青い空に真っ白な雲、太陽はギラギラと輝いている。朝、突然に曇り出し、雨が降ってきた。にわか雨だ。子どもの頃、夕方の突然の雨は梅雨明けの証と思っていた。朝方の急な雨を何と呼ぶのだろう。7月の最後の日になって、真夏の様がやってきた。
浴室の改修工事が終わり、明日、塗装をすれば完了する。おそらく1時間程で仕上がってしまう仕事だから、塗装くらいは私がやろうと思ったが、最期の仕上げは職人さんに頼むべきだと思い直した。これで子どもたちや孫たちが来ても、気持ちよくお風呂に入ることが出来る。
なのに、東京都で新規感染者が463人になったという。愛知県の総感染者数は1,612人で死亡者は35人だ。仙台に住む次女たちは、8月にダンナの実家の兵庫県に帰り、その帰りにこちらに寄る計画だが、果たして実現できるのだろうか。
先程も先輩が、8月にみんなでアユを焼いて一杯やろうという宴会について、「もう少し様子を見ましょう」と言う。イケイケの先輩が慎重になるくらいだから事態は深刻だ。やって非難を受けるよりも、やらない不満の方が小さいと判断したのだろう。
「政府はもっと強い規制をすべきだ」と言う人もいるが、そんなに他人から指示されなくては行動出来ないのだろうか。「コロナとの闘いという非常事態なのだから」と、権力の行使を求めるけれど、自分の行動は自分が決めるとは考えないのだろうか。
中学の同級生が、「はがき絵」の礼で手紙をくれた。その中に、「整理をしている中、(中学の)先生からの手紙もたくさん出てきて、ゆっくり読ませていただきました。先生の人間らしさにふれることが出来たかと思いました。体調が悪くなっても一生懸命生きていこうという姿に、先生や奥様の奥にある人間らしくたくましい暖かさを感じ、しばし読み入りました」とあった。この手紙をコピーして、娘さんに送るつもりだ。人が年を重ねることは、感じることが多いようだ。