ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

むらさきのスカートの女~今村夏子

2022-01-24 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆

なんとも「むらさきのスカートの女」をずっと見ているストーカーのような「黄色いカーディガンの女」、気づかれるいるあなたは誰。正体は誰、もしかしたら男、気持ち悪い中で話はすすむ。ホテルの清掃係りの女たちの世界、パートといえども慣れてくると自分たちのルールで独自に動く。秩序も何もない気持ちの悪い世界、このようなマニュアルがなし崩しになるようなホテルやはりお客様にとってもけっしてサービスの良い空間にはなっていないでしょう。

こういうのを読むと、またまた小説読むのが嫌になりますな。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製らーめん・523~2022.01.23

2022-01-23 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・523~2022.01.23

“神座風醤油ラーメン”

白菜の切れ端が残っていたので、炒めて神座風のラーメンを・・・。欲を出してとろみをつけると、つけすぎてこってりと、途中からとろみが緩みだすと丁度良い具合のお出汁に。ラーメンのとろみ、上手にできたことがありません。何事も練習、回数がモノを言いますな。
まあ、ラーメンの前にうどんをモノにしなければでおます。


②、日清ラ王“醤油鶏こく”
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日新聞記者の200字文章術~真田正明

2022-01-23 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆☆

短歌に通じる文章術。182文字に思いを込める。それは朝日新聞の夕刊「素粒子」のコラム。無駄な言葉を削りに削り、言いたいことの芯だけを残して文章を醸す。
・単文で書く、形容詞は削る。・接続詞はほとんど不要。・主語を省略。・本歌取り=相手の言葉を利用する。・七五調の警戒。・オトマトぺの功罪。・書き出しで五割が決まる。・次の展開の意外性。・どうやって「転」をつくるか。・常套句の泥沼。・頭の引き出しに語彙を蓄える。・辞書の力を借りる。・外来語の使い方。・連想ゲームでつなぐ。・「エピソード記憶」が大事。・独創的なたとえ。・思いついたらその場でメモ。・音読の効用。

すべて、短歌につながりますな。
182文字に学んで、31文字に活かす、でおます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製そば・522~2022.01.22

2022-01-22 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製そば・522~2022.01.22

“とろろそば”

久しぶりに“とろろそば”をそれも温かいそばで。先にめんつゆでしめじを煮込んで味付けを、そのあと少し高めの生そばを茹でる、1分20秒。そのあと水で締めてからお出汁に入れる(ついてあったのは使わず)。黄身を落として出来上がり。写真には載っていませんが、この後山葵を落とす。
温かくてつるりとした蕎麦ととろろと山葵、大人の味ですな。

②、豚の角煮丼
買ってきたお弁当を嫁さんと半分ずつで食べました(この頃、こんなんで十分でおます)。

③、初めて買ったそば粉100%の生めん“十割日本そば”
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪麻呂~小島ゆかり

2022-01-22 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆☆

めずらしく短歌の新刊が図書館に入ったので早速予約して読みはじめる。
旧仮名表示で馴染めない短歌。プロフィールをみるとわたしとほぼ同世代。
この本は15冊目の歌集。そうか小島なおさんと勘違いしてましたが、なおさんのお母さん。気の若い私は娘さんの方が波長があうみたいですが・・・。

気になった歌は
よこたはる母にみえねど病室の窓にやさしい夕月のぼる
七草を言へぬ娘が作りたるとはいへうまし七草の粥
ゆきは冷た、ゆきは温か いつのまにこんなに着ぶくれをしてわたし
外側のいちまいは風のかたちなり手を差し込んでキャベツをはがす
あやまりたいことがあるから一度だけ会ひたい人があります、いまも
スケボーの少女うつくし半袖を肩へめくれるしろいTシャツ
言うことと言ひたいことがこんなにもちがってしまって また夏が来る
かつて子が言ひし「自分でできるから」いまは老いたる母が言ふなり
あぢさゐのざわざわゆれて午後四時のバスより先に通り雨くる
台風の迫るまひるを深鍋に白雲のごとく湧きたつうどん
落葉また落葉 忘れた日が今日に続いて 落葉またちる落葉
林檎箱あければひそひそ話やみ一個一個の息かすかなり

やはり、詠みやすい歌ばかり選んだようです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さやか寄席・東西吟選落語協演会~2022.01.21

2022-01-21 16:16:16 | 落語
さやか寄席・東西吟選落語協演会~2022.01.21

笑点新メンバーの宮治さんも登場。
江戸の方も入ると出番の並び難しいですな・・・。

一、全員・・・・・「トーク」
最初に六人全員が登場、春蝶さんが進行役で東京勢から紹介、まずは時の人笑点新メンバーに決定の宮治さんから、内定、内示は8月にあったとか。仲間にも親にも言えなったのは辛かったでしょうな。そしてやんちゃな小痴楽さん、小辰さんはこの夏に十代目扇橋さんを襲名するとか。上方も名跡襲名お願いしたいですな。上方は、おとなしめに菊丸さん、雀太さんは雪駄を忘れて一人だけスリッパで舞台に、そしてそつなくまとめられた春蝶さん。でも落語家さんが集まるのフリートークもにぎやかで楽しいもんですな。

二、入船亭小辰・・「初天神」

小気味よい江戸風味の「初天神」江戸の方で最後まで聴いたことがないんですが凧あげまであるんでしょうか。でも、江戸の子供の方が生意気ですな。

三、桂雀太・・・・「代書」

雀太さんの十八番「代書」。よろしいな、ご自分の得意をぶつけて貰うと全体にスパーク、どんどん高座も客席も熱っぽくなっていきますな。

四、柳亭小痴楽・・「粗忽長屋」

これも十八番「粗忽長屋」。小痴楽さんの口調よろしいな。江戸落語って感じ、ぜひ「大工調べ」なんぞ聴いてみたいですな。

五、林家菊丸・・・「貢ぐ女」

この頃よく聞くんですが新作の「貢ぐ女」。まあ、モタレの位置なんで軽めは解かるんですが、ここはやはり古典をぶつけて欲しかったですな。「癪の合薬」や「湯屋番」、「ふぐ鍋」あたりで同じ噺でもこれぐらい江戸とは違うと見せつけて欲しかったですな。

六、桂宮治・・・・「棒鱈」

これは、江戸らしい噺「棒鱈」。それでも、東京の寄席で小里んさんと市弥さんで聞いたことのある話。この田舎侍の訛りとヘタな歌いっぷりがキモですな。明るいご陽気な高座。これからの宮治さん注目ですな。

七、桂春蝶・・・・「死神」

これも、この頃よく聴く春蝶さんの「死神」さん。ここは「立ち切り」かあの江戸とは一味も二味も違う「やかん」見せつけてやって欲しかったですな

今日は東西対抗で言えば、52対48で、残念ながら東軍の勝ちでおましたな。まあ、花のお江戸からわざわざ来られたので、花を持たしたとしときましょう。


さやか寄席・東西吟選落語協演会
2022年1月21日(金)午後2:00開演
SAYAKAホール・小ホール

一、全員・・・・・「トーク」
二、入船亭小辰・・「初天神」
三、桂雀太・・・・「代書」
四、柳亭小痴楽・・「粗忽長屋」
中入り
五、林家菊丸・・・「貢ぐ女」
六、桂宮治・・・・「棒鱈」
七、桂春蝶・・・・「死神」

①、SAYAKAホール


②、小ホール


③、さやか寄席・新春東西吟選落語競演会

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペーパームービー~内田也哉子

2022-01-21 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

あの、樹木希林と内田裕也の一人娘。ユニークである。自己主張というより天真爛漫、思い立ったら吉日と海外留学、進学も一人で決めて旅立つ。19歳で本木雅弘と結婚、三児の母だがユニークな生活ぶり。でもそんな娘と向き合う母の樹木希林さん、その凛とした生き方が真髄として娘の也哉子に伝わっている。どんなときにも母の希林さんは揺るがなく、娘の問題は自分と娘の領域で考える(そこには世間様とかいう領域は皆無)。その信念ともいうべき教えが、べたべたした親子関係ではなく、信頼でつながっている。

子は親の背中をみていると言いますが、まさにここにありでおますな。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製うどん・521~2022.01.20

2022-01-20 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・521~2022.01.20

“ゲソ天わかめうどん”


今日は、ゲソ天とわかめのおうどん。この衣たっぷりにのゲソの天ぷらうどんは、B級メニューとしては申し分ございませんな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷柱の声~くどうれいん

2022-01-20 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆

歌人くどうれいんさんの小説。実体験、あの東日本大震災を振り返る。「感謝」「絆」「がんばろう」とひな形の言葉で語られるのに心底、抵抗を感じてきた10年。心の中に未だ引きずるこだわり、こわばり、わだかまり、を等身大の主人公によって語られる小説。

これによって、ひとつのくぎりがついたのか、くどうれいんさんの「氷柱の声」でおました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製うどん・520~2022.01.19

2022-01-19 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・520~2022.01.19

“けいらんうどん”


シンプルイズベスト、何にもないですが、おろし生姜たっぷりの“けいらんうどん”、寒い冬には体の底から温っまる一杯、美味しおますな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑の庭で寝ころんで~宮下奈都

2022-01-19 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆

逆流ですな。
胃を全摘してますので逆流して食道に苦いのがこみ上がってきました。この頃は寝ててもほぼ無かったのが、椅子に座っておとなしくこの本を読書している最中に。丁度第五章の「羊と鋼と森」の受賞のところで、ラローチャのファリアの「火祭りの踊り」が出てきたのでCDを引っ張り出して聴いていたところ。柑橘類もチョコレートも控えてたのに辛い・・・。

本来は「羊と鋼と森」の本を読んだ後にこのエッセイが順序なんでしょうが、ここはついでに逆流・・・積読本の中に「羊と鋼と森」があるので引っ張り出してきました・・・近々読みだしますわ。



②、ALICIA de LARROCHA 「SPANISH SERANADE」


③、「羊と鋼と森」・宮下奈都
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製らーめん・519~2022.01.18

2022-01-18 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・519~2022.01.18

“ガラだし味噌中華そば”


今日は、嫁さんも食べるのでキッチリと作りました。マルちゃんの中華そばのガラだし味噌。よく見るとこのネーミングだけでも各社工夫の跡が伺えますな、既存と同じでは困るしオリジナル性もありながらインパクトも欲しいと。このパッケージには、ラーメンの文字はいたって小さ目。でも打ち出しの“ガラだしの味噌”やはりクリーミーながらほんのり味噌味で美味しおましたで。麺での違いは出しにくいのか、各社、スープで差別化。何業界もしのぎを削って頑張っておられますな。

もやし、白ネギ、焼豚、餃子、たっぷりの青ネギ、具沢山で美味しおましたで。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俵万智・史上最強の三十一文字

2022-01-18 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆

大好きな歌人、俵万智さんの文藝別冊の特集版。私は俵万智さんとの出会いがなかったら、短歌を詠むなんてしなかったと改めて思い知りましたな。

「焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き」この歌、私が沢山の歌の中で常に心に流れる歌。俗っぽいですが、原点です。

そして、枡野浩一さんの質問の中で、佐藤真由美さんの短歌をほめていられたと、・・・俵万智→佐藤真由美→千原こはぎ、さんと私の好きな歌人がつながって流れているとは嬉しおます。

そして、穂村弘さんとの対談で、「言葉がいわゆる大人の言葉になったら短歌は書けない。人との衝突を避けたりする知恵や方便としての言葉は、生きていく上では必要だけども、短歌を書く上ではむしろ邪魔になる。」「サラダが美味しかったという何でもないことを記念日にしてくれるものが自分にとって短歌だと、歌にしなかったら、サラダが、美味しかったというささやかな記憶は流れてしまう。でもそこに立ち止まって歌にすることで。自分にとって大事な時間がそこにとどめられる。」

そうなんです、肩を張らずに「思いをそのままにとどめる」そんな歌を詠みたいですな・・・・。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごまめ自家製らーめん・518~2022.01.17

2022-01-17 13:13:13 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・518~2022.01.17

“ニンニク醤油ラーメン”

こんなのがお家にありましたで、もやしが無いので白ねぎを白髪ネギにして鴨ロースと生餃子を入れて作る。麺は極太、スープは謳い文句通り強ニンニク味明日も明後日も誰にも会わないので良かったですが、ふつうは要注意のらーめんでおます。たまには、こんなこってりもよろしおます。

②、日清の爆裂豚道・強ニンニク醤油ラーメン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いぬのきもち~高倉はるか

2022-01-17 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆☆

今週の土曜日が、愛犬モモの一周忌でおます。昨日その話をしたら嫁さん死ぬ前のガリガリになった写真を見て涙ぐんでいました。二人揃って、俗にいうペットロス状態で一周忌がすめばもう一度家族を迎えたいと思って、この本を読みだしました。
まあ、しつけではなく、わんちゃんと一緒に楽しく暮らすための、共通の言葉、コミュニケーションの方法を知ることですな。

モモと同じ、ミニチュアダックスフンドのスムースのレッドで女の子・・・。
早く、新しい家族と出会えるのを願っています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする