古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

アイヌ語と日本語について

2016年02月21日 20時02分35秒 | みやまつりが日記
アイヌ語って、
いがいに、知っているようで、知らないものですよね。
(カムイ)(イオマンテ)(コロボックル)くらいかなあ。。

イオマンテも、最近聞かない。
昔、あれをテレビで神聖なアイヌの儀式として、放映したのを見た。
今、あれをやると、動物虐待になりかねない。
いまでも、やっているんだろうか?
繋がれた熊の子に、至近距離から弓矢を打ち込む。
今の時代感覚からいえば、なんとも、痛ましい。
でも、当時は、それも伝統なら仕方ない大事な儀式に、思えた。
時代感覚って、不思議なものですね。

少し、興味があり、アイヌ語を調べてみたら、
日本語と共通の言葉が、いがいに少ないのに驚きました。
文法も、主語が複数形か単数かで、動詞が変化するという、
日本語や朝鮮語にありえない変化も、見逃せません。
語順は、ほぼ同じだけど、否定文や命令形だと、
主語ー動詞ー目的語。
と、なるらしい。。

結果、文法的に日本語によりちかいのは、
アイヌ語より、朝鮮半島語という印象を持ちました。
ご存知のかたも多いと思いますが、
朝鮮語と日本語は、うりふたつの言語です。

むかしアイヌは、西日本地方まで居ましたから、
まったく違う系統の言語を操る民族が、日本列島に二ついたなんて、
なんとも、不思議ですね。




コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする