す。代表の先輩にそれを伝えると、「今、会議中なので、月曜日にしてくれ」と言う。通帳を廃止にしないと、お金の計算が出来ない。

 昨日出来なかった土嚢袋も今日、降ろすことが出来た。よし、ワインでも飲もうと思っていたら、「今晩はお酒の熱燗です。飲み過ぎないようにね」とカミさんは言う。やっぱり、世の中そう上手くはいかない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

整理しなくてはと思うことは思う

2023年10月26日 18時01分50秒 | Weblog

 穏やかな陽気に誘われて、朝からルーフバルコニーで作業をする。鉢から取り出した土を、下に降ろそうと思いながら、なかなか出来ずにいたが、今日こそはと意を決した。土嚢袋に詰め込むと12袋にもなった。

 割れた植木鉢も片づけてしまおうと、燃えないゴミ袋に入れた。鉢の破片で左手の甲を切ってしまい、やっぱり歳を取ったんだなと思った。午後から土嚢袋を下に降ろす作業にかかる。誰かアルバイトでやってくれないかと思いながら、結局、自分ひとりで往復した。

 土嚢袋は1袋8キロくらいはある。それを13階のエレベーター前まで運び、1階に着くと集積所の横の土置き場へ持って行く。今日中に片づけるつもりでいたが、6袋まで運んで、これ以上は無理だと諦めた。

 途中、高校生らしき男の子がエレベーターに乗って来たので、「君の言う金額を払うから、この土を運んでくれない?」と誘ってみようと思ったが、「何、変なことを言ってるジジイだ」と言われそうだと思ってやめた。

 昨夜、腹ばいで寝ていて、胸にびっしょり寝汗をかいていた。最近、そんなことが続いている。パジャマを着替えてまた眠ったが、涼しくなってきたのに、どうして寝汗をかくのだろうとちょっと心配になる。

 まだまだ元気だと思っているが、軽い運動の後で急に倒れた人の話もある。午後4時過ぎ、「重い買い物があるから付き合って」とカミさんから電話が入る。酒屋でバーゲンをやっていると言うのだ。野菜ジュース1箱と日本酒と焼酎を1本ずつ買う。

 「今日は階段を8往復もしたから、ヘトヘト」と話すと、「運動が出来てよかったじゃーない」と褒めてくれる。まだまだ植木鉢が残っている。防水工事が始まる前までに、何とか整理しなくてはと思うことは思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金を出す人がいるから画家は生活出来る

2023年10月25日 17時30分08秒 | Weblog

 卒業生が名古屋市美術館で開催されている、『福田美蘭展』へ行って来たとFacebookで書いていた。私も気になる作家だったので、観たいと思っていたところ、カミさんが「今日は何処へ行くの?」と言うので、「名古屋市美術館へ行って、次に松坂屋美術館を回るのはどう?」と提案した。「いいわねえー」と同意をいただいたので早速出かけた。

 『福田美蘭展』のテーマは、「What is Art?」である。福田美蘭さんは1987年に東京芸大大学院を卒業し、1989年には具象絵画の登竜門とされる安井賞を最年少で受賞した才能の持ち主である。写実力に長けているのは、持って生まれた「物を見る目」が優れているのと、表現する能力が備わっているからだろう。

 写実的な作品と言うだけなら、私の卒業生にも能力のある人はたくさんいる。芸術作品に押し上げるためには、そこに工夫が必要になってくる。誰もがやっていない作品であることと、人に何か訴えるものがなくてはならない。感動とまでいかなくても、ウンと心に引っかかるものが欲しい。

 入館して最初に観た作品『アカンサス』は、東京芸大の校門の横にたたずむ少女像にウィリアム・モリスのテキスタイルがプリントされたもので、少女は写真のコラージュかと思われるくらい写実的に描かれている。次の部屋は「名画―イメージのひろがり」で、レオンルド・ダビンチ『モナリザ』が横になってくつろいでいる姿が描かれていた。

 『モナリザ』は真正面を向いて少し微笑んでいるが、福田さんの絵では横顔になり、サンダルを履いた足まで描かれている。私は、ふくよかになった身体に老いた印象を受け、足先は細く描くのが通例なのに、太く逞しかったのでガッカリした。しかし、かつての名画をモチーフに、彼女の目で捉えた作品群は興味深かった。

 その足で、松坂屋美術館の『コレクター福富太郎の眼』を観て来た。「昭和のキャバレー王が愛した絵画」が、どんなものか自分で確かめたかった。審美眼に間違いは無いが、いったいいくら使ったのかと貧乏臭いことを思ってしまった。金を出す人がいるから画家は生活出来る。有難いことだと思い直した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現憲法をないがしろにする政策はダメ!

2023年10月24日 17時37分35秒 | Weblog

 ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、その他にも殺し合いを続けているところが世界中にある。どうしてこんなに人間は愚かなのか。相手を非難し、せん滅するまで戦うというが、そんな殺し合いをして誰が喜ぶのだろう。

 10月21日は「国際反戦デー」だったけれど、最近は耳にしない。1966年10月21日、日本労働組合総評議会はベトナム反戦統一ストを実施した。フランスの哲学者サルトルは、「世界の労働組合が初めての反戦スト」と称賛した。

 翌年からはアメリカや西ヨーロッパでも、ベトナム反戦デモが行われるようになった。日本でも市民を中心に「ベ平連」が組織された。ところが反戦デモが過激化し、セクトの対立が激化し、一般市民や労働組合は離れていった。

 今では私のような老人が、懐かしく思い出す程度だろう。「決して戦わない」「決して人を殺さない」、そういう合意が世界中に広がるには、まだ時間はかかるだろう。けれど、どんなに時間がかかっても、そこに到達して欲しいと願う。

 新聞で河村名古屋市長が、百田尚樹氏と日本保守党の共同代表になったと知った。私は「無党派市民派」の地方議員の勉強会を行っていた時、議員年金の廃止で河村さんと方向が同じだったので、勉強会に来てもらった。けれど、話していると、この人は目立ちたいだけでビジョンが無いと気付いた。

 でも、1度だけでも「一緒に」と思ったことが恥ずかしい。日本保守党の政策を見ると、全く受け入れられる余地は無い。現憲法をないがしろにする政策は絶対に許せない。名古屋城の木造復元を無理矢理掲げているが、何の意味があると言うのか。

 既に、日本保守党の街宣車が大音量で回って来ている。日本がこれ以上の保守国になっていくのかと思うと寒気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋は秘密の方がいい

2023年10月23日 17時02分49秒 | Weblog

 穏やかな秋晴れ、朝からルーフバルコニーに出て作業に励む。西陽から部屋を守るために、遮光の布を取り付けていた木材の装置を取り外し、鋸で寸断しゴミ袋に入れた。私は大工の孫だから慣れたものだったのに、息が切れて大変だった。

 午後1時50分頃、パソコンに向かっていると、ドンと大きな音がして上下に揺れた。全く一瞬だったので、何が起きたのか分からなかった。太鼓を1つ、打ったような感じだった。地震と思ったのに、その一瞬だけでグラグラ揺れることは無かった。

 急いでテレビを点けると、この地域は震度1と出ていた。東北や九州で地震が続いたので、いつかこの地域も地震が起きるだろうと思ってはいたが、余りに呆気なかったので、これはきっと前触れに違いないと思うことにした。

 パソコンのFacebookを見ていたら、卒業生の記事が出てきた。「ヒオウギの実が爆ぜて、『ぬばたま』がたくさんできている。以前調べたら『ぬばたま』は和歌の枕詞で、『夜』『黒髪』にかかる装飾的な言葉で、ある種の情緒を添える言葉とか」と説明し、写真もあった。

 卒業生と言っても、70歳になるオッサンである。高校の時は教師と生徒だったが、今では同じジジイである。高校生の彼は、デザイン科生にしては珍しく自己主張のない、おとなしくて目立たない生徒だった。今は一刀彫で円空仏を作ったり、盆栽に精を出す、不思議な暮らし方をしている。

 いろいろと博学で、私は彼に教えてもらうことが多い。彼は庭の草花の『ぬばたま』から、次の和歌を書き添えていた。「ぬばたまの黒髪変わり白けても 痛き恋には逢う時ありけり」(万葉集より)。そして、「黒髪が白くなっても、歳をとっても、切ない恋に出逢うこともある」と歌を解説し、「解るな~この気持ち‥」と結んでいた。

 オイオイ、誰か好きな人でもいるのか?私は不倫を否定する気持ちは無いので、好きな人がいても構わないと思うが、決してカミさんに分からないように秘めておきなさい。恋は秘密の方がいい。密かに想い続けていることが、大人の恋だと思うから。

ヒオウギ   ぬばたま

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喫茶店で話す老人の世界

2023年10月22日 17時16分16秒 | Weblog

 喫茶店でふたりの老人が話していた。「アイツはどうしている?」と片方が聞くと、「脳梗塞で倒れたから、もう生きては帰れないだろう。アイツの親父も兄貴も同じ病気だったから、そういう体質なんだろうな」と答えていた。

 ひとしきり幼なじみの話をしていたが急に、「近頃の先生は質が落ちたな。中学生の女子のスカートの中を盗撮してクビになっている。昔、そんな先生はいなかったよな」と話し出した。「いや、いたかも知れんが、ニュースにはならんかったんじゃーないか」と相方。

 「中学生の女子のスカートの中を写して、どこが面白いんだろうかね。みんなパンツ履いているだろう」と言えば、「ノーパンの子でもいると思ったんかな。ノーパンだったら、もっと気色悪いと思うけどなー」と話が弾む。

 「俺もそう思うよ。NHKの朝ドラで『ブギブギ』ってやっとるの見てるか。踊り子たちがみんなで、ラインダンスで踊るじゃんか。あれがもし、ノーパンだったら気持ち悪くて見ておれんぞ」。

 老人たちの話はちょっと下劣だが、私もそう思う。見えないから想像力が働いて、興奮するように男の脳は出来ている。子孫を残すという重大な使命を行うために、男が得た能力なのだろう。女体を美しいと感じるのも、興奮させるための感性なのだと思う。

 喫茶店は老人の憩いの場になっているが、ふたり以上の仲間で来ていると地域や同級生の話が多い。ひとりで来ている人は、エロ週刊誌を読みふけっている。時間があるから、1冊読むと次にもう1冊と読んでいる。そういう週刊誌が置いていない喫茶店は入りが悪い。

 先の老人は、この世間のことを心配していたが、世界のことを心配すべきなのかも知れない。景気の後退は日本だけでは無いようだ。パソコンを開くと、ホリエモンや森永卓郎さんが投資を呼び掛けている。トヨタの前社長も、トヨタへ投資すればこれだけ収入が増えると言う。もう、投資でしか経済を立て直すことは出来ないのか。

 喫茶店で話す老人の世界はこんなものなのか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする