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著者は、長く春日大社に奉職、数々の古儀(その言葉によって表される本来の意義・精神)を復興された。
最初に、「日本人よ、日本の未来よ、かくあれかし(このようにあってほしい)・・・。あらまほしき日本の姿と日本人の幸せを考える。
「悪疫の流行で全ての機能が中断している今、歴史が証明する様に、必ず沈静する日は来ます。まさに天の試練である。」そして今までの浮かれていた時期は終わった。外国の力を頼りにして、見果てぬ欲望にかられていた姿が露わになった。
人が人としての再考を促され、我々が生きていく上で、常に“ソナエ”(備え)と“カマエ”(構え)が必要だと・・・。
・「露の奥」・・日本人よ、今こそ誇りを取り戻せ
・「なれのはて」・・幸せな最期を迎えために
・「風格」・・捨てても捨てても遺るもの(人生の残り香と余韻こそが風格)
・「伝承の重み」・・理想の姿は想いの中にある(伝承とは「心象遺産」である)
・「目分量」・・予測できないものが心を打つ
・「奥の奥」・・上を目指せば限界がくる(上へ上へ行くよりも奥へ奥へ進め)
・「ツロク(均衡)」・・何事も釣り合いが大事
このようにしあわせの見つけ方が48も書かれています、興味のある方は是非ご覧ください。
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