昨日は、わたしの誕生日でした。
幾つになったかは、聞かないでくださいね。
たぶん半世紀は、生きていると思います(笑)。
昔からやきものは、好きでしたが、
もと、もと、私は、骨董品はそれほど好きはありませんでした。
現代のすぐれた作家もの方が、作品として優れている思っていたからです。
いまでも、その考えに、それほど変わりは、ないと思っています。
バランスやデザイン的には、現代の著名な作家物の方がすぐれてると思います。
では、どうして感心を持ったかといえば・・
時代と民族が変わると、同じ絵付けが出来ないという理不尽なる不思議に魅力を感じたからです。
たとえば、桃山の織部の絵付けは、桃山時代固有のものであり、
現代のどんなすぐれた作家の先生でも、真似が出来ないそうです。
江戸時代の織部は、江戸の絵付けになってしまいます。
名もない陶工たちが、その時代、その国でしか出来ない絵付けの不思議。。。
そこに、限りない魅力と不思議を感じました。
絵付けのある古陶磁は、真贋を隠し切れないとまで言われているそうです。
詳しく鑑賞すれば、きっと無地の古陶磁も全体のフォルム、カタチも、その時代固有のものであり
正確な、模倣は出来ないのではと、思っていますが、いかがなものでしょうか?
吹き墨の六寸皿です。
おそらく、清朝磁器をそっくり模したものでしょうか。
かなり、西洋的とも見える花が描かれています。
皿の裏は、清朝磁器によく見られる模様です。
時代は、幕末頃とみられがちですが、そこそこあって寛政期(約200年前)くらいだと思います。
17・5cm×約3cm
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お皿、清朝の写しなんですか、高台の作りとかも変わってるんですね。
伊万里の清朝写しって、けっこうあるみたいです。
時代の魅力とでもいうべきものがあるからなんですよね~
伊万里の年代不勉強なので、いつも勉強になります。
これからも宜しくお願いしますm(_ _)m。
その、時代の雰囲気って、不思議ですよね。