「文活」・船場の中心で講談を叫ぶ〜三木楽器本店ビル(2020.02.02)
本日は「文活」の第5回目。
場所は、心斎橋筋の本町寄りの三木楽器さん。
講師が、講談師の玉田玉秀斎さんで、「船場の中心で講談を叫ぶ」、と。
①、三木楽器本店のお話・・・・近代音楽史研究所 参事 田中晴美
三木佐助・大阪開成館(現・三木楽器本店)
大正13年、創業100年を記念して、増田清氏の設計により新築。
看板の上に、書籍、楽器、とあるように、音楽の教科書などの書籍も販売。
外観は、その当時のドイツ・スタンウェイ本社社屋を参考に建てられた。
表玄関のステンドグラス
木内真太郎作で、彼の作品は関西に数か所にかなく貴重。
店舗の書棚
上部は当時のもので、今も使われている。
②、建物設計者「増田清」と大大阪時代の小学校校舎について
・・・・大阪府ヘリテージマネジャー 分田よしこ
大大阪時代のこの近辺の小学校校舎は鉄筋で立派な建物ばかりで、
室内プールがあったり、講堂と室内体育館が別にあったりして、
商売人の町、船場の小学校はすべて大正から昭和初期の隆盛さを窺える。
船場・島之内の地図
大正7年(1918年)発行
三木楽器、立川文庫、や尋常小学校、相愛学園などがあります。
③、【ワークショップ】船場の中心で講談を叫ぶ
・・・・・・講談師 四代目 玉田玉秀斎
立川文庫と玉田他秀斎の関係について。
立川文庫があった処
現在の御堂筋グランタワーの隣のエプソンビル寄りの処
現在、四代目玉田玉秀斎さんが、「立川文庫続き読み」を公演中。
第一段の猿飛佐助、第二弾の三好青海入道も終盤、
このあと第三弾の霧隠才蔵が二月中旬から始まる。
後半は、「宇治川の一番渡り」を
お弟子さんの玉田玉山さんと声高々に皆で読む。
①息がなくなりかけたところが肝
②読んでいて、気持ちよくなってくれば良し
③早口言葉では無いので、ゆっくり読んだり、早く読んだりして慣らす。
おもしろいです・・・・
是非、青山ビルの「立川の続き読み講談にお伺いしなければ・・・でおます。
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