本業失格 (集英社文庫) | |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
☆☆☆☆
「本業失格」、何が本業失格なのか、大好きな本に囲まれ、
本や旅にまつわる「出会い」や「喜び」を文章に・・・・何が失格なの。
初期の、エッセイが多々載せられていて
本人は悪文で読み返すと冷や汗がでるというが、
沢木耕太郎の「深夜特急」みたいに、初期の作品は、ずばり青春。
こちらまで青春、心がウキウキしてしまう・・・・・。
どのエッセイもおもしろいが、一つ紹介すると、
古書店に足を運ぶ人種は大きく分けて三つに分けられると。
第一は、純粋な古書好きのお客様。
第二は、古書業者あるいは古書店店主。
・・・・・・常に、顧客からの探求リストを持って、探しまわる。
第三は、背捕り師という人たち。
・・・・・・自分が関係を持ついくつかの書店の必要としている本のリストが
インプットされており、一冊一冊見つけだし、高く買い取ってくれる店へ持ちこみ
利ザヤを稼ぐ。背捕り氏らが頻繁に出入りする古書店ほど繁盛店だと、・・・。
古書店は、買いたくないものでも、なるだけ高く買う、それは新鮮な本を、
他店より、自店に持って来させるためだと・・・。
このまえ聞いた話ですが、BOOK OFFではフランチャイズの一店目は本部から
本の供給はあるらしいけで、二店目、三店舖となればすべて自前で調達、仕入れるらしい。
それって凄くリスキイですねといえば、文化度の高い地域、新刊本が売れる地域であれば
それなりに売りの本、すなわち買い(仕入れ)の本が多く出回ると・・・。
“利は元にあり”どんな商売でも、商品調達、品揃えは大事なんですな。
ちょっと脱線しましたが・・・・松浦弥太郎さんの本を読まれてない方。
まず最初に、是非読んで頂きたいののは、この本「本業失格」でおます。
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