第443回NHK上方落語の会~2024.03.07
NHK上方落語の会に当たって行ってきました。F席は初めてそれもF2とあったので二列目と思いきや最前列。嬉しい限り、でもこんなことで運を使い切っていいんだろうか。今週は宝くじでも買っておきましょうか。
詳細は後日
一、桂三実・・・「六波羅探題」
凄い、今や三枝さんのDNAを継いでいるのは三実さんではないかと、名作の「あの人どこ行くの?」に続いての力作。早口言葉といい、最後のオチの見事さといい、構成力はぴか一ではないかと。ここまで凄さを見せられると、三実さんの古典落語も聞いてみたくなりましたな。
二、林家愛染・・「隣の桜」
ほぼ10年前に一度だけ聞いたことがある愛染さん。芸歴15年、これだけの立派な落語できるんですな。華もあるし、可愛げもあるし、染丸一門の品もある。各一門の末っ子さんは皆さん凄おますな。中堅どころの落語会も選んで聞きに行かんとあきませんな。
三、桂梅團治・・「鋳掛け屋」
この頃師匠春団治さんの十八番をすすんで落語されてる梅團治さん。「祝いのし」「皿屋敷」「野崎詣り」と立て続けに聞いております。集大成の「高尾」、太目の高尾さん見てみたいですな。
四、笑福亭喬若・「豊竹屋」
先日のハルカス寄席出聴いた「豊竹屋」。ちゃんとこの日に合わせてあちらこちらでお稽古を・・・。一番前だったので,喬若さん得意の顔芸たっぷりみせてもらいましたで。TVではどのように映っているのか興味ありますな。
五、桂文枝・・・「思い出は記憶の中にだけ」
文枝さんの最近の作。「河村」さんと三枝さんの本名が出てきました。創作落語なんかで一番気使うのが登場人物の名字、名前、間違えそうになるので、文枝さんも、ぼちぼちポカが無いように用心ですか。
想い出、思い出せるから、想い出。これからどんどん、想い出も少なく消えて行くんでしょうか・・・さびしいですな。
第443回NHK上方落語の会
2024年3月7日(木)午後6:20開演
NHK大阪ホール
一、桂三実・・・「六波羅探題」
二、林家愛染・・「隣の桜」
三、桂梅團治・・「鋳掛け屋」
中入り
四、笑福亭喬若・「豊竹屋」
五、桂文枝・・・「思い出は記憶の中にだけ」