大阪不案内 (ちくま文庫) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆
落語仲間の辻さんから借りていた本、ようやく読み終えた。
懐かしく想いだしながら、寝る前に今日は船場、
今晩は梅田と、一晩一地区限定で読んでいたので・・・・。
大阪の魅力紹介と、大阪市内を中心に、あちらこちらをご案内。
大阪人にとっては、既に知っていることばかりだが、
改めて読んでいると、幼い時の懐かしさがこみあげてくる。
だが、一番、くやしいのは、著者の森まゆみさんが東京生まれということ、
他人さん、それもお江戸方に誉められても、何か嬉しくない。
でも、紹介されている食べ物屋も、高級なとこではなく、
庶民が通う大阪ならではの処がおも。
親しみやすい、レトロ大阪の案内本になっている。
天神祭の項では、由緒ある築七十年以上の鉄筋校舎の建物の「西天満小学校と
我母校もでてくる。(残念ながら四年ほど前に、取壊されている)
老松町、真砂町、神明町に、衣笠町、懐かしい町名がつぎつぎ思いだされる。
天神橋に京橋、鶴橋に新世界、ちょっと離れて十三に住吉さんと
大阪のはんなり感を味わうには、最適のガイド本。
是非、京阪神以外の中高年の方の、ポケットにしのばせて
おいでませ大阪へ、でおます。
最後は・・・・大阪締めで、
打―ちましょう、チョン
もひとつせえ、チョンチョン
祝うて三度、チョチョンがチョン。
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