たばこの気持ち

定年退職し、再雇用でお仕事をしてから2週間目になります。今朝、出勤途中の街の様子が全く違うことに、あらため気がつきました。建築途中の現場の前で、仕事に集まった人たちが、仕事を始める前の一服をしていました。また、セブンイレブンのスタンド灰皿の周辺に、数人のサラリーマンとおぼしき人たちが、たばこを吸っていました。自分に気合を入れているのでしょう。小学校のそばを歩いていたら、学童たちのざわめきが耳に入ってきました。街角では、緑のおばさん2人に、元気な声で「おはようございます。行ってらっしゃい」と言われました。22年ほど、同じ時間帯で出勤していたので、1時間ちょっと違うだけで、これほど街の雰囲気が異なるとは、とても新鮮な発見でした。

西郷隆盛さんの銅像は、変わらずにそこにありました。先日も、ごあいさつしてきました。上野で下りたら、必ず立ち寄ってくるように、今でも心がけています。「あ～っ、上野駅」ではないですが、東北方面からの田舎から、10代で出てきた自分にとって、上野駅はいつまでも、大事な心の駅です。銅像の手前に、喫煙所の案内もありました。