これは、ちょっと見ると明治時代に入ってからの作品のように感じますが、江戸時代の作品です。
不思議な感覚がします。
これも、清朝磁器か、あるいはデルフト焼の影響を強く受けたような感じがします。
見込みの花は、牡丹のようにも見えますが、小さい花が横向きにあり、
一つの枝から二つの異なる花が咲いいます。
かなりファジーなデザイン感覚ですよね。
江戸も後期になると、かなり自由な感じがします。
周りの白抜きは、牡丹唐草の一種と言ってもよいでしょう。
何よりも皿裏の力強い作風が江戸時代をものがたっています。
すこし画面が暗くて、ゴメンなさい。
時代は、江戸後期のころ。
直径約、38cm×高さ約5cm