6月15日(木)
タイサンボクはモクレン科モクレン属の常緑樹である。漢字で書けば「泰山木」。広島市南区の上柳橋と京橋の間の京橋川左岸緑地にその木が10本程植え込まれており、今その大きな花を咲かせている。私は、花が咲くまで、そこにタイサンボクの木がそんなに沢山あることに気付いていなかった。(ちょっと鈍感なんかなぁ!)北アメリカ南部が原産地で、日本には明治初期に持ち込まれ、庭木などに利用されている。俳句の夏の季語でもあり、日本社会に完全にとけこんだ樹といえる。
【写真上】こちらは、タイサンボクの花の蕾である。
【写真下】盛りをやや過ぎたタイサンボクの花。花は梢の高いところに咲く。