![]() | 何度も読みたい広告コピー |
クリエーター情報なし | |
パイインターナショナル |
☆☆
VILLAGE VANGUARD(ヴィレッジ バンガード)で購入した本。
大型書店では、どのコーナーにあるのかも解らない本。
そんな、普段読むこともない、遭遇することもない本に出会うには便利な店である。
そこで、手にしたのがこの「何度も読みたい広告コピー」
帯には、「コピーライターの実力は、ボディコピーに表れる」、と。
ボディコピーという言葉も初めて知った、
新聞・雑誌・ポスターなどの広告で。商品の機能やコンセプトを伝えるものらしい。
【顧客目線型】【企業・商品メッセージ型】【第三者メッセージ型】【物語型】
の四つのカテゴリーに分類されて紹介されている。
そのなかで、お気に入りが二つ。
(抜粋しては良さが伝わらないので、長文ですがそのまま)
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死ぬのが恐いから
飼わないなんて、
言わないで欲しい。
おうちを汚すから飼わないというなら、
犬はお行儀を身につけることができる。
留守がちだから飼わないというなら、
犬はけなげにも、孤独と向きあおうと努力する
かもしれない。貧乏だから飼わないというなら、
犬はきっといっしょに貧乏を楽しんでくれる。
だけど・・・死ぬのが恐いからって言われたら、
犬はもうお手上げだ。 すべての犬は、永遠じゃない。
いつかはいなくなる。 でもそれまでは、
すごく生きている。 すごく生きているよ。
たぶん今日も、 日本中の犬たちはすごく生きていて、
飼主たちは、 大変あつくるしくって、
幸せな時間を共有してるはず。
飼いたいけど飼わないという人がいたら、
伝えて欲しい。 犬たちは、
あなたを悲しませるためだけにはやっては来ない。
あなたを微笑ませるためにだけにやって来るのだと。
どこかの神様から、 ムクムクしたあったかい命を
預かってみるのは、 人に与えられた、
素朴であって高尚な楽しみでありますと。
日本ペットフード
CW・CD・・・児島令子
実はこれ、ペットフード会社の新聞の企業広告なんですよ。
我家の愛猫が亡くなって49日が過ぎましたが、
いまだに遺骨と写真の前には、ペットフードが供えられています。
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シアワセのための23のことば
ひとつ、 晴れを信じて、なるべく傘はもたないこと。
ひとつ、 夢の中では、 仕事をしないこと。
ひとつ、 遅咲きでも、 咲いておこう。
ひとつ、 イエスかノーか迷ったら、 ニャーと答えてみる。
ひとつ、 そこに山があっても、 のぼりたくなかったら、 のぼらない。
ひとつ、 たとえウソをついても、 本当にすればウソツキじゃない。
ひとつ、 天は 人の上に青空をつくり、 人の下に大地をつくった。
ひとつ、 千里の道も、 スキップしてゆこう。
ひとつ、 隣の芝生が青かったら、遊びにいっちゃう。
ひとつ、 ひとりが淋しいうちは、ふたりでも淋しいよ。
ひとつ、 夢は近づき過ぎると見えなくなる。
ひとつ、 カンちがいも才能だ。
ひとつ、 雀の子、そこのけそこのけ、わたしが通る。
ひとつ、 あきらめが早いって、切り替えが早いことでもある。
ひとつ、 売られたケンカは、いまお金がないから、と言って買わないこと。
ひとつ、 つまんない時は、つまんない顔をしちゃえ。
ひとつ、 時には家出をしてみる。一人暮しでも・・・・。
ひとつ、 総理大臣になったら、やりたいことが3つある。
ひとつ、 努力も大事だけど、直感も重視する。
ひとつ、 女の一生は、男の十年。
ひとつ、 よくばりは、幸福のはじまり。
ひとつ、 人にやさしく、自分にいちばんやさしく。
ひとつ、 後ろ向きも、後から見たら前向きだ!
着がえよう。
オンワード
CW・CD・・・三井明子
これは、アパレルの雑誌広告、「服を着がえることで、気持ちも着がえましょう」と
ブランドの23区にちなんで23句、23のことばで身近のシアワセを共感させる。
ひとつ、ひとつ、と読み上げていくと軍隊勅語みたいですが、
そうだなぁ・・・と、ケセラセラの精神にからだの力が抜けていきますな・・・。
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こんな、ボディコピーのおもしろい広告が100以上紹介。
読むのが億劫なボディコピー、読んだ時点で、読者はトリコになっていますな。
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