奥さまは社長―爆笑問題・太田光と私 (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
☆☆
爆笑問題の太田の妻であり、事務所「タイタン」の社長でもある太田光代が書いた本。
二人の出会いというより、田中さんも含めての三人の出会いからはじまり、
事務所設立からメキメキと戦略発想で、“爆笑問題”を売りだす。
最近の“爆笑問題”を見ていても、NHKのその分野の達人とあったりして、
一般の私たち目線で、科学とか物理とか天文学とか
一生縁のないような世界を紹介してくれている。
でも、二人の関係を見ていると、どちらが惚れているのかわからなくなる。
仕事では奥さんにすべてまかせっきりで、目の前の仕事だけをこなす光。
夢で浮気をしている光に本気で嫉妬する光代。
二人の関係を誉めたたえた人、それは野村沙知代さん。
そういえば、野村監督夫妻の関係とよく似ていますな。
仕事、業界ではそれなりの実績がありながら、
日常においては女房に一切頭の上がらぬ亭主ぶり。
そんな二人を結ぶ絆は、毎晩朝方まで話しあうこと。
光さんが一方的に喋る時もあれば、光代さんが喋り続ける時も、
話すことがないときはおとぎ噺を聞かせたり、まるで子供扱い。
でも、お互いお喋りというより、聞き上手。
夫婦円満の秘訣、ここにありと・・・・・・。
見習わなければの一冊でおました。
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