【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

Facebook「華文俳句社」 〜【俳句界】2022.10月号〜

2022年09月28日 15時43分48秒 | 月刊誌「俳句界」
俳句大学国際俳句学部!
 
Facebook「華文俳句社」
〜【俳句界】2022.10月号〜
 
◆2022年『俳句界』10月号が発行されました。
◆華文圏に俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
◆2020年1月からは月刊『俳句界』に「華文俳句」の秀句を連載しています。
◆どうぞご理解とご支援をお願いします。
俳句大學國際俳句學部的通知!
~Facebook 「華文俳句社」Kabun Haiku 2022・10〜
◆2022年『俳句界』10月號已出版。
◆於華文圏提倡包含俳句的基礎「一個切」和「兩項對照組合」的二行俳句。
◆請各位多多支持指教。
華文俳句【俳句界】2022,10月号
永田満徳選評・洪郁芬選訳
輪椅上翻弄彩券的雙手
亭仔腳
帥麗
〔永田満徳評論〕
「亭仔腳」是台灣特殊的建築物,也是台灣的季語。面向馬路的一樓是迴廊,而迴廊的上方是建築物的第二層樓。「彩卷」是會抽中獎金的台灣樂透彩,只限定給身心障礙者、原住民和單親家庭販賣。此刻他坐在輪椅上,想要抽中一張彩卷,不停的翻弄著。這首俳句細緻的描繪身心障礙者的一種娛樂。
騎楼かな車椅子にて捲るくじ
帥麗
〔永田満徳評論〕
「亭仔腳(別称: 騎楼)」は特別な建物で、台湾の季語でもある。通りに面した1階は回廊で、回廊の上部が2階となっている。「彩券」は勝者に賞金が与えられる台湾の「宝くじ」で、販売は障害者、原住民、一人親家庭に限られている。「車椅子」の乗ったまま、「宝くじ」を当てて、賞金を手に入れようとしている情景だろう。障害者の娯楽の一端がよく描かれている。
藝閣扮相的清秀男童
觀音媽生
胡同
〔永田満徳評論〕
「觀音媽生」是台灣的季語。觀音菩薩的台灣俗稱是「觀音媽」。誕辰為農曆六月十九日,供奉的寺廟皆隆重舉辦禮拜。「藝閣」是從中國傳來的民俗活動。迎神儀式時,孩子們裝扮成各式各樣的歷史人物,坐在精美的閣子裡,由人抬著或搭載於車子上遊行街頭。作者巧妙的擷取了這個華麗民俗的一幕。
観音媽芸閣に装ふ童かな
胡同
〔永田満徳評〕
「観音媽生」は台湾の季語で、「観音媽」は観音菩薩の台湾での俗称。誕生日は陰暦6月19日で、寺院はお祝いの儀式を行う。「芸閣」は中国から伝わる伝統的な民俗芸能の一種である。迎神儀式の時、子どもたちを様々な歴史上の人物に扮装させ、美しい台座に乗せて、通りを練り歩く台湾の風物詩である。華やかで、賑やかな芸閣の様子がうまく切り取られている。
拿鐵尺挖撲滿的孩童
芋仔冰
黃士洲
〔永田満徳評論〕
「芋仔冰」是台灣的季語,意思是芋頭製作的冰棒或冰淇淋。昔日在台灣,可以邊買芋仔冰邊玩圓盤抽獎。獎品通常是「綠豆冰」等推車上販賣的點心。這首俳句具體的描述孩童拿著鐵尺,從撲滿挖出他為了買芋仔冰而儲存的零錢。彷彿能看見,這個孩童喜不自勝的笑開了小臉。
鉄定規で掘る貯金箱芋仔冰
黃士洲
〔永田満徳評〕
「芋仔冰」は台湾の季語で、タロイモでできたアイスキャンディーやアイス製品。昔の台湾の芋仔冰の屋台では、芋仔冰を何個か買えば宝くじで遊ぶことができ、通常「綠豆冰」などの賞品が当たった。芋仔冰を買うために貯めていたお金を「貯金箱」から取り出している情景をより具体的に表現している。いかにも楽しく、うれしそうな子どもの顔が浮かんでくる。
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〜Facebook「Haiku Column」〜 【俳句界】2022年10月号

2022年09月28日 15時38分37秒 | 月刊誌「俳句界」
俳句大学国際俳句学部よりお知らせ【国際俳句の取り組み】!
 
〜Facebook「Haiku Column〜
☆【俳句界】2022年10月号☆
 
◆俳句総合誌『俳句界』2022年10月号が発行されました。
◆俳句大学 〔Haiku Column〕のHAIKUから選句・選評した句を掲載しています。また、「俳句界」2019年1月号から毎月連載しています。
※ 2021年の『俳句界』10月号から、優秀な作品が揃って来ましたので、1ページ増えて、3ページに渡って掲載しました。
◆R 2・12月号から作者の国名を入れています。人種、国籍を問わず投句を受け入れていることから、その「人道主義的」スタンスが広く支持されています。
◆ 向瀬美音氏は日本語訳の改善に着手している。五七五の17音の和訳は、HAIKUをただ端に日本の俳句の五七五の17音にしただけではなく、原句のHAIKUの真価を再現するものであり、国際俳句の定型化に一歩近づくための有効な手立てであることを強調しておきたい。
◆例えば、ある日本の国際俳句大会で「飢えた難民の/前に口元に差し出す/マイクロフォン一本」のような三行書きにしただけで散文的な国際俳句が大会大賞、或いはある国際俳句協会のコンクールで「古い振り子時計―/蜘蛛の巣だらけになっている/祖父のおとぎ話」のような切れがあっても三段切れで冗漫な国際俳句が特選を受賞しているように、三行書きの国際俳句が標準になっていることに危惧を覚えて、俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
◆2017年7月にフランス語圏、イタリア語圏、英語圏の55人が参加する機関紙「HAIKU」を発行しました。12月20日発行の2号では91人が参加しました。また、5月31日発行の3号では96人が参加し、320ページを数えます。さらに、12月26日発行の4号では112人が参加し、500ページを数えます。そして5号では150人が参加して、550ページを越えて、8月1日に出版しました。そして、6号を2020年12月に出版しました。また、2020年3月1日には「国際歳時記」の第1段として【春】、2022年6月には【冬・新年】を出版しました。「HAIKU」6号と「歳時記」春・冬・新年は原句の内容を損なうことなく五七五に訳出しています。
◆総合俳句雑誌「俳句界」2118年12月号(文學の森)の特集に「〔Haiku Column〕の取り組み」について」が3頁に渡って書いています。
◆「華文俳句」に於いては、華文二行俳句コンテストを行い、華文圏に広がりを見せて、遂に、2018年11月1日にニ行俳句の合同句集『華文俳句選』が発行されました。
◆ 二行俳句の個人句集では、洪郁芬氏が『渺光乃律』(2019、10)を〔華文俳句叢書1〕として、郭至卿氏が『凝光初現』(2019、10)を〔華文俳句叢書2〕として、次々に刊行している。さらに、全季節を網羅した「華文俳句歳事記」が2020年11月には刊行されて、これで季重なりの問題が解消されるでしょう。
◆さらに、2020年1月からは月刊『俳句界』に「華文俳句」の秀句を連載している。
◆『俳句界』2020年3月号の特別レポートにおいて、熊本大学で行われたラウンドテーブル「華文俳句の可能性」の報告が8頁に渡って掲載されました。
◆どうぞご理解ご支援をお願いします。
The October issue of 「HAIKUKAI俳句界」!
〜Haiku Colum of Haiku University [Monthly best Haikus]〜
◆the October issue of HAIKUKAI俳句界 has just been published.
◆It contains the best haikus of the month selected by M. Nagata.
◆according to the plan, we will continue to publish 2 lines haikus with kire and toriawase.
Octobre aout de 「HAIKUKAI俳句界」!
〜Haikus du mois de Haiku Colum de Haiku Universite〜
◆ Octobre aout de HAIKUKAI俳句界 vient d'etre publie.
◆il contient les meilleurs haikus du mois selectionnes par M. Nagata.
◆Selon ce plan nous allons continuer a publier des haikus en deux lignes avec kire et toriawase.
永田満徳選評・向瀬美音選訳(仏・伊)・中野千秋訳(英)
【今月の秀句(monthly excellent Haikus)】  
(Facebook「Haiku Column」より)
Larbi Limi(Morocco)
sieste d'été
le silence perturbe le silence
〔Commentaire de Mitsunori Nagata〕
La sieste présente de nombreux avantages, notamment la réduction du stress et une meilleure concentration. Pour passer une bonne nuit de sommeil, vous devez être conscient de votre position de sommeil et de vos vêtements, ainsi que de votre environnement. On dit souvent que "le calme dérange le calme", ce qui décrit bien le fait que si votre environnement est trop calme, le calme deviendra gênant et vous ne pourrez pas vous endormir assez rapidement.
ラルビ リミ(モロッコ)
静けさは静けさ乱す昼寝かな 
〔永田満徳評〕
「昼寝」にはストレス解消や集中力の向上など、さまざまな効果がある。良質な睡眠をとるためには眠るときの体勢や服装などはもちろん、周囲の環境にも気をつける必要がある。「静けさは静けさ乱す」とはよく言ったもので、周囲があまりにも静かだと、その静けさがやけに気になり、すぐには寝付けないことをうまく表現している。
タンポポ 亜仁寿(Indonesia)
snake moving on wet grass -
cursive calligraphy
〔Commented by Mitsunori Nagata〕
Although 'snakes' have lost their limbs for movement, they show a high degree of adaptability, with their elongated bodies enabling them to move on the ground, in trees and underwater. They are slippery vertically and non-slippery horizontally, and, as the word 'meander' implies, they move forward in a sinuous manner. The gotokuhaiku is a fascinating form of haiku.
タンポポ 亜仁寿(インドネシア)
濡れし草筆記体のごと蛇がゆく  
〔永田満徳評〕
「蛇」は移動するための四肢を失ったとはいえ、細長い体によって地上や樹上、水中での移動を可能にし、高い適応性を示す。縦には滑りやすく、横には滑りにくい特性を生かし、「蛇行」という言葉通り、くねくね曲がりながら進む。「筆記体のごと」と言われてみればその通りで、〈ごとく俳句〉のおもしろさを感じさせる句である。
Anna Rimondi (Italy)
nata nell'acqua per volare nel vento -
la libellula
〔Commentaire de Mitsunori Nagata〕
La libellula è un insetto acquatico che si trova nelle risaie, nei ruscelli, negli stagni e nelle paludi. Emergono dall'acqua, si schiudono e volano via. Possono volare in vari modi e possono anche catturare le prede mentre volano. L'espressione "nato nell'acqua e soffiato dal vento" coglie con precisione la stretta relazione tra acqua e vento nell'ecologia della libellula.
アンナ リモンディ(イタリア)
水に生まれ風に吹かるる蜻蛉かな 
〔永田満徳評〕
「蜻蛉」は水生昆虫で、田んぼや小川、池や沼などにも生息している。やがて水中から出てきて、羽化して飛び立つ。〈とんぼ返り〉という言葉もあるぐらい、様々な飛び方ができるし、飛びながら獲物を捕まえることもできる。「水に生まれ風に吹かれ」と表現したところは、蜻蛉の生態における〈水〉と〈風〉との密接な関係を的確に捉えている。
【今月の季語(Kigo of this month】     
(Facebook「Haiku Column」より)
【 夏至 げし geshi / summer solstice / solstice d’été 】
Zamzami Ismail(Indonesia)
better alone than both but feel alone
summer solstice
ザンザミ イスマイル(インドネシア)
夏至の日や一人が好きで寂しくて 
Zdenka Mlinar(Croatia)
"Midsummer Night's Dream" by W. Shakespeare
summer solstice
ズデンカ ムリナ―(クロアチア)
夏至の日に開いて「真夏の夜の夢」 
【 夏の風 なつのかぜ natsunokaze / summer breeze / vent d’été 】
Kim Olmtak Gomes(Holland)
whiffs from behind the sun
summer breeze
キム オルムタック ゴメス(オランダ)
太陽の匂ひを運ぶ夏の風  
Ngo Binh Anh Khoa(Vietnam)
summer breeze
the scent of her perfume lingers in the air
ナゴ ビン アン コア(ベトナム)
夏の風君の香りのまだ消えず  
【 夕焼 ゆうやけ yuuyake / sunset / embrasement du soleil couchant 】
Mirela Brailean(Romania)
sunset -
the shadows delay
ミレラ ブライレーン(ルーマニア)
夕焼けの影が遅れて付いてくる  
Anna Rimondi(Italy)
cielo al tramonto-
una parte di me sfuma col rosso
アンナ リモンディ(イタリア)
夕焼や身の一部分赤くなる 
【 夏休み  なつやすみ natsuyasumi / summer vacation / vacances d’été 】
Rachida Jerbi(Tunisia)
grandes vacances ~
la fillette joue à la maîtresse avec les poupées
ラチダ ジェルビ(チュニジア)
夏休み娘は人形と先生ごつこ 
Gabriella De Masi(Italy)
ferie estive-
il profumo di pane che manca all'alba
ガブリエラ デマシ(イタリア)
夏休み夜明けのパンの懐かしく 
【 泳ぎ およぎ oyogi / swim / baignade 】
Barrie Levine(USA)
midnight swim
our bodies drenched in silver light
バリー レビン(アメリカ合衆国)
真夜中を泳ぎて銀の灯に濡れて  
Feten Fourti(Tunisia)
première baignade sans toi
mes larmes plus salées que l eau de mer
フテン フルティ(チュニジア)
初泳ぎ涙は海水より塩辛し 
【砂日傘 すなひがさ sunahigasa / beach parasol / parasol de plage 】
Christina Chin(Malaysia)
rhythm of a boat…
under the beach umbrella soothing lull
クリスティーナ チン(マレーシア)
舟のリズムゆつたり過ごす浜日傘  
Choupie Moysan(France)
rondeurs charnues sous le parasol
en bouche l'olive
シュピー モイサン(フランス)
オリーブや砂日傘の下のまろき体 
【冷酒  れいしゅ reishu / cold sake / saké froid 】
Rina Darsa(Indonesia)
cold sake
I share my smile with the world
リナ ダルサ(インドネシア)
微笑みを世界と分かち冷酒酌む  
Ana Irina(Romania)
cold sake -
I open a Japanese novel
アナ イリナ(ルーマニア)
につぽんの小説開き冷酒酌む  
【 花火 はなび hanabi / firework / feu d’artifice 】
Lucie-Soleil Ouellet(France)
sérénité du soir devant la rivière
soudain des feux d'artifices  
リュシー ソレイユ ウイエ(フランス)
川の夜のしじま突如の花火かな 
Carmen Baschieri(Italy)
fuochi d'artificio
così lontano il rombo della guerra
fireworks
so far the roar of war
カルメン バシエリ(イタリア)
揚花火はるか遠くに戦火かな
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〜季語で一句 34 〜 『くまがわ春秋』9月号

2022年09月01日 00時47分59秒 | 月刊誌「くまがわ春秋」
俳句大学投句欄よりお知らせ!
 
〜季語で一句 34 〜
 
◆『くまがわ春秋』9月号が発行されました。
◆Facebook「俳句大学投句欄」で、毎週の週末に募集しているページからの転載です。
◆お求めは下記までご連絡下さい。
・info@hitoyoshi.co.jp 
 ☎ 0966-23-3759
 
永田満徳:選評・野島正則:季語説明
季語で一句(R4.9月号)
 
江口秋子
柴犬の尾の裏は白夏野原
【永田満徳評】
生い茂った草が風に靡いている「夏野」に愛犬を放った情景。勢いよく駆け出した犬の様を犬の尾に焦点を当て、叢の青と「柴犬の尾」の白とを対比させて、色彩あざやかに描き出しているところがいい。
【季語の説明】
「夏野」とは夏草の茂る野原。夏野原。「夏野」と言えば、緑濃く、強い日差しを受け、草いきれでむせかえる野原、あるいは、青々と生い茂った草が風にいっせいに靡く草原を思い浮かべる。阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の北麓に位置する夏の大草原では、大きな池と放牧された馬とが織りなす牧歌的な風景が広がる。
【季語の説明】
「夏野」とは夏草の茂る野原。夏野原。「夏野」と言えば、緑濃く、強い日差しを受け、草いきれでむせかえる野原、あるいは、青々と生い茂った草が風にいっせいに靡く草原を思い浮かべる。阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の北麓に位置する夏の大草原は、大きな池と放牧された馬とが織りなす牧歌的な風景が広がる。
 
夏帽子(なつぼうし)   「夏-生活」
桧鼻幹雄
アマゾンや開高健の夏帽子
【永田満徳評】
帽子と言えば、陽射し除けの需要が多い「夏帽子」である。作家の開高健は、冒険の旅ごとに帽子を替えていたという。アマゾンへの旅ではどんな帽子を被っていただろうかと興味がそそられる句である。
【季語の説明】
「夏帽子」は暑さ、紫外線などから、髪、肌を守るための帽子。夏帽ともいう。近年は、熱中症対策としても有効であり、保冷剤をいれられるような物もある。麦藁帽やパナマ帽もあるが、女性のかぶる鍔広の真っ白な帽子が夏帽子らしい。お洒落なファッションアイテムであり、男性も似合いの一品を探すのも楽しみである。
 
灯籠流し(とうろうながし) 「秋-行事」
桧鼻幹雄
灯籠を流してあとのぬくき闇
【永田満徳評】
初盆は、通常のお盆と違い、読経をしてもらったり、会食をしたりするなど、緊張する。「灯籠流し」の後の「ぬくき」は心理的なもので、初盆の緊張から解き放たれ、我に返った感じがうまく表現されている。
【季語の説明】
「灯籠流し」は送り火の一種で、灯をともした燈籠を川や海に流す行事。盂蘭盆会の終わる15日、または16日、燈籠にのった祖先の霊をあの世へ送るために行われる。盆の供物や茄子の馬、魂棚の筵なども一緒に流す。板切れに蝋燭を立てたものから、舟に乗せた大型の燈籠までさまざまあり、夏の風物詩である。
 
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