ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

あやめ姐さん~昭和町~ご近所のよしみ

2008-05-01 22:46:36 | 田辺寄席
一、桂左ん吉・・・・・・・・・・・「手水廻し」

長頭廻しと勘違いし、グルグルと
この話も、大きな会場に映える話。

上方落語に必要な、大きな動作が入るネタ。

でも田舎の旅籠の旦那と番頭さん。
なかなか、勉強熱心で、向上心旺盛ですな。

私たちも、気づかないで、失敗してるかも。


二、笑福亭生喬・・・・・・・・・「豊竹屋」

知人のお友達で、初めての、生落語を聴いて、
2回目と3回目の8席の中で、BEST1はと・・・。

生喬さんをあげられた。
しぶいね。いいね。

大きな会場で、老若男女入り乱れた、大会場で
この話のおもしろさを伝える、生喬さんすごい。

素人浄瑠璃と、口三味線とのコラボレーション。
おもしろい。
「チンチン、チンドン屋」・「テンテコマイ」
「キンカン、キンカン」・「セッチン、セッチン」

サゲは、お宅のねずみは上手とほめると、
「いや、チョット、かじっているだけです。」

生喬さんの浄瑠璃は、ちょいかじりでは無いと、みたが・・・。


三、桂文太・・・・・・・・・・・・・「幾代餅」

こんな純粋な、太夫がいたとは。
昨今、周りにこの様な、良い恋話が無いだけに、
話の内容に、憧れますな。

これは、生粋の上方落語ですか。
江戸落語の「紺屋高尾」からの、リフォームか。
誰か、教えてくださいな。

餡にくるまった「幾代餅」、胡桃餡の「くるよ餅」
おもしろいですな。

この様な、めでたしめでたしの終わり形も、良いものですな。


四、桂あやめ・・・・・・・・・・・「義理ギリコミュニケーション」

あやめ姉さん、素敵。
おうちが近くで、自転車で来られたとか。

最初は、黒柳徹子さんのモノマネ。上手。
徹子の部屋にでたとき、質問ではなく
徹子さんが全てしゃべってしまうと言う話。
ホンマそうですな。

本題の演目は、「嫁と姑の話」
会場が小学校の講堂、PTA関係のお母様でいっぱい。
ネタもそうだが、共感の題材で、うなづき、そして笑い。

それと、たまさんと同じで、大会場に慣れている

今日は、落語家より
吉本芸人の片鱗、ちらりとみたり、あやめ姉さん。

でも、おもしろかったですな。


昭和の日・田辺寄席・第三回公演
2008年4月29日(火)PM3;00~
苗代小学校講堂

一、桂左ん吉・・・・・・・・・・・「手水廻し」
二、笑福亭生喬・・・・・・・・・「豊竹屋」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・「幾代餅」
四、桂あやめ・・・・・・・・・・・「義理ギリコミュニケーション」

コメント
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