心光寺・山門(登録有形文化財)
ご案内役は、大阪歴史博物館学芸員 阿部文和さん。
ぞろぞろと、20名ほどを引き連れて、この西寺町に残っている
山門をご案内される。
大阪寺町の形成は、天正11年(1583)の豊臣秀吉による大阪城築城の際、
城地にあった生国魂神社と神宮寺の法案寺を四天王寺北方へ
移したことに始まる。
元和元年(1615)頃までには現在の寺町形成は完了した。
元和元年(1615)頃までには現在の寺町形成は完了した。
まずは、「心光寺」さんの山門から
江戸中期の元禄年間(1700)頃の建築、虹梁の上に大瓶束を乗せる。
丁度、来週(2020.02.01)から補修に入る。
大覚寺・山門
宝歴9年(1759)年のもので、妻飾りが重なり門の背が高い。
萬福寺・山門(登録有形文化財)
享保年間(1716〜1735)と推定。
柱一間に扉のつく一間一戸の薬医門形式。
地垂木の先端に装飾のある凝った造り。
金臺寺・山門(大阪市指定文化財)
お寺は明歴2年(1656)に安堂寺町から移転。
本堂は、大阪市内の浄土宗本堂では最古。
山門は、江戸末期と推定。
光明寺・山門(登録有形文化財)
慶応2年(1866)の再建。
柱一間に扉のつく一間一戸の薬医門形式。
棟までの高さは西寺町では最大級。
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