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2021.12.29 1年間狙って手に入れたもの、そして、おせち作り

私は、昨年末に骨董店で、良いものを見つけた。
それは、床の間などに置く花台だった。

私は、一眼で気に入ったが、高いものなので、すぐ買うことはやめた。
来年のお正月までに、手に入れたいと思った。

それからは、気になって気になって、骨董屋さんに何度行ったことか?
何を隠そう、まだ売れていないことを、確認しに行っていた。

うれしいことには、いつもその上に、何か重ねて置かれていて、不思議に目立たない
様な感じになっていて、「あ、これなら、誰も気が付いてないわ。」とホッと胸を
撫で下ろしていた。
薄いものなので、何かに挟まると、全然目立たない。

ある時、お店の人に、「年末迄に買いたいと思っているものがあります」と言ったら、
どれですかと、聞かれたが、「いいえ、言えません。」と言って、言わなかった。
もし、言ったら、それに光が当たってしまって、目立つ様になって売れてしまうかも
しれないと思い、言わなかった。
それをいうと、Bちゃんが「言ったら、取って置いてもらえたのに。」と言った。
それは確かにそうよね。取り置いてもらえたのに遠慮した。おかしな私であった。


先日(12月25日)、とうとう、それを手に入れた。
それが、この花台。素晴らしい作りであった。
使用感は、全く無かった。おそらく未使用だと思う。
お店の人によれば、「これは、150年ぐらい寝かせた木だと思います。」とのこと
だった。


家に帰って、置いて見た。ここへ、台が欲しかった。
置いてみると、まるで、前からここへあったかの様に、しっくりと収まっている。
それまでは、友人が100円均一で買って来てくれた、白いビニールのテーブルセンター
を置いていた。


本当に、良い花台であった。満足した。お正月が、楽しみになった。
この様に、1年間も目を付けて、ようやく買ったというのだから、どんなに高いのか
と思われそうだが、実はそれほどでもなく、9,500円だった。
今回、それを7000円にしてもらった。良い買い物だった。

<おせちのこと>
今年は、おせちは、お酢の物5種と、黒豆、かずのこ、そして、お煮しめだけを作ろう
と思う。
それもこれも、この骨董店で、象彦のお重を、格安で手に入れたことから、気持ちが
そう変わった。

 

象彦の塗り物は、前から好きだった。
何万円もしたと思うものが、箱が壊れたため、売り物にならないとのことで、
骨董品店に来たらしい。4000円だった。
これに、入るだけの小さなおせちを作ろうと思った。
象彦さんのお陰様で、市販のおせちを買わずに、自分で作る気になった。


   <作ったおせち>


今日は、黒豆を煮た。
錆釘がなかったので、入れなかった。
ちょっとシワっぽい。つまり下手。でも、美味しいから良いか。
あ、そうか〜?シワがよらない様に、煮汁から、顔を出させな様に煮るという常識を
すっぽりと忘れていた。



できたものから、チタンの保存容器に保存してゆく。
今日は、酢の物を作る日とした。紅白なます、菊花かぶ、千枚漬けができた。
あと、たたきごぼうを作りたい。(私の大好物)

明日は、煮物を作る予定である。


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