高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

夢はあせらず

2010年11月19日 04時00分07秒 | ●「ミストラル」起業(過去)
私の会社の真後ろに、1軒のダイニングカフェがあります。


20人も入ると一杯になる小さな店なのですが、決して良い立地でもないのに、1年前のオープン以来いつも6~7分のお客が入っており、客足の途絶えたことがありません。

最初はオーナーの、知合い関係のお客かと思っていたら、そうでもなさそうなのです。

ランチの後は30~40代を中心にした女性客が多く、夜はサラリーマン風の若い男女の客に替わり、合コンでもしているのかと思わされるよなシーンを、今まで何度も目にしました。

開店が成功した例です。


4年前に「高島平再生プロジェクト」に参加して、知り合いになった、コミュニティカフェのオーナーの方がおります。

当時はまだ準備中だったのですが、程なくしてカフェをオープンし、私も2~3度顔を出して、その時の状況から順調だとばかり思っておりました。

ところが昨日、久々に店のブログを見て先月末で、カフェを閉めたのを知ったのです。

カフェのコンセプトも良く、取材等を何度も受けていたので、知名度も高いカフェでした。

オーナーの人柄も誠実で固定客も多かったのに、やはり経営とは難しいものです・・・


ミストラル」にしても、「Lu Mico」にしても、店の成功には最低三つ以上の要因が必要だと思ってます。

第一に店の責任者の人柄。
(*私は客商売が向かないので、プロデュース業に徹します!)

第二に女性が一人でも入れる、安心感とお洒落さ。

第三に人間の五感に配慮した店作り(導線計画、空間設計、色彩計画、BGM等)

以下、メニュー研究、コストパフォーマンスが続きます。


一昨年にも、私の知り合いの方が、開店3年を前に店をたたみました。

お客になった立場で、その要因を自分なりに分析しています。

私の北海道の田舎の町に、「ココペリ」というピザハウスがあります。

宇都宮出身のオーナーがこの田舎町に移り住み、5年の準備をかけてオープンしたのですが、今では口コミで地元客より、遠くから来る客の方が多くなっています。


私もこの店の歩みを参考にしています。

“恋はあせらず”という曲があります。

自分の夢もあせらないで、行きたいと思います。


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