古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

松梅紋の皿

2013年03月17日 21時45分55秒 | 古伊万里=染付中皿
さすがに春めいてきましたよね。
東京は、開花宣言がでて、ずいぶん早いとおもいました。
こちらは、いつも一週間遅れですから、来週は、咲くんじゃないでしょうか?
先日まで、おもての水道の蛇口が連日凍りついて、真冬の寒さだとおもっていたら、
こんなになっちゃうんでしょうか?

なんだか暑いか寒いか、どちらかの季節が長く、
ちょうどいい季節は、どんどん短くなっていく日本という感じ。
夕方の陽は、だいぶ伸びて、気持ちのよい季節ではあります。(^^♪

 自民党の安倍総理もいがいに、と言っては失礼だが、
支持率も高く、久しぶりに安定した政権という感じ・・

TPPに関しては、僕は基本的には反対だが、
時代の大きなウネリというものを考えるとき、仕方ないのかもしれませんね。
ヨーロッパは、通貨でまとまり、環太平洋では、TPPでまとまり、
やがては、政治統合という動きになるのかも、しれません。
それが、100年後なのか、50年後なのか、まったく想像もつきませんが、
時代の大きなうねりであることは、間違いなさそうな気がします。
その証拠に・・・
ある程度時間がたつと、ただの通商条約ではなく、安全保障とも絡んでくるようなきがします。

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江戸中期後半くらいのお皿です。



一見平凡な、松と梅のお皿です。
ただ、竹がないのが、おもしろいというか洒落ている。



松葉の描き方などとみると、
松葉に変化があり、色気を感じさせ、江戸中期のなごりがかなり残っています。

写真では、ただの濃紺に見えますが・・
実際の呉須の色も、中期に特徴的な、やや、紫がかったコバルトになっています。



高台をみると、元禄時代そのままの風情。

おそらく宝暦時代の初期くらいはあるんじゃないでしょうか。

ちょっけい31cmほど。




コメント (16)
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