笑う子規 (ちくま文庫) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆☆☆☆
この本で遠くて近き笑う子規
ほんと、遠い存在だった正岡子規が私の近くに・・・・。
こんなに、ユーモアにあふれた俳人だったとは驚き。
何でも、食べず嫌いというのはあきませんな。
子規記念博物館の館長もされていた、天野祐吉さんがユニークなコメントを
南伸坊さんが挿絵を、大人の絵本とも言える装丁に。
雑煮くうてよき初夢を忘れけり
人に貸して我に傘なし春の雨
睾丸をのせて重たき団扇哉
枝豆や三寸飛んで口に入る
猫老て鼠もとらず置炬燵
34歳で亡くなられ、真面目なイメージのある子規さん、
ユーモアたっぷりの「明るい子規」さん、「笑う子規」さん、
道後、松山の子規記念博物館、訪れたくなりましたな。
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