友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

曾孫はどんな風に成長していくのか

2021年06月30日 18時37分32秒 | Weblog

 一番上の孫が8ケ月過ぎた息子と一緒にやって来た。「お昼は何を食べさせよう」と、カミさんは朝から準備に忙しい。けれど、忙しいというより、ウキウキしていると言った方が合っている。曾孫はどうしてか、とても愛想がいい。月1回くらいしか会えないのに、ニコニコと笑ってくれる。

 赤子が愛嬌の良いのは、自分を保護して欲しいからという育児書の解説を見たことがあるが、ジジババにしてみれば、血の通った曾孫と思うからか、笑顔を見れば世界一可愛い赤子に見えてしまう。孫に言わせると「食が細い」らしいが、「そのうちよく食べるようになるから神経質にならなくてもいい」と教えている。

 孫も長女も小児科の看護師なのに、いや、看護師だからか自分の子どもに厳しい。長女は子どもの頃、なかなか食べることに集中しなくて食は細かった。家でも学校でも、自分の嫌いなものは隣りの子の食器の中に移して知らん顔していた。学校の給食が食べられなくて、「掃除の時間になっても食べさせられた」と言っていた。

 プロテニスの大阪なおみさんが、ウツだったことを告白していたが、人々の受け止めも様々だった。「プロなんだから」とか「根性を入れてガンバレ」とか批判もあったし、「よく告白してくれた」とか「いつでもあなたの味方です」とか好意的な発言もあった。人は様々、歳を重ねて変わることもある。

 次女は子どもの頃、よく食べたが、行動はとても慎重で、率先してやる子では無かった。しかし大きくなるに従い、率先して人の世話が出来る女性になっていった。人は生まれた時から、それぞれ個性がある。曾孫がどんな風に成長していくのか楽しみで、『そうたいせいりろん for babies』(サンマーク出版)を買って来た。

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ウンウン、なるほどと納得する

2021年06月29日 17時29分56秒 | Weblog

 午前中、ワクチン接種に行って来た。時間が指定されているので、丁度その時間になるように出かけた。私と同じ時間帯の人が他に4人いた。どうやら、15分単位で5人ほどに絞っているようだ。受付の女性も案内してくれた看護師さんもとても感じがいい。

 カーテンで仕切られているが、椅子が1つしかない。その椅子に座ると医師がやって来て、「チックとしますよ」と言って針を刺す。医師が針を抜くと、笑顔の可愛い看護師さんがすかさず血止めを貼る。そしてストップオッチを渡し、「待合室でしばらくお持ちくださいね」と言う。

 どうしてこの看護師は穏やかな顔で、ニッコとして言えるのだろう。人を癒すために生まれてきたような女性だ。こういう女性に最期を看てもらいたいものだ。それでも私の方から、身体に触れたりしたら拒否されるだろう。看護だと思うから笑顔で接しているのだから。

 私の周りで、ワクチン接種を済ませた人の中に気分が悪くなったり、熱が出たりした人はいないが、昨日、新聞の集金に来た女性は、「胸がムカムカして、頭もガンガンした」と言っていた。「若い人は副反応が出るようだから、若いっていう証拠だよ」と言うと、「70ですよ。若くなんかありません」と怒られてしまった。

 第2回目の接種が7月20日で、翌週に唾液によるPCR検査を受け、陰性ならば28日に入院し、29日にペースメーカーの交換手術となる。「陽性の場合は所轄の保健所に連絡し、どうするか相談してください」と言う。ウンウン、なるほどと納得する。

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人はそれぞれ、目の向くところが違う

2021年06月28日 17時18分22秒 | Weblog

 日曜日の夜、9時からのテレビドラマ『ドラゴン桜』が最終回だった。例によって不真面目な私は、キチンと毎回見ていない。見てみようと思ったのは、バトミントンでオリンピックを目指す岩崎楓役の女優・平手友梨奈さんが、私が住んでいる街の出身だからに過ぎない。

 中学時代から目立つ子だったようだが、卒業するとすぐに上京し、詳しくは知らないが、歌って踊るグループ「欅坂46」のセンターを務めて注目された。個性的な子だと感じていたら、グループを離れ女優になっていて、活動の幅を広げている。

 最終回は余りにも上出来だった。皆、桜木先生の指導を受けて東大に合格した。ハッピーすぎる気はするが、ドラマなんだからこれでいいのだろう。人生は山あり谷あり、穏やかな日もあれば嵐だってある。だからこそ、ハッピーな東大合格で締めたかったのだろう。

 人は様々なのに、一様に幸せか、物足りないなあーと思っていて、アリさんマークの引越社のコマーシャルを見ていた女性の言葉を思い出した。おばあさんが元プロボクサーの赤井英和さんにおんぶされて階段を上っていくCMだ。

 「この人(おばあさんのこと)、図々しい人だね」と彼女は言った。おばあさんは荷物を持ってもらえばよかっただろうが、赤井さんはおばあさんを背負って上がったのだから、ここは赤井さんの優しさを褒めるところだろう。やっぱり人はそれぞれ、目の向くところが違う。

 私は平手友梨奈さんに注目している。

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最大の楽しみになっている

2021年06月27日 17時18分00秒 | Weblog

 6月もあと3日で終わってしまう。時間が過ぎるのを早く感じるのは変化が無いからのようだ。朝起きて食事し、ルーフバルコニーに出て、掃除をしたり花の世話をしたり、時間があれば読みかけの本を読み、昼食の後は昼寝し、また本を読みながらボーとして終わる。

 今日の午後は、同級生新聞の原稿を書いた。編集者から「6月末までにお願いします」と言われていた。昨年の5月に創刊号が誕生し、瞬く間に8号続いた。だんだん書き手が同じ人になってきたので、「みんなに書いてもらったら」と言ってみた。

 「なかなか自分から書いてくれる人がいなくて」と嘆く。8号は同級生を訪ねてのインタビュー記事だった。骨身を惜しんで努力しても、やっぱり自発的に原稿を寄せてくれる人はいないようだ。「私が書くなんて、おこがましい」、そんな気がしてしまうのだろう。

 それでもおかげで、みんなのことを知ることが出来た。ひとことで言えば、みんな立派だ。このブログにも時々コメントをくれる。卒業してしまえば、先生と生徒ではない。ましてや私は喜寿を過ぎ、卒業生は古希を迎える歳ともなれば、もう同級生と同じだ。

 明日は歯科の検診があり、明後日は第1回目のワクチン接種があり、翌日は一番上の孫が曾孫と一緒にやって来る。日毎に成長している曾孫に逢えるのが最大の楽しみになっている。

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地球にしか生きられない

2021年06月26日 17時34分42秒 | Weblog

 ドーンというもの凄い音がした。ビックリして目が覚めた。近くで雷が落ちたようだ。するとザーザーと激しい雨音がし始めた。思わず起きて、カーテンを開け、外を見た。何事も無いようだったので眠りに就いた。朝、ルーフバルコニーを見て回ったが、水溜まりも無く、花たちも無事だった。

 カミさんは次女のところの小1の孫娘とラインでやり取りしている。孫娘がミニトマトを育てているのを知って、自分もミニトマトの苗とバジルの苗を買って来て、南側のベランダで育てている。ミニトマトの成長の様子を写真に撮り、送り合っているが、嬉しくて仕方ないようだ。

 小1年生に苗を与え、家で育てるのが流行りらしい。「いきものがかり」などという変な名前のグループがいるが、小学校時代に「生き物係」だったことから名付けられたと聞く。花とかメダカとか、生き物を世話することは、学ぶことの基礎であり大切なことだ。

 水やエサをやらなければ死んでしまう。生き物の知識がなければ上手に育てられない。いつだったかテレビで、外来種が在来種を駆逐してしまうと警告していた。地球上の生き物に、外来も在来も無いのにと思った。人間は当たり前だが、何でも自分本位に考えてしまう。

 人類だって、地球上をさまよい歩いた。足を持たない植物だって、風や鳥や水や、いろんなものを媒介にして繁殖の地を広げてきた。細菌やウイルスもそうなのかも知れない。一方が広がり過ぎれば、また違うものが勢力を伸ばす。地球にしか生きられないのだから、繰り返される運命なのだ。

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楽しいことばかりでは無いのがこの世

2021年06月25日 18時46分12秒 | Weblog

 半年に一度のペースメーカーチェックを受けるために名古屋へ出かけた。電車に乗るのは何カ月ぶりだろう。季節はすっかり夏になっていて、目にするものは全てキラキラしている。全員がマスクをしているから、目だけを見ると女性は、一様に目元のきれいな美人だ。

 服装は夏らしくなっているから、素肌の手足がよく見える。色白の女性はそれだけで美しい。座っている私の目の前に、ヘソが見えた。ジーパンのズボンは長いのに、腰の部分が浅く、上着が短いのでヘソが丸見えだ。彼女は見えることを意識して立っているのだろう。

 若々しい柔らかなお腹をチラチラ見ていたら、向こう隣りのオバちゃんがバックから財布を取り出し、みんなの見ている前で万札を数えだした。「あなたがお金持ちなのは分かるけど、それは危険な行為ですよ」と言いたかったけど、止めた。それよりも、せっかくの機会だからと観客を観察する。

 靴下を履いている人はいないし、靴も指先まで見える。形のきれいな足の女性は腕も手の指もやっぱりきれいだ。肌が透き通るように白いのに、足が赤かったり、足首が太かったり、指のマニキュアがとても魅力的だったり、電車は楽しい。

 ペースメーカーのチェックはすぐ終わったのに、医師は「そろそろ電池交換ですね」と言う。私よりも半年ほど前に、ペースメーカーを移植した中学からの友だちは、「まだまだ先」と診断されているのに、私が移植されたセント・ジュード・メディカル社のものは期限が短いようだ。ワクチン接種が終わる7月末の手術となった。楽しいことばかりでは無いのがこの世だ。

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未来を創るのは若い人達

2021年06月24日 17時26分47秒 | Weblog

 テレビニュースで沖縄全戦没者追悼式を見た。宮古島の中学2の女生徒が『平和の詩』を朗読した。いつも聴いても、『平和の詩』には感動する何かがある。ただ、「みるく世」の意味が分からない。「みるく世ぬなうらば世や直れ」って何なのだろうと思い、今朝の朝日、読売、中日新聞を読み比べてみた。

 3紙とも詩の全文を掲載していたが、内容の解説があったのは中日新聞だけだった。宮古島民謡の『豊年の歌』にある言葉で、「平和な世がやってきて、みんなの暮らしがよくなりますように」という意味とあった。「みるく世」は未来のこと、詩は「みるく世を創るのはここにいるわたし達だ」と結んでいる。

 私が創刊した地域新聞の編集長を務めている女性が、ブログに「慰霊の日」について書いていた。「自律型致死兵器は非人道的だとして使用禁止を求める声もあるというが、自律型だろうが非自律型だろうが、兵器そのものが非人道的だ。人間が人間を殺すのは非人道じゃないのか!殺人は罪になるのに、戦争で人を殺すのは罪じゃないのか!怒りを覚える。」と書いていた。

 彼女と出会ったのは創刊して5年後だった。私は「軍隊など要らない。占領したければすればいい。大事なのは命を落とさないこと。戦争をしないことが政治家の務め」などと彼女に話した。彼女のおかげで地域新聞の役割はどんどん広がった。ただ、最近の地域新聞は説明不足な記事を目にするので気になるが、去った者は口を出すべきではない。「みくる世」は若い人達が創るのだから。

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財布を失くす

2021年06月23日 17時37分58秒 | Weblog

 午後1時に印刷屋さんが、追加で頼んだ『はがき絵』を届けてくれた。支払いも済ませたかったので金額を聞いたが、あいにくきっちりと揃わなかった。バッグに万札を入れて1階の玄関ホールに降りた。印刷屋さんに支払いして『はがき絵』を受け取り、帰る途中でバッグが落ちそうになるのを堪え、家に辿り着いた。

 頂いたお釣りを仕舞おうと財布を探すが見当たらない。帰る途中、バッグが落ちそうだったが、財布だけ落ちたのだろうか?それとも支払う時に財布が邪魔だったので、郵便受けにとりあえず入れたのだろうか?最悪なのは、玄関ホールで落としてしまったのに気付かずに帰って来たのかも知れない。

 急いで元に引き返すが、どこにも見当たらない。財布には現金が少しと運転免許証、クレジットカードが1枚、NPOおたすけの名刺が2~3枚入っている。現金の入った財布はまず戻らないと聞いたことがある。それでもと思い、管理事務所に行き、「財布の落とし物の届けはありませんか」と訊ねたが、「今のところは無い」と言うので、形と色を告げた。

 家に戻り、初めから動作を思い出しながら、机の引き出しを開けるとそこに財布があった。万札だけをバッグに入れて出かけたのだった。すぐに管理事務所に、「ありました」と電話した。何という失態か!悔やんでいたら玄関ホールで、知り合いの女性に出会った。名古屋の錦三でクラブを経営している彼女は私と同じくらいの年齢だ。

 その彼女がいきなり、「どうして60で定年になるか分かる。頭がボケるからなのよ」と言い出す。まるで私の失態が見られていたかのようで、さらに落ち込んだ。

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人は期待されるとやる気になるが‥

2021年06月22日 17時48分56秒 | Weblog

 天気予報を見ていたら、今日は一日中雲のマークになっていた。風も無いようだから作業に向いている。何も植えていない鉢が大小合わせて25鉢もある。「花が無いのは寂しいね」とカミさんに言われ、何時でも花が植えられるように準備だけはした。

 けれど、何故かやる気が出ない。「花を買いに行きましょうか」とカミさんに言われて、「いや、今あるペチュニアを植え替えるから」と断った。咲き続けているペチュニアは昨年の春に植えたものだ。秋には枯れてしまうと思ったのに、咲き続け種がこぼれて新しい株が育っている。

 今日は一日中作業をする。2年目のペチュニアを深い鉢に移し、浅い鉢には新しい株を等間隔に植え替えた。数を減らしたチューリップは見に来てくれた人がいたから、遣り甲斐があったけれど、誰にも見られないと思うとやる気は失せる。困った性格だ。

 緊急事態宣言が解除され、時間制限付きだが飲食も出来るようになった。もともと居酒屋に行くことは無いので何も変わらない。飲食がコロナ感染の元凶のように言われていたのに、オリンピックを前に、以前の日常が戻って来たかのような錯覚に落ちる。

 オリンピックは結局、何が何でも開催されるのだ。テレビも新聞も開催に懐疑的または批判的だったのに、反対を口にするメディアは無い。オリンピックになれば、メダルの数ばかりが報道され、国民は歓喜して選手を称えるだろう。そんなものだと再び思う。人は期待されるとやる気になり、されなければやる気は失せる。

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小6の孫娘のピアノ発表会

2021年06月21日 17時25分08秒 | Weblog

 小6の孫娘のピアノ演奏は、ジイジが言っては贔屓になってしまうが、とてもよかった。客席で見ていても、腕の動きや指の動きがとてもきれいだった。長女から、「これが最後の発表会になるかも知れないから」とメールが来ていたから、あの子ならそう言い出しかねないと思って聴いていたが、終わって会った時は思わず、「凄くよかった。来年もぜひ聴きたい」と言ってしまった。

 「もう、やめるから」と言うのかと思ったら、ニコニコして頷いてくれた。長女の方を見ると、嬉しそうな顔をしている。発表会が近づいても、なかなか練習に身が入らない娘に苛立って叱ってしまったようだ。売り言葉に買い言葉で、「もう、やめる」と言ってしまったのだろう。母親の言うことが聞けなくなったのは、それだけ成長してきた証拠である。

 孫娘の通っているピアノ教室は、かなり子どもの意志を尊重している。ピアノの発表会と言えばショパンやベートーヴェンやドビュッシーが定番だったのに、米津玄師の「パプリカ」やアニメの主題歌が多かった。小6の孫娘は「うっせぇわ」を、父親と連弾で「スキスキ星人」を演奏した。ジャズぽい曲が好きなのは父親の影響だろう。

 プロの演奏家を目指している訳では無いから、好きなことを好きなようにやらせればいい。「中学生になったら、勉強する」とわざわざ言うのは、何を意味しているのか分からないが、私の子どもの頃に比べると、遥かに自分のことを考えているようだ。まさか、『ドラゴン桜』のように東大を目指すことはあるまいが、楽しみな子だ。

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