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他人事ではない介護難民!

2018年11月27日 | O60→70(オーバー70歳)
先日、NHKスペシャル「人生100年時代を生きる」(第1回)を録画でみました。「サ高住(サービス付高齢者住宅の略称) 」の現実について、「他人事ではないなぁ」と考えさせられました。

いったん「サ高住」に入居しても、徘徊や幻覚の症状が強まると、退去させられる事例が多発しているようです。その背景には、55%の入居者が認知症というアンケート結果が示すのうに、要介護2では国からの外護報酬が20万円 であり、入居者の安全を守るためには経費がかさみ、施設側が赤字に陥るケースが多いからです。

一方では、要介護5で国からの介護報酬は36万円であることから、施設運営上、なるべく手間のかからない、徘徊リスクの少ない、危険行為(ベッドから起きない、車椅子から立ち上がらない)のない要介護度5の高齢者を選ぶという「入居者の選別」を余儀なくされています。

言葉を換えれば、「要介護度を低くすることを喜べない」という矛盾があり、施設側の努力、スタッフの懸命な努力によって要介護度が改善すると、国からの介護報酬が減るという制度上のジレンマが明らかになっています。

また、番組で紹介された施設を転々とする、子どもたちには迷惑をかけたくない「要介護1」と「要介護2」の91歳と88歳の老夫婦のような「介護難民」が増えているそうです。

超高齢化社会の先には、厳しい「終の住処」の現実が横たわっているのですね。親が90〜100歳までに生きる時代の到来によって、子どもたちが70〜80歳で行う「老々介護」には無理があり、子どもたちの世話になること自体が困難なのです。
そして、今や36万人が特養の順番待ちをしており、民間の介護付き高齢者住宅は高額であることから、平均月14万円(特養とほぼ同額)の「サ高住」は、年金でも暮らしていける「終の住処」として頼りにされているのです。

さらに、「サ高住」は「要介護2」までの高齢者が多く、比較的元気な高齢者の入居者を想定していました。自宅でも施設でも暮らすことか困難な高齢者の受け皿になっているのです。

私も65歳、他人事ではない番組の内容に釘付けになりました。そして、「サ高住」に入居している認知症の100歳になった徘徊・幻覚のおじいちゃんが、「生きていてごめんなさい。何も悪いことしちょらんけど」と申し訳なさそうに語っていたように、施設側も入居者も厳しい現実があることを知りました。
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milkyの秋田犬バージョン!

2018年11月27日 | O60→70(オーバー70歳)
秋田県限定発売の不二家milkyは、秋田犬がかわいいですね。

中身は同じ包み紙のmilkyでした。

片面はペコちゃんがぬいぐるみを着て、手には肉球、もう片面のマンガの秋田犬が愛らしく、このパッケージは秀悦ですね。
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