【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

第二句集『肥後の城』(文學の森大賞受賞作品)! 〜第二刷 注文受付 〜

2023年03月31日 22時28分53秒 | 第二句集『肥後の城』

第二句集『肥後の城』(文學の森大賞受賞作品)!

〜第二刷 注文受付 〜

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【句集情報】
・第二句集『肥後の城』
・永田満徳(ながた みつのり)
・文學の森
・定価:2970円 

【帯文】
      奥坂まや
 
阿蘇越ゆる春満月を迎へけり
 
 永田満徳さんは熱情の人だ。
その熱情は、生涯の道として邁進する文学に
対しても、自然も人情もおおらかな家郷に
対しても、力強く燃え上がっている。
 満徳さんの愛してやまない肥後の雄大な
天地は、近年、地震と水害という災厄に
見舞われた。この句集は、傷ついた故山に
捧げる、ひたむきな思いの披瀝に他ならない。

【特集 ピックアップ 注文の句集『肥後の城』】 
      岸本尚毅
いっぱんに、短い言葉のかたまりである俳
句はアフォリズムのような普遍性を持ち得る。
そのような句もこの句集にはいくつかあった。
しかし、この句集の面目は、熊本の永田さん
が、その人らしい句を、しっかりと腰を据え
て詠んだところにある。 読者もまた、そのよ
うな句として鑑賞することでこの句集をよく
享受し得るのである。
『肥後の城』を読む(「俳句界」2022年11月号より抜粋)

【自薦十五句】
阿蘇越ゆる春満月を迎へけり
この町を支へし瓦礫冴返る
さへづりのつぶだちてくる力石
曲りても曲りても花肥後の城
こんなにもおにぎり丸し春の地震
本震のあとの空白夏つばめ
骨といふ骨の響くや朱夏の地震
水俣やただあをあをと初夏の海
一夜にて全市水没梅雨激し
大鯰口よりおうと浮かびけり
半球はつかめぬかたち天道虫
不知火や太古の船の見えてきし
天草のとろりと暮れぬ濁り酒
大鷲の風を呼び込み飛びたてり
巌一つ寒満月を繋ぎ止む
※地震=なゐ

※画像:『肥後の城』第二刷

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〜 文學の森 文学賞 受賞作 発表 〜 【文學の森大賞】に永田満徳『肥後の城』

2023年03月31日 01時12分22秒 | 第二句集『肥後の城』

文學の森HPよりお知らせ!

〜 文學の森 文学賞 受賞作 発表 〜

【北斗賞】第13回
佐々木 紺 「おぼえて、わすれる」

【山本健吉評論賞】第24回
池田 瑠那 「閾を視る、端に居る」

【文學の森大賞】第15回
永田 満徳 『肥後の城』
千々和恵美子 『飛翔』

〔備考〕
「文學の森 各賞贈賞式」
【日 時】令和5年5月16日(火) 
12:00〜15:00(受付11:30より)
【場 所】新宿・京王プラザホテル

https://www.bungak.com/list

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永田満徳『肥後の城』で第15回文學の森大賞を受賞しました。

2023年03月22日 10時56分22秒 | 月刊誌「俳句界」

このたび『肥後の城』が第15回文學の森大賞を頂きました。

 

身に余る受賞のご報告とともに、日ごろの御厚情に心より御礼申し上げます。

 

本句集は熊本地震と郷里人吉の水害という二つの大災害をテーマとし、熊本城、阿蘇、天草という郷土色を押し出した内容にすべく、心掛けました。

また、熊本在勤時代の夏目漱石が述べた「俳句はレトリックの煎じ詰めたもの」に倣い、修辞の可能性を探るべく、多様な表現を試みました。

つまり、テーマ性と郷土色を盛り込んだ内容の読物になるように努めました。

この内容と表現において、本句集がどれほど成功しているかは覚束ないですが、この大賞を励みにチャレンジしていきたいと思っています。

今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

 

※「文學の森 各賞贈賞式」は2023年5月16日(火)、新宿の「京王プラザホテル」で行われます。

※月刊「俳句界」(2023年5月号)に、「第15回文學の森賞発表」と題して、「選評」や「受賞句集から自選5句」「受賞の言葉」「略歴」「顔写真」が掲載されます。ご覧頂ければ幸甚です。

※『肥後の城』を機に増刷しましたので、文學の森か、Amazonオンラインでお求め頂ければ幸いです。

令和5年3月22日

永田 満徳

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