古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

鉢ものの薦め

2007年03月12日 19時54分15秒 | 古伊万里=鉢もの




伊万里のなかで、なんと言っても人気は、猪口のたぐいでしょう。
鉢ものは、どちらかと言うと不人気。
茶道の菓子鉢としての需要も限られているのでしょうか。

それと、インテリアとして考えた場合も、鉢ものより、皿のたぐいが、断然有利。

しかし、純粋に絵付けを楽しむとなると、中も外も楽しめます。
遠くから眺めてよし、
近づいて、なかをのぞけば、また違う世界が広がる。
見る角度により、印象がまったくちがってきます。
皿では、そうはいきません。

幕末~明治期の鉢です。直径約27センチ×9センチ。



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2 コメント

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No title (越前屋平太)
2007-03-13 10:02:00
この白抜きの梅、いわゆる「夜の梅」を表してるんでしょうかね、明治~大正に人気があったようです。祖母から引き継いだ茶器と三つ鉢がこの図柄で、専ら実用で頑張ってくれてます。鉢は最近特に流通性が悪く、仕入れても全く売れない状態だと骨董屋さんもぼやいてましたよ。最近の傾向としては、実用<鑑賞<酒器(そば猪口も含めて酒器になるもの)の順で人気が高いように思います。鉢はかさばるのでコレクションには向かないというのも不人気の理由でしょうね。
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No title (宮松里(みやまつり))
2007-03-13 18:54:00
越前屋平太さん。いつもありがとうございます。実は、ぼくはゲコなので、猪口よりも不人気な鉢を、たくさん集めています(笑)。確かに、鉢は、がさばりますよね。重ねれば、収納はそれほどでもないのですが、実用するに数は入りませんものね。それにしても、平太さんのところで、現役で同手の図柄の鉢が活躍しているのは、嬉しいかぎりです♪
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