☆☆☆☆
二月に買って、五か月経ちまして今日ようやく読み終えました。半年経って熟したのかもっと早く読めば良かったと少し後悔しています。
菊池寛さんの短編小説を春風亭小朝さんが落語に。どう料理するのか、創作もいつかしてみたいと思っていたので何か参考になればと思って読みましたが、名シェフの料理のように、別モノに進化。
やはり、劇なんですな、会話の中に心情を植え込む、それでいて物語が進んでいく、もちろん笑いありながら、人間の性を洗い出す。
小朝さん、やはり、凄いです。機会を見つけて、早いうちに生落語見とかなければ・・。
演じてみたいなぁと思ったのは、「入れ札」「時の氏神」「好色成道」「龍」ですが、もちろん標準語というか江戸落語に仕上げられてるので、上方風に置き換えた方が良いのか。まぁ、やくざがでてくる「入れ札」とか、武士言葉がでてくる「龍」などは、そのままでも良いような、難しいとこですな。
でも、演じると覚悟ができたら、小朝さんに一筆了解のお手紙差し上げんとあきまへんと・・思っております。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます