ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

キャベツ炒めに捧ぐ~井上荒野

2016-05-17 05:05:05 | 本の少し
キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫 い 19-1)
クリエーター情報なし
角川春樹事務所

☆☆☆

三人のおばさんが営む、お総菜屋が舞台。

でも、主役は季節感あふれる料理、お惣菜のメニュー。

その季節の旬の素材を活かして、メニューをあれやこれやと言いながら
主婦的感覚で、お店で販売するお惣菜が決まっていく。

ある秋のショーウィンドには、
「茸の混ぜごはん」「茄子の揚げ煮」「秋鮭の南蛮漬け」「蒸し鶏と小松菜の梅ソース」
「茸入り肉じゃが」「豚モモとじゃがいもの唐揚げパセリソース」
「白菜とリンゴとチーズと胡桃のサラダ」「さつまいもとソーセージのカレーサラダ」
それと定番の「ひじき煮」「コロッケ」「浅漬け各種」の11種が並ぶ。

ああ、美味しそう、こんな店が近くにあれば、ちょいと酒のつまみにも重宝。

春には
「豆ごはん」「あさりフライ」「新キャベツのコールスローと甘酢漬け」「鯵のフライ」
「カレー風味のロールキャベツ」「南瓜コロッケ」「茄子とズッキー二の揚げ浸し」etc

あと、ハナシの展開と共にでてくる食材は、
「ふきのとう」「トウモロコシ」「きゅうり」「穴子と鰻」

旬のものをいただく、これって幸せの源ですな。


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