![]() | 落語はライブで聴こう |
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新書館 |
☆☆☆
よくある、落語の紹介、落語家の紹介、そして演目の紹介などをしている本の中で
一番波長のあった本である。
落語そのものを楽しみ、その世界を私の前へ導いてくれる、
そんな噺家を評価している。
決して過去の名人を褒め上げているのではなく、現実に落語を聴き、
その一期一会を書き留めたものである。
落語はライブで聴こう。・・・・・・・・
本に載っている噺家さんの中で、既に、吉朝、談志があの世へ旅だっているが、
その他の方は、7年間の間に成長、更に活躍されている人ばかりである。
(小三治、円窓、三枝、権太郎、さん喬、馬生、鶴瓶、ブラック、志の輔、小朝
小米朝、昇太、文我、こぶ平、志らく、喬太郎、白鳥、談春、彦一、花緑)の方々。
「寄席は落語を聴くんじゃなくて、その人を聴くところです。
噺は何を聴いてもいい、その噺家を聴くんです。」
との小三治さんの言葉は、作者の中で息づいているというが、
まさに私も同感でおます。
そのひとならではの味付けや工夫とはどんなものか、
「誰々が、何々を、どんなふうに演るか」
一期一会の楽しみは、すなわちライブの楽しみである。
落語はライブで聴こう。
まさに、この一言でおますな。
八木忠栄さんの、もう一冊の落語本「ぼくの落語ある記」、どこかでみつけなければ・・・。
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