落語小説・江島屋 | |
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本阿弥書店 |
噺家、金原亭伯楽が、円朝の「鏡ヶ池操松影」の中の「江島屋」を題材にした小説。
落語の「江島屋」は知らぬだけに、新鮮な心持で読ませてもらいました。
最初は、時代小説それも、忍びもので、お家代々のお役目と
兄弟で修行に励むところなんぞ、久しぶりにワクワクしたもんです。
途中から「江島屋」へ火をつけようとしている老女を連れて帰ってからは、
・・「江島屋、お前も悪じゃのう」と、必殺仕置人のごとくその江島屋への復讐劇と。
途中、「紙入れ」が入っているが、全編、落語のネタとして、どこが小説と違うのか
はてなでございます。・・・でも、一気に読めたのは、やはり落語の世界。
登場人物の喜怒哀楽が感じられ、興味深くどんどん進みましたな。
図書館の、ネット予約ができて、便利になって借りた本。
益々、読む本が増えそうでおます。
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