ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

おうちで楽しむにほんのもてなし~広田千悦子

2022-01-09 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆

図書館で昨年末から気になっていた本。読むべき本が山積みにあったので遠慮してましたが、今日読んでさっそく読みました。絵がほっこりする可愛いくて優しい気分にさせてくれる。
まえがきにあるんですが、おもてなしという日本語の由来は、「うらおもての無い気持ちで」、または「何かをもって成し遂げる」ということからきてると。ゆえに。もてなしには、気持ちで相手を思いやる目には見えない部分と、実際に行動してかたちに表す目に見える部分の二つがあり、両方をあわせてどうぞと差し出すのが最高のおもてなし。

各項が「来客」や「訪問」だけではなく「家族」「室内」「庭」「食事」「装い」「手紙」に「遊び」と普段から一緒に暮らす家族から、日々の暮らしそのものをていねいに過ごすことが「おもてなし」と・・。

人がうれしいと自分もうれしい。
それを喜べる自分がまたうれしい。



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ごまめ自家製うどん・511~2022.01.08

2022-01-08 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・511~2022.01.08

“肉うどん”


やはり、ごまめの肉うどんは美味しおます、自画自賛。安定したおいしさ、甘さ控えめのお肉と、いつもよりは甘めを足したお出汁に多めの青ネギと七味唐辛子が映える。ほんと、美味しい自慢の一杯です。
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うすあおい岩かげ・青春詩集~北杜夫

2022-01-08 08:08:08 | 本の少し
☆☆☆

人はいくつの顔を持っているのか。私の文学好きにさせてくれた作家の一人に、北杜夫さんがいる。大好きな「どくとるマンボウ」シリーズは新刊を出るのを楽しみにすべて読みながらあの「楡家の人々」も読もうと16歳の時に挑戦、読む終わるまでに半年かかったのを思い出します 。

それでも難解だったのに、この詩集はそれにも増してわかりにくい、北杜夫さんの青春詩集、丁度私が生まれる3年から5年前の詩ですから、私が理解できないのも当たり前と居直っていますが、思いのほかじっくり時間かかりましたな。

でもこの本の装画、素敵だと思ってみると、山本容子さんのお仕事でおました。こんな小さな見っけうれしいもんでおますな。(ご報告でした)


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ごまめ自家製パスタ・510~2022.01.07

2022-01-07 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製パスタ・510~2022.01.07

“ナポリタンスパゲッティ”

日清の生麺のナポリタンを使って“ナポリタンスパゲッティ”をつくる。今までで一番上手にできたナポリタンではないか。硬くもなく柔らかすぎず、もっちりとしたあの懐かしのナポリタン。少しは昨晩のトマトソースは足しましたが全体に甘ったるいケチャップ味のナポリタン、これぞナポリタン。これは通常のパスタとはやはり別もんでおますな。「プッチンプリン」が「プディング」とは違うように、「洋食焼」が「お好み焼」とは別モノのように本流とは違ってもそれ自体が懐かしい、忘れられない味になってますな。

②、もう一品の“ロールキャベツ”
昨晩の残りのロールキャベツ、旨い。嫁さんのこれはイケまっせ。


③、NISSINのナポリタン
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父のビスコ~平松洋子

2022-01-07 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆☆

三つの話が微妙に絡み合った本。一つは食べ物に関するエッセイ。もう一つは父について、そして最後は生まれ育った倉敷について。そして、間にその倉敷の「旅館くらしき」の女将が出した私家版「倉敷川 流れるままに」の一部が原文のまま紹介されているが、これまた旅館女将物語のようでおもしろい。

介護施設に入っているお父さんにときには目先の変わったものと思い、デパートで松花弁当や焼き鳥を買って持っていくと箸が進まないので「なぜ」と聞くと「ここの生活には目新しいものはないほうがいいと思うとる」と胸に刺さる言葉が・・・。

そして、お父さんの具合が悪く延命治療の選択内容について、洋子さんが主治医から細かい確認を受けてるとき、看護師さんが近づいてきて主治医に渡した紙片には、メモの走り書きが「ビスコが食べたいそうです」。えっビスコ?あのビスコ?表へ飛び出し、あの赤い箱を買いに走ったそうです。

さて私が、最後に食べたいものは何なんでしょうか。「アーモンドチョコ」「甘納豆」「あんぱん」直ぐに買えるようにコンビニにあるものにしなければ、またまたこってり味の「鰻」とか食べつくしたであろう「うどん」とでも言うんでしょうか。

日々の生活は食と密接にかかわっていますな。







 
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ごまめ自家製うどん・509~2022.01.06

2022-01-06 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・509~2022.01.06

“かちんうどん”


お雑煮のお餅があるので、おうどんのなかに、京薄揚げと水菜と飾り蒲鉾、まだまだお正月気分から抜け出せませんな。

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真夜中の果物~加藤千恵

2022-01-06 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆

好きな歌人、加藤千恵さんの恋愛小説。37のショートストリーの後には短歌が一つ。でも、内容を知りすぎてしまって丸裸に、短歌の余韻が無くて、なぜか演歌の歌みたいに聞こえてしまう。同じ歌でも、「桜前線開架宣言」でその歌そのものを味わった時と印象が違うのは・・怖いですね。

短歌の深淵があらわになってますな。

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ごまめ自家製焼きそば・508~2022.01.05

2022-01-05 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製焼きそば・508~2022.01.05

“上海焼きそば”

もう新春五日目に、“上海焼きそば”でおますか。ニラが無いのでキャベツ細目のざく切りを入れたんですが、お味は旨いですが少し水っぽくなったのが要注意ですか。次は生卵でも落としてみたらどうなるのか試してみようかと・・・まあ、今までの経験では最後には原点に戻るような気がしますけど。

②、シマダヤの上海焼きそば


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矢印~松尾スズキ

2022-01-05 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆

なんとも後味の悪い小説。アル中の男に襲う妄想が物語になったような、意味不明の登場人物と意味不明の行動。心の病・・人と人を結びつけるもは何ですか。
私とは遠いところにあるお話でした。



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まこと屋・岸和田三田店~2022.01.04

2022-01-04 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
まこと屋・岸和田三田店~2022.01.04

“牛じゃんラーメン”

初詣での帰り、おせちにも飽きてこってりが食べたくなってらーめんを、嫁さんがラーメンとは珍しおます。家の近くまで帰って来てたので、道すがらの“ラーメンまこと屋”さんへ。前入った時はあっさり目の鶏らーめんだったんですが、今回は看板の“牛じゃんラーメン”を、牛骨白湯スープは豚骨ほどひつこくなくコクがありながらクリーミー、どこか牛乳を足したようでスキっとした濃厚さ。キクラゲも焼豚も旨く、もう一度食べたくなる、まあ癖になるラーメンでおますな。

②、唐揚げ
嫁さんが頼んだ唐揚げ、旨いが小ぶりで高め。


③、ラーメン・まこと屋・岸和田三田店
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岸城神社~2022.01.04

2022-01-04 10:10:10 | 街で
岸城神社~2022.01.04

コロナで三が日を避けて、今日初詣でに“岸城神社”さんへ、境内も人もまばら。
御神籤は第39番で吉、「こちらによくすれば あちらにわるく 右によくすれば左にわるく常に心の迷いあり 腹立やすい心を抑えて利欲をすて 驕りを戒めれば人望まし利益を得ます」 
利他の精神でおますな、でも言うは易く行うは難し、焦らず一つひとつ実行あるのみですな。



④、愛宕神社・岸和田荒神札

台所に荒神さんのお札を「火除け魔除けになって、第一に柱の節穴が隠れます」





⑧、御神籤は第39番で吉
「こちらによくすれば あちらにわるく 右によくすれば左にわるく常に心の迷いあり 腹立やすい心を抑えて利欲をすて 驕りを戒めれば人望まし利益を得ます」 

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簡単に暮らせ~ちゃくま

2022-01-04 04:04:04 | 本の少し
☆☆☆

新年に向かってシンプルに生きようと、買った本。内容は、持たない、溜めない、欲しがらない、思考をシンプルに、家事をシンプルに、時間をシンプルに、人間関係をシンプルに、「減らす」をシンプルに、「生活」をシンプルに、「着る」をシンプルに、持たない暮らしをしてみたら、と、ただし安心したのは、著者も本だけは紙の本が好きで中身を吸収するために、迷っわずに買う、必要なものは手元に置く、と本だけは解禁状態、良かったよかった。
ただ実行できてるのも多く、例えば、年賀状も裏表も手書き、筆記具とか食器とか気に入ったものに絞って最小限にする。
でも、ちゃくまさんは、ご自分の写真すべて捨てたそうですが、これだけは今もところ捨てられないですね。
でも、仕事を辞めると、スーツも革靴、ネクタイはもちろん靴下、ハンカチまでもそんなに要らないし、体は一つと痛感しています。

まあ、この一年手にしてないものは、捨てる候補ですな。
気に入ったものに囲まれて、シンプルに暮らす、今年は愛するモノを選りすぐる年にいたしましょう。


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ごまめ自家製うどん・507~2022.01.03

2022-01-03 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・507~2022.01.03

“きざみうどん”


ついに、普段のおうどんに近づいてきましたな。ちょっとおしゃれに薄揚げをカリりと焼いて水菜と正月用の蒲鉾と、そして京風に黒七味をかける。あっさりとしたした中に、どこか新春の匂いがちょっぴり漂う一杯になりました。
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思いがけず利他~中島岳志

2022-01-03 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆

コロナ危機によって、「利他」への関心が高まっています。ただし「利他」には様々の困難が伴います。偽善、負債、支配、利己性・・・。自己責任論が蔓延し、人間を生産性によって価値づける社会を打破する契機が訪れています。

今までの視点以外から物事を考える、「幻との付き合い方」「狐にだまされている」、健康な人でも幻視は存在します。主格を尊重する近代では、「幻」は「病」と捉え、その人を「患者」として社会から排除してきました。
料理家の土井善治さんも、「おいしいもの」を人間が作るという考えを否定し、「おいしさ」はやって来るもので「ご褒美」であると・・・。
そして、「ふいに」「ふと」「はたと」「やにわに」「たまさか」・・・この日本語の語彙の多さに、利他的世界と密着していると・・・。
また今の日本には、自己責任論という魔物が棲みついていると。菅義偉内閣は正々堂々と「共助」「公助」よりも「自助」を先に揚げ、自己責任を原則とした方針を示しました。コロナ禍において、基本的には国民任せになっています。
「利他」と「利己」、相反するようで、動機づけなので微妙にからみあっていると・・・。

この本、東京工業大学未来の人類研究センターの「利他プロジェクト」を進める過程で書かれたもの、新年に考えさせられる本から読み始めましたで。


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ごまめ自家製うどん・506~2022.01.02

2022-01-02 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・506~2022.01.02

“お雑煮うどん”


まさにお雑煮をおうどんに、おせちの残りにお餅を焼いて水菜を入れて炊く、そうそうお出汁は“本家きくや”さんのを使ってますので美味しいのは当たり前。常にこのお出汁が欲しいですな。

②、“本家きくや”さんのお出汁
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