【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

月刊誌「俳句四季」12月号!

2019年11月25日 22時25分05秒 | 月刊「俳句四季」

月刊誌「俳句四季」12月号!

〜俳句大学 Haiku Column 「Today's KIGO」〜

◆2019年俳句総合誌『俳句四季』12月号が発行されました。

◆俳句大学 〔Haiku Column〕の「Today's KIGO(今日の季語)」から季語の紹介と選句を掲載しています。また、2019年「俳句四季」4月号から毎月連載して行きます。

◆ 今回から、向瀬美音氏は日本語訳の改善に着手している。「7つの規則」と「KIGO」の提供により、フランス語を例に言えば最大で15シラブル以内のHAIKU が増えてきていて、15シラブル前後のHAIKUだとほとんど日本の俳句に近く、五七五の17音に簡単に和訳できる。

◆ 五七五の17音の和訳は、HAIKUをただ端に日本の俳句の五七五の17音にしただけではなく、五七五の17音への和訳は原句のHAIKUの真価を再現するものであり、国際俳句の定型化に一歩近づくための有効な手立てであることを強調しておきたい。

◆例えば、ある日本の国際俳句大会で「難民の/口元に差し出す/マイクロフォン」の俳句が大会賞を受賞しているように、三行書きにしただけで散文的な国際俳句が標準になっていることに危惧を覚えて、俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。

また、KIGO(季語)を使ったHaikuの可能性を追求して行きます。

◆2017年7月にフランス語圏、イタリア語圏、英語圏の55人が参加する機関紙「HAIKU」を発行しました。12月20日発行の2号では91人が参加しました。また、5月31日発行の3号では96人が参加し、320ページを数えます。さらに、12月26日発行の4号では112人が500ページを数えます。そして5号では150人が参加して、550ページを越えて、8月1日に出版しました。

◆最近では華文二行俳句のコンテストを行い、華文圏に広がりを見せて、遂に、2018年11月1日に二行俳句の合同句集『華文俳句選』が発行されました。

◆なお、総合俳句雑誌「俳句界」12月号(文學の森)の特集に「〔Haiku Column〕の取り組み」について」3頁に渡って書いています。

◆どうぞご理解ご支援をお願いします。

Le Août d'avril de「HAIKU SHIKI」!

〜Haikus du mois de Haiku Colum

◆Le Août d'avril de HAIKUKAI 俳句四季 vient d'être publié.

◆il contient les meilleurs haikus du mois avec KIGO selectionnés par M. Nagata.

◆Selon ce plan nous allons continuer à publier des haikus en deux lignes avec kire et toriawase.

The December issue of 「HAIKU SHIKI]!

〜Haiku Colum of Haiku University [Monthly best Haikus]〜

◆the December issue of HAIKU SHIKI has just been published.

◆It contains the best haikus with KIGO selected by M. Nagata.

◆according to the plan, we will continue to publish 2 lines haikus with kire and toriawase.

月刊「俳句四季」俳句四季用秋の季語と句(12月号)

 

秋深し あきふかし akifukashi / deep autumn / automne profond

 

Siu Hong-Irene 

  •  

Tan deep autumn 

crackling of dried leaves under the shoes

シウ ホング イレーヌ

  •  

秋深し

乾いた葉が靴の下で砕ける

Rina Darsa

  •  

autumn deep

too many stories that unspoken

リナ ダルサ

  •  

秋深し

まだ話していないたくさんの話

Michèle Lila Harmand

  •  

automne profond - 

mamy tricote des bonnets pour tout-petits

ミシェル リラ ハルモン

  •  

秋深し

おばあちゃんは孫のために帽子を編む

 

 

秋の声 akinokoe / autumn voice / voix d’automne

 

Igorina Darsa

  •  

the sound of footsteps stepping on the leaves

autumn voice

イゴルナ ダルサ

  •  

葉を踏みしめる足音

秋の声

Soucramanien Marie

  •  

Echo de coups de haches en forêts- Voix d'automne

スクラマニエン マリー

  •  

森の斧の谺

秋の声

Nadia Ben

  •  

Voix d automne. 

les hirondelles s alignent sur le fil à linge. 

ナディア ベン

  •  

秋の声

燕は洗濯紐の上に並ぶ

 

 

天の川 あまのがわ amanogawa / galaxy, Milky Way / galaxie, Voie Lactée

 

Sarra Masmoudi

  •  

nuit blanche -

mes petites confidences à la voie lactée  

サラ マスモウディ

  •  

寝られぬ夜

天の川に秘密の話を

Li

  •  

Milky way

A long journey to reach your dreams

リー

  •  

天の川

お前の夢にたどり着く長い道のり

Maria Teresa Piras

  •  

Via Lattea -

i brillantini sui capelli di una ragazza

 

Milky Way -

glitter on a girl's hair

マリア テレサ ピラス

  •  

天の川

少女の髪に輝き

 

 

秋の蛇 あきのへび akinohebi / autumn snake / serpent d’automne

 

Rina Bonanza Darsa

  •  

autumn snake

sound of friction dry leaves in the dark 

リナ ボナザ ダルサ

  •  

秋の蛇

暗闇で乾いた葉のこすれ合う音

Isni Heryanto   

  •  

branching tongue licked the wind

autumn snake  

イスニ ヘヤント

  •  

枝分かれした舌が風を舐める

秋の蛇

Cucu Hermawan

  •  

autumn snake skin on rock -

today is my birthday

クク ヘルマワン

  •  

秋の蛇の抜け殻が岩の上

今日は私の誕生日

 

 

秋の薔薇  あきのばら akinobara / autumn rose / rose d’automne

 

Annamaria Ravaglia

  •  

rose recise:

solo un profumo resta perso nell'aria

アンナマリア ラヴァグリア

  •  

切られた薔薇

空気の中に残された一つの匂い

タンポポ 亜仁寿

  •  

autumn rose bouquet

the young pianist playing two encores

タンポポ 亜仁寿

  •  

秋薔薇のブーケ

若いピアニストは二つのアンコール曲を弾く

Jean Luc Werpin

  •  

en cœur de rose une abeille affolée - 

parfum capiteux

ジャンリュック ヴェルピン

  •  

薔薇の花芯に蜜蜂がそっと触れる

官能的な匂い

 

 

燕帰る つばめかえる tsubamekaeru / swallow coming / retour d’hirondelle

 

Isni Heryanto

  •  

black scissors in the hands of a barber

swallow coming

イスニ ヘルヤント

  •  

床屋の手の中の黒い鋏

燕帰る

Neni Rusliana

  •  

swallow coming

miss my hometown forever

ネニ ルスリアナ

  •  

燕帰る

永遠に恋しい故郷

Ezio Infantino

  •  

rondini in partenza

una valigia su una panchina

 

swallows departing

a suitcase on a bench

エチオ インファンティーヌ

  •  

燕去ぬ

ベンチの上にスーツケース

 

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俳句大学九州キャンパス熊本校舎!

2019年11月16日 15時58分03秒 | 基礎から学ぶ俳句教室

俳句大学九州キャンパス熊本校舎!

〜【例会】〜

【日時】
昼食12:00〜 講座・句会13:00〜
【場所】サンタン
熊本市中央区花畑町10-7 武蔵第4ビル3FーB
【内容】
①講座 ②句会


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落語会と俳句会のごあんない!

2019年11月12日 15時40分23秒 | 俳句会
落語会と俳句会のごあんない!

と き 令和元年12月2日(月)
ところ 小天温泉 那古井館

【第一部】 那古井館落語会 3,000円(ランチ込)40名定員
12:00~13:00 落語
13:00~14:00 ランチ
出演 桂 團治郎(桂 米朝一門)

【第二部】 俳句大学 九州研修句会 2019年度  500円
14:00~16:00 句会
兼題「 落語 」または雑詠 計3句

・九州研修句会にはどなたでも参加できます。
・「那古井館」の送迎バスがあります。
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