友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

やっぱり花粉症なのか、頭が可笑しい

2023年03月31日 17時42分20秒 | Weblog

 今日も朝からルーフバルコニーで、植木鉢の土をブルーシートの上に出し、古い根を取り除いて袋に詰める。その袋を持って下へ行き、集積所の隣の土置き場で、袋からに土を出して置いて来る。

 単純な作業だけれど、2度往復しただけで汗びっしょりになった。どうせまた汗が出るからと放っておいたためか、くしゃみが止まらない。鼻水も落ちてきて、身体が重い。寒暖のせいかと思ったが、どうも花粉症のようだ。

 作業を続けているとカミさんが、「植木鉢を捨ててしまうの?」と言うので、「修繕工事の邪魔になるから、捨てざるを得ないよ」と答えると、「土が無ければ運べるから、とっておけば」と言う。そうか、せっかくの植木鉢だから残しておくか、そんな気になってしまった。

 テレビニュースが、アメリカのトランプ前大統領が起訴されたと報じていた。不倫関係にあったポルノ女優に、口止め料を支払ったためというが、なぜそれが法律に違反するのか私には理解できない。

 不倫は互いが納得していれば、法律に触れることでは無いと私は思っていたが、宗教色の強いアメリカでは罰せられるのだろうか。結婚していても、人は別の人を好きになる、これを法律で罰することなど本当に出来るのだろうか。

 これから夏になると女性たちは、肌を露出するフッションを好む。男性たちはウキウキする。これは自然なことだと思うけれど、「いやらしい目で見てはならない」となると、男性は罰せられるのに、短いスカートの女性は罰せられないのか。

 これを法律で裁くことは無理だろう。春爛漫、女性たちはいっそう魅力を増し、男性たちも春を楽しむ。これが自然のことだと思うけれど、どうして心にやましいものが有るのに、無いことにしたいのだろう。やっぱり花粉症なのか、頭が可笑しい。

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これでいいのかと国民に問うが‥

2023年03月30日 17時57分16秒 | Weblog

 朝からルーフバルコニーで植木鉢をひっくり返し、土に残った古い根を取り除き、土をビニール袋に詰め込む。もう土に肥料を混ぜて、植木鉢に戻すことは無いのだから、土に根が残っていても気にすることはないのに、まだ割り切れずにいる。

 空になった植木鉢は燃えないゴミの袋に入れ、処分してもらおう。取り出した土も袋に入れて、集積所の横の土置き場に持って行く。やっぱり年老いた。土の袋を持って2度往復したら汗びっしょりになってしまい、3度目は諦めた。

 作業をしていたら街宣車から、政策を訴える声が聞こえて来た。明日が県会議員選挙の告示日だが、政治活動は直前まで許されるので、事前運動にならないように名前は言わずに、政党名を上げている。

 草彅剛君が主演したテレビドラマ『罠の戦争』が終了した。初めはよく分からなかったが、次第に面白くなってきたのに、呆気ない終わり方だった。国会議員の秘書だった草彅君が息子が突き落とされ、重体となったことをきっかけに、政治の闇に立ち向かう。

 やがて国会議員となり、弱い者を助けることに奔走する。闇を支配する幹事長を失脚させるために、不正を暴き出す。罠を仕掛けては、悪を懲らしめる。そんな善意の政治家を目指していたので、更に権力の座を求めて親友までも叩き潰そうとする。

 政治の世界を垣間見たことのある私は、草彅君の立場がよく分かる。権力を持てば持つほど、気分が良くなるのが政治の世界だ。みんなから頼りにされ、願いを叶えてやれば、更にみんなから頼られる。

 「お願いに来るのに、手土産も持ってこない、バカ」と県議に叱られた人がいた。選挙は有権者の票で決まるのに、当選すれば「議員先生」になってしまう。政治家が悪いのか、有権者がアホなのか、これでいいのかと国民に問うが、「また、誰か言っとる」としか思われないのが情けない。

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春を満喫した遠出のひと時

2023年03月29日 17時36分14秒 | Weblog

 植木鉢をどうするかで悩んだが、市の環境課に電話することにした。管理事務所へ出かけて行けば、気まずくなりそうな予感がしたからだ。環境課の人は、「ビンはリサイクルしていますが、素焼きの植木鉢のリサイクルは行っていません。燃えないゴミの袋に入れて出してください」と言う。

 管理事務所と同じだ。私は集積所の横に置いた植木鉢を燃えないゴミの袋に入れて、集積所の中に置いた。国は再生利用を呼び掛けているが、どうもうまく歯車がかみ合わない。我が家の植木鉢は少しずつ、燃えないゴミの袋に入れて集積所へ持って行こう。植木鉢を無くさないことには、修繕工事が出来ないのだから仕方がない。

 決めてしまったらスッキリした。春日井市の植物園へ行くことにした。駐車場はいっぱいだったが、障碍者用の駐車所が1台空いていた。昼近かったから、「まず、お目当てのカフェレストランに行ってみる!」とカミさんは言う。レストランも混み合っていた。とりあえず名前を書いて、30分ほど近くを散策した。

 今日は晴天で暖かく絶好の行楽日和のせいか、家族連れが多い。その次に多いのは、私たちのような高齢者で、中には手を繋いで歩いている男女もいた。手を繋いでいないと、上手く歩けないようだ。比較的若いと思われる50代くらいの人たちが、杖を手に歩いていたが、それは近くの自然道を歩くためだった。

 そこには「サルに注意」とか「イノシシが出ます」の立て看板もあった。上の方の広場には各々のカラフルなテントが見える。家族連れで、あるいはサークルか何かで、春の陽射しの中でゲームをしたり、走り回ったりしている。奥には小動物園もあり、なかなか人気の公園のようだ。

 好みが合わなくて、意見も合わなくて、そのためチグハグだったけど、春を満喫した遠出のひと時だった。

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なかなかうまくいかない

2023年03月28日 18時13分43秒 | Weblog

 マンションの桜が満開になっていたので、慌てて写真を撮った。もう植えられて50年近くなっているが、まだまだ元気に咲き続けている。桜の樹の南側は駐車場なので、花びらが車に落ちて掃除が大変だと嫌がる人もいる。

 満開の桜を見上げて、「キレイ!」と喜ぶ反面で、車に花びらや毛虫の糞が落ちてくると怒る人もいる。桜も毛虫も、みんな仲良く生きていくことは出来ないのだろうか。我が家の燃えるゴミを集積所に出すのは、私の役目なので持って行った。

 集積所の横に、植木鉢の土を出す場所が作られている。要らなくなった土を出す人もいれば、土が必要になって持って行く人もいる。私は不要になった植木鉢を、土置き場の隣りに置いておいた。

 「欲しい人が持って行くから、置いておいて」と以前、花の好きな人から言われてそうした。確かに持って行った植木鉢はすぐに無くなった。今日、集積場へ行くと、私が持ち込んだ植木鉢の上に、「植木鉢は燃えないゴミとして出してください」と書かれた紙が貼られていた。

 管理事務所からの注意である。私としては燃えないゴミで出すより、欲しい人に使ってもらった方がリサイクルになって良いと思ったが、注意を受けた以上、明日にでも燃えないゴミ置き場に移動させるしかない。

 管理する側は、「こんなところに置かれて、みんながそれをやるようになったら、秩序が乱れてしまう」、そんな思いからの注意であろう。燃えないゴミの袋に入れたら、植木鉢の再利用は無くなってしまう。

 明日、管理事務所へ行って、どうしたら良いか聞いてみよう。カミさんは明日、眼科へ行った後は何もすることが無いので、「どこかへ花見に行こう」と言う。岩倉の五条川が一番見ごろだが、「もう少し遠いところがいい」と言う。

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みんなで出かけることは楽しい

2023年03月27日 18時08分03秒 | Weblog

 朝、中学3年の時の同級生から電話があった。彼女と仲が良かったノリちゃんのダンナが亡くなったことを告げ、ノリちゃんと話していて葬儀には行かないことにしたと言う。「落ち着いたらみんなで来てとノリちゃんが言うの」と話すので、「その方がいいね」と答えた。みんなと言っても誰がいるのだろうと考え、「佐藤君には僕から電話しておく」と伝えた。

 それで安心したのか雑談になって、「私、道で転んで顔を縫ったのよ」と言う。転んだ時、周りの人がビックリして、「救急車を」と言ってくれたのに、「娘を呼びますから」と断ってしまったと話す。娘さんが来て、ケガが酷いからと病院へ連れて行ってくれたけど、診察を受けるまで随分待たされ、傷を診た医師が「すぐに手術しましょう」と言われたと他人事のように話す。

 「顔に傷とは大変だったね。それでもう大丈夫なの」と心配になる。救急車で運ばれた人はすぐに処置されるが、気を遣って車で行けば一般患者扱いになってしまう。私も昨年7月に血便が止まらなくて、かかりつけの医師に診てもらったところ、医師が救急車を手配して長女のいる日赤病院へ運んでくれたので、その夕方には手術を受けることが出来た。

 中学生の時、顔をケガした友だち家にみんなでよく遊びに行った。高校を卒業した後、彼女の家が大阪に引っ越したのでみんなで大阪へ行った。大阪の繁華街を観たい、ストリップも観たい、そんな思いだったが、何人で出かけたのかはっきり思い出せない。今、ひとりは病気で、ひとりは音信不通になっている。「ノリちゃんのところ」へは何人で行けるのだろう。

 4月生まれの私はもうすぐ79歳だから、みんなも78歳にはなっている。老人の転倒は長期入院につながるが、彼女は元気で何よりだ。みんなで出かけることは楽しみだが、果たして本当に行けるだろうか。

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蔑まれるのが怖い

2023年03月26日 21時15分03秒 | Weblog

 4月から中2になる孫娘と、大型ショッピングセンターで待ち合わせをする。何か買って欲しい物があるのだろう。私には密かに、進級祝いとして用意した物がある。先日、廊下に張り出された孫娘の詩とイラストを見せてもらって、余りに字が下手なのに驚いたから。

 上手な字を書かせるためにはどうしたらよいかと考えた時、字を書いていないことに気が付いた。見ているものはスマホばかりで、文字を書く機会は学校でノートに写す時しかない。文字を書くことに慣れていないのに、上手に書きなさいと言っても無理だ。

 それなら毎日、文字を書くことを癖にすればいい。そうだ、日記を書かせようと思った。縦書きで余り文字数を多く書かなくてもよいが、けれどいかにも重厚な日記帳を探し求めて買ってきた。思った以上に高かったが、それで孫娘が書く気になってくれればいい。

 日記帳は準備できたが、書く道具は鉛筆ではなく、万年筆でなくてはならない。私が昔、使っていたパイロット万年筆を用意した。私は今も、手紙は万年筆で書いている。長女がプレゼントしてくれたセーラー万年筆だ。パイロットは細字用だが、セーラーは太字用だ。

 そう言えば、私も中学生になった時、父から分厚い日記帳と万年筆を与えられた。いつしか日記帳は、厚手の5B版の大学ノートに代わったが、長い間書き続けて来た。ある時、もう日記を書くのは止めようと思い、新進気鋭の作家の下に送った。

 ただ、その作家が新聞に、「日記とか作品とかを送ってくる人がいて困る」と書いていたので、私の60年間の日記はきっと焼却炉行きだったのだろう。しかし、自分の日記は手元に無いのに、父の日記やノートは処分出来ずに持っている。

 父の日記は子どもや孫に読まれても構わないが、自分の日記は読まれたくないからだろう。日記は日々の出来事や想いを綴っている。こんな人だったのかと、薄々分かっていたとしても、やっぱり蔑まれるのが怖いからだ。

 

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どうしようかと思い巡らす

2023年03月25日 17時31分43秒 | Weblog

 先輩は借地で野菜を育てていたが、私は野菜を育てたことが無い。野菜に関心が無いから、育てる気にもならない。小さい時からもっぱら、花に関心があった。小学校に通う道沿いに外科病院があり、その庭はバラ園になっていた。

 我が家の裏に柿の樹が3本植わっているだけの畑地があった。ほとんど荒れ地と言ってよい土地だったので、中学生になった時、父親に頼んで地主さんから借りてもらった。私はバラ園にしようと、土地を耕し整地した。

 5月初めの市原神社のお祭りには、参道にたくさんの屋台が並ぶ。その中に植木を売る店もあって、バラを1本買い、私の庭に植えた。私の小遣いではたくさんのバラを買うことが出来ないことが分かり、いつしかバラ園の夢は消えてしまった。

 庭園づくりを職業にする道はないかと思っていた時、大学に造園科があることを図書館にあった『蛍雪時代』で知った。庭園の設計とは何を学ぶんだろうと思い巡らせていたが、母に次いで父も亡くなり夢も消えた。

 マンションに住むようになって、友だちが家を建てたので住んでいた、「ルーフバルコニーのある部屋を買わないか」と言ってくれた。時々そのルーフバルコニーの掃除をしたこともあり、願っても無い申し出だった。

 建物の屋上で花を育てている洋画を観たことがある。彼はイスを出して、新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた。あんな屋上庭園にしようと、鉢を買って来ては花を植えた。それがいつの間にか増え続け、数え切れなくなってしまった。

 直径が1メートル近い大きな鉢も5個ある。来年はマンションの外壁修繕が計画されている。屋上の防水工事のためには全ての鉢を撤去しなくてはならない。本気でボチボチ、鉢を無くさなくてはならないが、どうしようかと思い巡らす。

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季節は一気に春になってしまった

2023年03月24日 17時33分51秒 | Weblog

 すっかり春の陽気になった。ルーフバルコニーのチューリップも大きく伸びてきて、花開く直前にまで膨らんできた。マンションの桜を見ると満開に近い。先輩が「桜の宴」を開きたがっていたのも無理はない。桜の花はなぜか人をウキウキさせる。子どもたちも舞落ちる桜の花ビラを追いかけて大はしゃぎしている。

 午前中、友だちが来て話し込んだ。私たちの市は昨年の春の選挙で若い、新しい市長が誕生した。今年は県議の選挙が行われるが、自民から2人が立候補するようで、事前の激しい政治活動が行われている。市議も駅前に立って、応援するように要請されているようだが、何が争点なのか私たち一般市民にはよく分からない。

 国政は政党がそれぞれの政策を掲げて選挙を戦うが、それでも最近はどこの党が何を主張しているのかハッキリしないが、地方自治体の選挙となると各政党とも明確な違いを打ち出していない。地方では政策の違いを出さないことで、票の奪い合いを目論んでいるのかも知れない。

 なのに、国政の選挙には地方議会議員が動員される。県議選でも市議や町議が票集めに駆り出される。国会議員の下に県会議員がいて、その下に市議や町議がいる組織図が出来上がり、互いに持ちつ持たれつの関係になっている。国と地方自治体とでは、担っている役割が違うのに、選挙で都合がよいというだけでもたれ合っている。

 だから、そこに利権が生まれる。権力を持てば、金も動く。日本の泥臭い政治風土がある。「これを変えていかなくては、市民本位の行政にならない」と、外野席の私は呟く。それでも新しい人たちが市の担い手になってきているから、少しずつでも変わっていくだろう。季節は一気に春になってしまったが‥。

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目立ちたくなくても

2023年03月23日 17時42分30秒 | Weblog

 WBCに酔いしれていたら、岸田首相がウクライナのキーウに極秘に出かけていた。戦時下の国へ行くのだから、極秘であるのは当然なのかも知れないが、何が目的だったのだろう。ロシアとの和平を仲介するのであれば、いっそのことロシアまで行き、プーチン大統領にも会ったらよかったのにと思う。ウクライナ支援の約束だけでは、ロシアを苛つかせるばかりだ。

 和平の仲介が出来る国は少ないし、それを日本が果たすなら、WBCでの優勝に匹敵するか、いやもっと世界から賞賛されることだろう。「世の中には目立ちたくない人もいるのよ」と言う人もいるが、首相になったような人が目立ちたくない人の部類とは思えない。中国の習主席がロシアとウクライナの和平を実現したなら、中国は一気に世界のリーダーとなるだろう。

 午前中はまだ雨も降ったり止んだりだったので、私は我が家で増え続けてくれた「スミレ」(写真)をマンションの庭に移植しようと、何度も運んだ。昔は芝が植えられていたが今は土が流れハゲの状態になっている。5月にはマンションの住民で雑草取りが行われるので、その前に定着させたいと思い、雨降り前にやっておきたかった。

 一面の芝生の時はキレイだったが、もう50年近くにもなると芝生を維持することは難しい。建物の南側の駐車場との間の庭は、誰かが植えてくれた小さな花が、今では広がってとてもキレイだ。公園の花壇のような整然とした庭もいいが、自然に広がって咲く花の庭は私の好みだ。みんなが庭に関心を持てば、マンションもさらに美しくなるだろう。

 マンションには自治会の下に、修繕委員会や防災委員会がある。けれど、肝心の自治会役員になっていいと手を上げる人がいない。これからどうなっていくのか心配でもあるが、目立ちたくなくても協力する人は必ずいる。

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今日の思い出を胸にさらに活躍を

2023年03月22日 18時20分58秒 | Weblog

 WBCの決勝戦、カミさんは朝早くからテレビを点けて、昨日のメキシコ戦の解説やら、選手たちのインタビューなどに見入っていた。朝食の後、私は急いでルーフバルコニーに出て作業を始めた。

 私が「どう、勝っている?」と聞いても、返事が無い。やっぱり苦戦しているようだ。昼近くになって、さて、この鉢をどうするかと考えていると、カミさんが顔を出し「こんな機会はもう無いわよ。9回の表、大谷が投げるから、観に来たら」と声をかけてくれた。

 得点を見ると、3対2で日本がリードしている。ここで大谷投手がホームランを打たれたら3対3だが、日本は後攻めだからまだ勝利の機会はある。しかし、走者で塁を埋めるようなアメリカの勝かなどと思いながら観ていた。

 走者は出したがダブルプレイで2アウトになった。私は、スポーツに勝ち負けは当たり前などと力んでいたのに、「どうかこの打者を三振で討ち取ってくれ」と口にしていた。そしてまるで脚本通りに、大谷投手は豪快な球で三振を成し遂げた。

 思わず、「ウォー」と声を上げていた。そればかりか、なぜか涙が溢れてきた。やっぱりスポーツは感動させるものがある。「やったね!おめでとう」とカミさんに声をかける。「どうなるかと心配だったけど、優勝出来て本当によかった」と泣き笑いだ。

 各選手が各々の役割をやってのけた結果の優勝である。誰が打ったからでも、誰が投げたからでも無い、チーム一丸となって勝ち取った勝利である。シャンパンやビールをかけあう様子はまるで子どものようだった。

 お祭りなんだから、もったいないなどと言わずに大目に見てあげよう。嬉しい時は誰でも羽目を外して騒ぎたいものだ。よく頑張りました。明日からはそれぞれの生活に戻っていくのだろうが、今日の思い出を胸にさらに活躍してください。

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