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週休5日の快適生活とあるので、退職後の遊遊自適の生活ぶりと思って買って読めば、20代にして隠居生活と月7万円で生活を実行。この人の言う「隠居」するということは、「お金をかけなくても生きていけるようにする方法」を模索すること。テレビも観なくなったし、携帯も持たなくなったし、自分にとってどうでもいい人とは行き合わなくても平気なったし、地位も肩書も名誉もお金も、不満も不幸も不足も、何もかも気にしなくなると気楽に人生を送ることができますと。
でも完全にはホームレスにはなりきれない、ホームレスが完全に世捨て人だとしたら、隠居はそこまで世を捨てられない世離れ人というべき存在だと。
でも完全にはホームレスにはなりきれない、ホームレスが完全に世捨て人だとしたら、隠居はそこまで世を捨てられない世離れ人というべき存在だと。
月7万円での生活はようしませんが、今の退職後の目指している“散歩人生”にも通じることは多く、随所に格言めいたことも多く出てきます「自分を使えば、お金は使わなくてOK」「健康が一番の節約」「空や木や水など、自然のものをひたすら眺める」など、お坊さんになったような暮らし。
でもあまりにも、ひきこもり生活を送って話す機会が少なくなると、危険なのは失語症気味になること、そうとなれば今落語の稽古に励んで口慣らしをしたり、短歌会に参加したりして、人前で積極的に話す機会を増やさなければですな。
人はひとりだけでは、生きることはできないのです。
いずれにしても、身の丈に合った「隠居生活」にしなければなりませんな。
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