夕方から、会場はがらりと変わって、町屋の「寺西家」。
前栽の所まで、椅子をだしての、100名強。
舞台もマイク無しの、肉声。生声。
やはり、落語は、噺家のことばのニュアンス、表情、
しぐさ、目の動きにもこだわる、細やかな、芸です。
落語本来の舞台に戻った・・ところで。
一、林家染太・・・・・・・・・・・「時うどん」
先ずは、トップバッター、通称「アンパンマン」
いやなかなか。芸達者。
翌日、一人で食べに行く際、
もう少し、間抜けぶりがあっても~。
食べるしぐさも、さほどオーバーではなく、
うどんの量も、適量。
次は、常盤寄席におじゃまして、オオネタを聴いてみよう、
二、笑福亭仁昇・・・・・・・・・「寝床」
久七どんが聞いてきたことわりの理由が、
ほっとといて行くと、「非国民・扱いに」と。
この言葉を聞くと、戦時中か、はたまた
大正、昭和初期に、タイムスリップ。
江戸時代の雰囲気で日頃聴いていたこの噺。
素人浄瑠璃と言えば、そのころまで盛んだったのか・。
おおねたをコンパクトにまとめて面白かったが・・。
仁鶴師匠の十八番、「青菜」、「七度狐」、「延陽伯」
など、仁昇さんで聴いてみたい。
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・「明烏」
「若旦那、どうでした」
「おきなはれ」と口では、太夫いうても、
「布団の中で、私の足を、グウーと挟んで~。」
よろしいな~。うらやましい~。
江戸落語の良さと、文太師匠の話しぶりが見事に、合体。
師匠の言う「贋作」に文太落語の真髄ありか。
「火事息子」、「柳田格之進」、「芝浜」、「文七元結」など
粋な噺を、文太師匠で、聴いてみたい。
四、桂雀松・・・・・・・・・・・・・「桜の宮」
みんなで、芝居でもしようと云う心意気がよろしいな。
でも、大阪城へ行くと、カラオケ、ダンスと今でも
食い気中心に、にぎやかなこと・・。
芝居のけいこで、不器用と言いながら、
ダンダン熱が入っていくところ、おもしろいですな。
本物の武士が出てきても、雀松さんの落ち着きぶりはぴったり。
でもこのネタ、落ちの「勝負は五分」
「いや、六部が来んと、おさまりません」は
いやはや、解りにくい、サゲ、ですな。
今年の最後になるだろう「桜ノ宮の宵桜」
心地良く終了です。
第五回公演は、「たっぷり昭和の日」で満喫したので。
友人と別れて、帰路に。
十分堪能したが、まどかちゃんの「嫁ぐ日」
チラッと、姿と顔を見ただけに、心残りでしたな。
「嫁ぐ日で、稼ぐ日々なり、まどかちゃん」
昭和の日・田辺寄席・第四回公演
2008年4月29日(水)PM5:00~
昭和町、「寺西家」
一、林家染太・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭仁昇・・・・・・・・・「寝床」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・「明烏」
四、桂雀松・・・・・・・・・・・・・「桜の宮」
前栽の所まで、椅子をだしての、100名強。
舞台もマイク無しの、肉声。生声。
やはり、落語は、噺家のことばのニュアンス、表情、
しぐさ、目の動きにもこだわる、細やかな、芸です。
落語本来の舞台に戻った・・ところで。
一、林家染太・・・・・・・・・・・「時うどん」
先ずは、トップバッター、通称「アンパンマン」
いやなかなか。芸達者。
翌日、一人で食べに行く際、
もう少し、間抜けぶりがあっても~。
食べるしぐさも、さほどオーバーではなく、
うどんの量も、適量。
次は、常盤寄席におじゃまして、オオネタを聴いてみよう、
二、笑福亭仁昇・・・・・・・・・「寝床」
久七どんが聞いてきたことわりの理由が、
ほっとといて行くと、「非国民・扱いに」と。
この言葉を聞くと、戦時中か、はたまた
大正、昭和初期に、タイムスリップ。
江戸時代の雰囲気で日頃聴いていたこの噺。
素人浄瑠璃と言えば、そのころまで盛んだったのか・。
おおねたをコンパクトにまとめて面白かったが・・。
仁鶴師匠の十八番、「青菜」、「七度狐」、「延陽伯」
など、仁昇さんで聴いてみたい。
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・「明烏」
「若旦那、どうでした」
「おきなはれ」と口では、太夫いうても、
「布団の中で、私の足を、グウーと挟んで~。」
よろしいな~。うらやましい~。
江戸落語の良さと、文太師匠の話しぶりが見事に、合体。
師匠の言う「贋作」に文太落語の真髄ありか。
「火事息子」、「柳田格之進」、「芝浜」、「文七元結」など
粋な噺を、文太師匠で、聴いてみたい。
四、桂雀松・・・・・・・・・・・・・「桜の宮」
みんなで、芝居でもしようと云う心意気がよろしいな。
でも、大阪城へ行くと、カラオケ、ダンスと今でも
食い気中心に、にぎやかなこと・・。
芝居のけいこで、不器用と言いながら、
ダンダン熱が入っていくところ、おもしろいですな。
本物の武士が出てきても、雀松さんの落ち着きぶりはぴったり。
でもこのネタ、落ちの「勝負は五分」
「いや、六部が来んと、おさまりません」は
いやはや、解りにくい、サゲ、ですな。
今年の最後になるだろう「桜ノ宮の宵桜」
心地良く終了です。
第五回公演は、「たっぷり昭和の日」で満喫したので。
友人と別れて、帰路に。
十分堪能したが、まどかちゃんの「嫁ぐ日」
チラッと、姿と顔を見ただけに、心残りでしたな。
「嫁ぐ日で、稼ぐ日々なり、まどかちゃん」
昭和の日・田辺寄席・第四回公演
2008年4月29日(水)PM5:00~
昭和町、「寺西家」
一、林家染太・・・・・・・・・・・「時うどん」
二、笑福亭仁昇・・・・・・・・・「寝床」
三、桂文太・・・・・・・・・・・・・「明烏」
四、桂雀松・・・・・・・・・・・・・「桜の宮」