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新製品の缶コーヒーは命短し…

2007年11月11日 | ここで一服・水元正介
◎ 昨夜(2005年3月2日)、帰路の新幹線車中で、「ルーツ・タンザニアンブルー」と「塩ゆで卵」を駅のコンビで買って、夜食代わりに食べてしまったのである。大ヒット商品の「塩ゆで卵」は、あっという間に駅売店・コンビニの定番商品になり、私も時折70円を出して購入、美味しくいただいている。将来的にも息の長い商品になっていくことだろう。 それに引き換え、缶コーヒーなどの飲料は交替劇が激しく、あれだけ続いたウーロン茶のブームも去り、多種多様の日本茶がコンビニや駅売店の棚を占領するようになった。コーラに至っては、ファースト・フードでの消費が主流になってしまったのである。

◎ ところで、私の好きな缶コーヒーは「ルーツ・アロマブラック」なのだが、昨日の朝、山手線の車内吊り広告で見た「ルーツ・タンザニアンブルー」を試してみたところ、けっこう美味しかったので、今朝も飲んでいる。缶の色合いも濃紺で他の缶コーヒーの中に埋没せず、流通用語でいう「差別性」があり、これからの時期に流行の兆しを予感した。ただし、新製品ということで、現在はコンビニや駅売店に置かれているが、売れ行きが芳しくなければ、早々、姿を消してしまう宿命なのだ。

◎ 正直な気持ちとして、日本へ伝来してから400年以上も、国民の定番商品であり続けた「たばこ」が逆風にさらされている昨今、国内たばこメーカー・JTが発売している缶コーヒーを応援したい気持ちもある。というわけで、「ルーツ・タンザニアンブルー」については、「ルーツ・アロマブラック」と同様に、息の長い定番商品になって欲しいと願っている。それにつけても、塩の不要な半熟の「ゆで卵」は、日本が誇る21世紀初頭の一大発明だ。(2005 03/03)
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