◎ どうやら、阪神タイガースがセ・リーグの首位に返り咲いたようだ。福原投手が完封シャットアウト勝ちをおさめた。今年の福原投手は、好不調の波が激しい けれど、今日の勝利は大きいといえる。若手投手がガンバっているときだけに、中堅の福原投手の活躍は頼もしい限りだ。少しは精進を重ねた結果なのだろう。 福原投手には才能があるのだから、二宮金次郎とまでは言わないが、日々の鍛錬を欠かさないで欲しい。
◎ というわけで、僕たちが小学生の 頃は当り前に見かけ、どこの小学校にも必ずといっていいほど、校門の近くにあった二宮金次郎像だが、「歩きながらの読書は危ない」という交通安全上の配 慮、さらには「子のうちから薪を背負って働くのはいかがなものか」という児童労働禁止の観点もあって、急激に姿を消してしまったのである。しかし、平成7 年ごろ、栃木県の二宮町に出来た「道の駅」に、町名になるほどゆかりの深かった二宮金次郎像が建立されたのだ。
◎ 努力とか節約とかが、 いつしか嫌われる日本になってしまったけれど、ホワイトカラーばかりの社会はないし、消費だけで暮らしていける世の中はないのだから、二宮金次郎(二宮尊徳)像にこだわる町があってもいい。「教育の象徴としての二宮金次郎」ということも、文化として尊重し、末代に伝えていくことを忘れてはいけない。この道 の駅には、喫煙者にとって嬉しい環境がある。灰皿も数多く、画像のようなテーブルの脇にも立派な灰皿が設置されていた。たばこだって、これほど嫌われることもないと思うのだ。(2005 06/09)
※ ちなみに、新たな発想で設置されている二宮金次郎像としては、八重洲ブックセンター入口の像が印象的である。お金を出して、金箔を購入し貼り付けるというキャンペーンをしていたので、現在は黄金の二宮金次郎像になっているのかも知れない。(2007/11/21)