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内田洋子さん、ごめんなさい。この本高くてよう買えなかったんです。実際に手にしてから決めようとしたんですが、昨年から大型店でも見つけることができなくて、思い切って地元の図書館に本の購入のリクエストしたのが今年の2月、それから4カ月ようやく手元に届いたのが6月初め。待ち焦がれた本でございました。
ヨーロッパの若者たちが真摯にコロナといやご自分に立ち向かっているのがひしひしと伝わってきました。
昨年3月11日にロックダウンが発令されて、思いのほか厳しくまた皆さんが粛々としたがって暮らしておられることに驚く。いかに日本のゆるさ、甘さ、国も国民も本当にコロナに向かいあっているのか、はずかしい限りです。
でも、ロックダウンが始まり、最初の2週間、ひと月、ふた月と、人が感じること、悩みやいらだち、日ごろの小さなことへの感謝、家族や友人とのつながり、食の重要性、無性に勉強したくなったり、当たり前がなりより恋しくなることなどとヨーロッパ各地に離れていても同時にわき起こってくることにビックリ。国が違えど、人はすべて同じ。人間は一つであるとなぜかうれしくなりましたな。
最後のページが、2020年5月27日で終わってるんですが、それからもう1年経ってしまったんですね。