
今日は、久しぶりにSAYAKAホールへ、阿か枝さんお目当てに・・・。
季節柄の「皿屋敷」とか、是非聴きたい「宿屋仇」など期待しますな・・・。

岸和田から車で、30分結構近くで便利。
下書きは、既に月曜日にはできていたのですが、
家に帰ると、昼間の暑さに負けて、ぐったり、ようやく今日ブログアップでおます。

一、桂福丸・・・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
各人、独自のマクラを語って、三人ともきっちり25分の高座。
福丸さん、パン工場に務めていた時のハナシ。京大出なのにいつの時代のことか。
ショートケーキに、シフォンケーキ、どんなハナシなのかはお楽しみに・・・。
噺は「金明竹」、この噺を十八番にしている阿か枝さんがあとからでてくるが、
定吉のぞんざいな言葉使いが、阿か枝さんとは微妙に違う。
でも、きっちり派の福丸さん、立て弁のところはさすがにきれる。
三度目のとこなんか、倍速で語り、思わず隣のおあばさんが凄いと声がかかる。
記憶力と滑舌に、大いに感心・・・・。
福丸さんの、律儀さが目立つ「金明竹」でおました。
二、笑福亭呂竹・・・・・・・・・・・「近日息子」
学校寄席に出かけた時、落語の後の質問コーナーで・・・・
「散髪は、どこでするんですか・・・。」「光ってますが、何か塗ってるんですか・・・。」
落語に関する質問はゼロ・・など、呂竹さんにとっては珍しくたっぷりのマクラを・・・・・。
噺は弟弟子の呂好さんで立て続けに聴いた「近日息子」
さすが兄弟子、きっちりと仕上げているが、途中の言い間違いから始まるところ、
師匠や文華さんほどの狂気さがない。
優等生呂竹さんが、あの終わりがしれなく更にヒステリックに狂い乱れるところを、
是非聴いてみたいもんですな。
呂竹さんも、きっちり25分、時間通りの高座。

三、桂阿か枝・・・・・・・・・・・・・「厩火事」
二年前に、10才年下の者と結婚しましたが、三カ月、半年、一年と時が経つにつれて
年齢差が無くなってきました・・・ほんま、女性とはえらいもんですな・・。
日頃のちょっとした言葉での、女性が奥さんに変わっていき、子供でも出来たら
母親と大変身を遂げる・・・その様を、細かく説明・・そして男性のお客さんは納得。
噺は「厩火事」へ、
お咲さんの性格、かわいらしさの魅力が薄いのか・・・ちょっと物足りない。
でも、最後の夫婦のヤリトリにはちょっと目頭が熱く、してやられましたな。
今や、本寸法の実力派の噺家が、三者三様の、この様な味のある噺が聴けるなんて・・・
落語本来のたのしさが伝わってきてよろしおますな。
主役だけではなく、年の近い若手の力のこもった高座も見もの・・・
このあとのSAYAKAミニ落語会は・・・・
2012年10月20日(土)・・紅雀のきらめき落語会・・・・・・・・他、まん我、優々
2012年12月15日(土)・・たまのフレンドリィ落語会・・・・他、南青、生寿
2013年2月23日(土)・・・・宗助のとびきり落語会
どれも見逃せない落語会でおます・・・・でぇ。
さやかミニ落語会~阿か枝のほのぼの落語会~
2012年8月25日(土)午後2:00開演
大阪狭山市・SAYAKAホール
一、桂福丸・・・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
二、笑福亭呂竹・・・・・・・・・・・「近日息子」
三、桂阿か枝・・・・・・・・・・・・・「厩火事」
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